高卒でプログラマーになりたい人が知っておきたい6つのこと

最近ニュースや新聞などでよく「プログラマーの人手不足」が取り上げられていますよね。そういう話を聞くと「今からでも目指して大丈夫なのかな?」「自分でもできるかな。」と思う人も多いのではないでしょうか。

実際、プログラマーは足りていません。2030年には79万人ものプログラマーが不足するという試算が出ています。日々の情報の流通量を見ても、これからどんどんプログラマーが必要となる未来が見えてきます。

そして、プログラマーの世界は実力主義。高卒であろうとなんであろうと誰でもプログラマーへの門戸は開かれています。プログラム自体は誰でも「やればできます」。そして、「やろう」と思い立ったのであれば、すでにもうそのスタート地点に立つことができているのです。

そもそも高卒でプログラマーになれるのか。

高卒でもプログラマーになれます。最初から言い切ってしまいましたが、高卒でもプログラマーになれる理由について説明していきます。

高卒ということが社会で持つ意味

高卒であるということは世間一般にはマイナスで受け止められることも多いです。勉強が嫌いであったり、我慢強くないといったような印象を与えがちだと思います。何もあなたが弁解をしなければ、ネガティブな印象を与えることは避けられません。

相手の不安を払拭すること

ただそういったネガティブな印象は自分自身の努力によって払拭することができます。勉強嫌いのイメージがあるのであれば、プログラミングの勉強をすることによって、もしくはしていることを示すことによって払拭することができます。

プログラミングスクール等に所属することによって前向きに努力する姿勢を示すことができるでしょう。

またすでに就業経験がある場合には、それによって勤勉さを示すことができます。何も言わずにわかってもらえる、というようなことはありえません。多少のハッタリは大丈夫です。

プログラマーに限らず社会に出れば、きちんと自己主張をすることが必要です。

若さは武器となる

人間誰しも自分がわからないことに対して過大評価をしがちです。高卒の人は大学に行っている人は多くのことを学んでいるように感じるのではないでしょうか。

けれど、実際に大学に行って真面目に勉学に励むような人はほんの一部だけです。大卒の就職の場でも、人事担当はその辺りを心得ており、聞くことは「バイト経験」や「サークル経験」だけ、というようなこともよくある話です。

明確な目的意識があれば、大卒よりも若い高卒の方が有利ということはよくある話なのです。考え方の柔軟性、物事へのこだわりの低さは若さならではもの。若いということが大きな武器になるのです。

高卒でもプログラマーとして出世はできる? 能力的には大卒に劣らない?

高卒でもプログラマーとして出世できます。なぜなら学歴がものをいう世界ではないからです。

実力主義社会

プログラマーの世界は実力で決まります。日本の社会はまだ学歴社会、年功序列が根強いのに対して、プログラマーは実力で戦える部分が多いのです。

そして、その実力はどのくらいコードを書くかで決まってきます。書けば書くほど能力が上がるそんな世界なのです。

いかに好きになれるかで能力が決まる

書けば書くほど能力が上がるということは、プログラミング自体が好きかどうかで能力が決まるということを意味します。

「家では一行もコードを書きたくない!」 そんな人よりも趣味でもコードを書いています、という人の方が当然能力はどんどん上がっていきます。

だから、能力は大卒、高卒に左右されるものではありません。好きか嫌いかで決まるのです。

自分自身がコードを書くことが好きで、どんどん挑戦していっているのに高卒を理由に評価されないのであれば、そこから抜け出すことも選択肢の一つとなるでしょう。

※能力は大卒、高卒関係ない
※今いるところが高卒を理由に評価してくれないのであれば、スキルアップをして飛び出すのもあり

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高卒でプログラマーになるための勉強方法

高卒でプログラマーになる勉強方法は色々あります。今ならYouTubeで無料の講義を受けることもできます。Qiitaなどを見れば色々な疑問が解決できますし、何か困った時にはteratailといったプログラマー御用達の親切な質問サイトもあります。書籍も充実しているので、書籍を購入するのもいいでしょう。

無料の動画、質問サイト、書籍などを利用して自分で勉強することができます。

プログラミングスクールという選択肢

上記で挙げた無料のツール以外にもプログラミングスクールという選択肢もあります。無料のツールが充実しているのに有料のプログラミングスクールがよく選ばれるのには理由があります。

まず、独学はモチベーションの維持が難しいということです。自分だけで勉強していると途中でやめたくなる日が誰でも一度ならずとやってきます。そんなときプログラミングスクールを選んでいれば、励ましてくれる人がいます。また、最初にお金を払っているということが力となって継続することができます。

また独学は勉強スケジュールが立てにくいです。実務経験がない分、独学だと不必要に深いところに立ち入ってしまうこともあり、「仕事を見つける」という目的から遠ざかってしまうこともよくあります。

自分自身の性格や傾向を考えつつ、うまくプログラミングスクールを利用することも考えてみましょう。

高卒にとって、大企業と中小企業どちらの居心地がいい?

大企業ではプログラマー自体の数が減りつつある

高卒で大企業を選ぶのはあまり良い選択肢とは言えません。そもそも入れる可能性が低く、かつ出世もしにくいからです。

また大企業ではコードを書く人はそんなにいません。下請け企業に任せてしまったり、海外に発注してしまったりします。そして、大企業では、コードを書く人よりも営業の方が強いという力関係があります。そういった世界ではどうしても、高卒より大卒の方が重宝されてしまうのです。

選ぶのは中小企業

コードを書かせてもらえるのは中小企業の方が断然多いです。となるとプログラマーとして実力を磨くという目的に合っているのは中小企業ということになります。ネームバリューよりも実際にどのようなことをしているのかに注目してみましょう。

高卒はブラック企業で我慢すべき?

きちんと調べること

仕事を探すときにはきちんとした調査が必要です。不自然な高待遇や高給はおかしいと思うべきです。結局美味しい話はそうはありません。

多少のブラックもコードを書かせてくれるのなら我慢してもいいかもしれない

ただ、ブラックっぽいからといって、なんでも避けるのが良いとも限りません。多少ブラックでもコードを書かせてもらえるのであれば、修行と思って就職を決めるのもいいでしょう。どこまでが妥協できるのか自分の中で線引きをすることが必要です。

辞めても大丈夫

とはいっても、高卒で初めての就職だったりする場合には、自分の中での妥協点を見つけることが難しいこともあります。

そういったとき、入ってからどうしても難しいような場合は無理をしないうちに辞めてしまっても大丈夫です。プログラマーは人手不足。他にもあなたを必要としている会社はたