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NYマーケティングの取り組みや、業界の最新動向をお届けする代表ブログ。年内最後となる今回は、2024年の振り返りと新サービスの手応え、来年の展望などについてお話したいと思います。弊社のサービスをご利用いただく際に、コスパを最大化する方法もお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
また、弊社ではメディア運用に関するご相談や、一緒に働いてくれる仲間も随時募集しております。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
中川指名の案件と脱・属人化
NYマーケティングは、今年で4期目を迎えた会社です。1期目、2期目に関してはまだまだ売上も不安定で、ストックサン(※一定以上のスキルを持つフリーランスが集まる組織)に依存している部分もありました。
当時は「中川に相談したい」「中川に参加してほしい」というご依頼がほとんどでした。そうこうしているうちに、お客さまが数十件になり、1件あたりの売上も増えてきました。
私としては、会社を大きくすることだけが全てではないと考えていますが、やはり大きくしたいという願望もあります。事業規模を拡大するためには、業務を属人化させない方が良いと分かってはいるのですが、それもなかなか難しい状況でした。
それが4期目になった今年、ついに商談から受注まで私がノータッチで進められるようになったのです。もちろん、運用については私が裏側でサポートしますが、それでも2〜3件受注できたのは、大きな進歩です。
一方で、弊社の最大の強みについては、やはり私の経歴にあるのも事実です。実際、今期も「中川に入ってほしい」と言ってくださる大型案件のクライアントとの出会いもありました。
現在のところ、私を指名してくださる案件とそうでない案件は、半々ぐらいです。YouTube経由のお問い合わせや、大規模サイトに関するご相談については、私を指名して来られます。大規模サイトの場合は予算が大きく、その分やりがいもあるので、ご相談いただけることはありがたく思います。
今年を振り返る中でいろいろなクライアントがいらっしゃいましたが、結局のところSEOについては地道な取り組みが一番大切です。たくさんの施策がありますが「これをやれば順位がドンと上がる!」という秘策は無く、少しずつ改善していく中で上がるイメージです。
もちろん、明らかに弱点のあるサイトの場合は、そこを改善するだけで順位が上がるケースもあります。その場合はまずベースを整えて徹底的に見直し、それから微調整を続ける感じです。いずれにしても、やはりSEOは地道な取り組みが近道だと言えます。
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NYマーケティングでは「SEOでの成果に行き詰まっている」企業様に、SEOコンサルティングの支援をしています。まずはカジュアルにご相談ください!
⇒サービス紹介ページはこちら
新サービス「スポット調査」と「伴走支援」始動!
弊社ではもともとSEOのコンサルティングサービスを行っていましたが、今期から新たに「スポット調査」と「伴走支援」というサービスを追加しました。
以前から提供しているSEOコンサルティングには、月額30万・50万・70万という3つのプランがあります。金額を選べるとはいえ、毎月これだけ支払うとなると、依頼する側にとってはなかなかの予算になりますよね。そこで「そこまでの予算はかけられないけど、見て欲しい」という需要に対して導入したのが、次の2つのサービスです。
<スポット調査>
- SEOの成果が停滞している企業さま向け
- 1ヶ月のみのスポット支援
プラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
料金 | 500,000円 | 1,000,000円 |
内容 | ミーティングでの打ち合わせSEO課題のボトルネック調査改善施策のリストアップ改善施策の投資対効果の見立て | ミーティングでの打ち合わせSEO課題のボトルネック調査改善施策のリストアップ改善施策の投資対効果の見立て具体的な改善指示書の作成・提案 |
詳しくはこちらのサービスページもご覧ください。
SEOスポット調査・リニューアルSEO | NYマーケティング株式会社
<伴走支援>
- SEOの成果に行き詰っている企業さま向け
- 中長期を前提とする伴走支援
プラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|
料金 | 100,000円/月 | 250,000円/月 |
内容 | 1時間のミーティング×2回チャットでの質問回答 | 1時間のミーティング×2回リサーチ調査(5~7項目)チャットでの質問回答 |
詳しくはこちらのサービスページもご覧ください。
こちらの2つの新サービスは「予算は多く出せないし、社内にSEO担当もいるけどプロに見てもらいたい」というニーズに応えるために作ったサービスですが、結果的に今期新たに受注したのは、半分くらいがこれらのサービスでした。
スポット調査で膿を出し切る
スポット調査では、キックオフのミーティングでいろいろな質問をさせていただき、それに基づいた調査をして課題を全て洗い出し、納品時に細かい結果をお伝えするという流れです。最初から伴走支援をしてもいいのですが、現状把握にはそれなりの時間がかかります。
また、伴走支援はあくまでクライアントから質問をもらってそれに答えるスタイルで、弊社からは能動的な調査をしない分、安くなっています。そのため、まずはスポット調査で現状を把握して膿を出し切り、次に伴走支援をご利用いただくのが理想的です。
スポット調査では、サイトを「外部」「内部」「コンテンツ」の3つの軸に分けて見ます。
外部SEOで見る主なポイントは、被リンクやドメインパワーです。被リンクが少ない場合はどこに被リンク営業をすればいいか、ドメインパワーは競合他社と比べてどうか、などをお伝えします。
また、内部SEOはNYマーケティングが最も得意としている分野です。施策を上げればきりがありませんが、内部リンクやコンバージョンレートを見ます。最近はオウンドメディア運用にも力を入れているので、そのジャンルにおける流入キーワードの話もします。
最後は、コンテンツの質です。これらを詳しく見ていくと、最低でも20〜30ぐらいの課題が出てきます。
スポット調査でクライアントにご対応いただくのは、Googleアナリティクスをはじめとする分析ツールの権限をもらったり、こちらの質問に答えてもらったりする程度です。大規模サイトの場合はWEBサーバーのログがあるのでそれももらって、Googleクローラーのアクセス状況も見ます。
スポット調査の費用はスタンダードプランだと50万円で、調査で明らかになった課題を一覧でお渡ししています。大規模サイトの場合はプレミアムプランで100万円になりますが、見る範囲が広くなり、課題の一覧に加えて、解決するための具体的な指示書もついてくるのが特徴です。
スポット調査は既存のお客さまにもおすすめ
スポット調査は、すでに弊社をご利用いただいているお客さまにもおすすめです。実際、これまで1年ほど伴走支援をしている企業さまから「1月に予算が出るので調査してほしい」というご依頼をいただきました。
通常のコンサルティングを長期的に継続すると、月50万円×12ヶ月で年間600万円のコストがかかります。プロに見てほしいけど、そこまでの予算はかけられないという企業さまも多いのではないでしょうか。
スポット調査に関しても、大手や中堅のSEO会社に頼むと軽く150〜200万円はかかります。その点、弊社はミニマム50万円からお受けできますし、そもそも私よりSEOのレベルが高い人は、そんなにいないと自負しています。弊社の場合は必ず私が見るので、絶対にうちに頼んだ方がいいと思いますよ。
過去には、こんなお客さまもいらっしゃいます。もともとコンサルティングをしていた企業さまで、成果はかなり出ていました。一旦、途中で予算が出なくなったので「月1回のミーティングによる相談のみで月額5万円」という特別プランで継続となりました。
しばらくして「また予算がつくようになった。今度はもっと伸ばしたいので積極的な提案も欲しい」というご連絡をいただき、50万円のスポット調査をご利用いただくことになったのです。
50万円は決して小さな金額ではありませんが、一般的なSEOコンサルティングを頼むと、最低でも月30万円が半年〜1年ぐらいはかかります。年間にすると180万円以上になってくることを考えると、やはり単発で50万円で見てもらうのはすごく良いと思います。集中的に課題を洗い出してお伝えしたうえで、あとはクライアントで全部やるのか、伴走支援で継続するのかをお選びいただけるのがメリットです。
今年最大のテーマは「オウンドメディアのフレームワーク」
NYマーケティングの今年最大のテーマは、「オウンドメディアのフレームワーク」でした。これは、オウンドメディアの運用を誰でも成功させられるよう、私の知見を体系化しようという取り組みです。
フレームワークの具体的な内容や展望については、10月の社長ブログでもお話していますのであわせてご覧ください。
これまで時間をかけて準備してきましたが、80〜90%ぐらいの内容が固まって、いよいよサービスを開始できるところまできました。
実は、既存のお客さまについては一部導入しているところもあり、これから拡大していく予定です。ただ、新規のお客さまについては、スポット調査でフレームワークを使うことはできません。まずは現状の分析と定義をして、データ計測の準備をしたうえで、データを溜めてから分析する必要があるためです。
現状のスポット調査とフレームワークを組み合わせると、計測の準備までは1ヶ月ほどでできると思いますが、今の料金でできるかは検討段階です。データが溜まってから分析なので、その後は、自社で運用してもらうのか、それとも伴走支援でやるのか、といったところですね。
今年から始めた自社メディア「プライベートサロンナビ」
今年の弊社の取り組みとして、自社メディア「プライベートサロンナビ」のオープンもありました。エステやリラクゼーションサロンなど、個人サロン限定で掲載するポータルサイトです。
2月のサイトオープンから1年弱、頑張って運用してきましたが、現時点での売上は完全な0円です。むしろ、投資という意味では600万円くらい使っているため、事業で言うと600万円の赤字になっています。本当は来年2月から課金したいと思っていましたが、それも難しそうです。これについては、別の事業がきちんと収益化できているため、急ぐ必要はないと考えています。
ただ、1年の運用でGoogleからの流入という意味では順調に増えています。月6,000ユーザーぐらいの流入があり、コンバージョンとしている「予約ボタン」も10%ぐらいが押してくれている状況です。
ここで少し、「プライベートサロンナビ」について紹介させてください。このサイトでは、「本掲載」と「簡易掲載」という2つの掲載プランを用意しています。本掲載は、きちんとお店の方にインタビューして、写真付きでリッチなページを作ります。一方の簡易掲載では、特にお店の方に取材せず、我々がWEB上の情報をかき集めて、店舗情報と説明文をAIで作って載せるという形です。
残念なことに、今は応募の7割以上が簡易掲載に集中しています。簡易掲載は、お店の方も掲載されていることを知らないので、「なんか問い合わせがくるな」という状態です。
もはやボランティアのような感じになっていますが、これも仕方のないことです。というのも、現状では本掲載が150店舗、簡易掲載が2,000店舗ほどになっているためです。エリアによっては本掲載が無いエリアもあり、簡易掲載の店舗に流れてしまうのは当然のことと言えます。
ただ、そうは言っても本掲載に応募してもらえるような施策を打たなければなりません。いろいろやっていますが、本掲載の店舗で予約ボタンを押すのは、平均すると1店舗あたり2ユーザーぐらいです。そのうち1人ぐらいは来店していると思いますが、これでは店舗の方も効果を実感できませんし、掲載料金もいただけません。
そこで、大きく3つのことを試してみました。
1つめは、簡易掲載のページの予約ボタンを消すことです。簡易掲載の店舗で予約ができなければ、本掲載の店舗に流れるかなと考えました。少しは増えたようですが、あまり効果は見られず難しいところです。
2つめは、「悩み別検索」の実装です。今までも「エステ × 名古屋」のように、ジャンルとエリアによる検索機能はありました。ここに「五十肩」や「腰痛」といった悩み別の検索ワードも追加して、本掲載の店舗に誘導する形です。まだ先週実装したばかりなので、効果が出ればいいなと思っています。
3つめは、「カレンダー機能」の実装です。こちらは、これから実装しようという段階ですが、店舗に「プライベートサロンナビ」の集客効果を実感してもらうための施策です。現状では、WEB上で予約ボタンを押すとホームページやホットペッパー、LINEに飛ぶ仕組みになっています。この方法だと、店舗側には弊社サイトの効果が伝わりません。
そこで、「プライベートサロンナビ」上で予約ができるカレンダー機能を実装しようと考えています。アンケートを取ったところ、6〜7割の方がカレンダー機能を利用したいと回答されたので、実現できればうちのサイトからの予約が明確になります。店舗の方に効果を実感してもらえれば、掲載料も月5,000円ぐらいは払っていただけるかなと考えているところです。
新規メディアについては、毎月数字を見ながらどうしようかと悩み続けています。もちろん、このメディアばかりに時間や予算を割くわけにはいかないのも現実です。
Googleの評価には時間がかかるので、急いだところで急にアクセスが増えることはありません。領域的にもすごく儲かる事業ではなく、大手や中堅の競合も参入して来ないので、地道に育てるしかないと考えています。
次なる目標はSEOツールのリリース
実は、2025年の春頃を目標に、SEOツールの利用サービスを作ろうと考えています。具体的にはGoogleアナリティクスやサーチコンソールといったSEOツールを繋いで、SaaSのような形で数値を自動更新して管理できるツールを作成中です。
現状では、分析ツールで得られるデータを、全てスプレッドシートに手で入力して管理しています。新しいツールが完成すれば、画面を開くだけで先月のレポートが見られて、課題も分かるようになる予定です。
クライアントの状況によって、ツールを使って自分で対策してもらってもいいですし、不安であれば弊社のコンサルタントが伴走支援するのもいいと思います。春頃にはベータ版を運用して、来期を迎える6月には正式リリースできればと考えています。
振り返りのまとめとお知らせ
2024年は、新サービスの開始やオウンドメディアのフレームワーク、プライベートサロンナビのサイトオープンと、さまざまなことに挑戦した1年でした。
もちろん、従来のSEO支援も継続中です。特に今年は、11月・12月と立て続けにGoogleコアアップデートがあったのが印象的でした。このようなケースは初めてなので、いろいろなサイトで変動があったと思います。
これから年始にかけて「順位が下がった、どうしよう!」と悩む経営者やマーケティング担当者も増えるのではないでしょうか。そのような方にはぜひ、弊社にご相談いただきたいと思います。
もし、「中川ってどんな人物なのだろう」と思っている方がいらっしゃいましたら、こちらの密着動画をご覧ください。
【一日密着】トップSEOコンサルタントの仕事に密着/NYマーケティング株式会社・中川裕貴
弊社ではこのようなドキュメンタリー動画の制作も承っておりますので、メディア運営とあわせて、みなさまからのお問い合わせをお待ちしております!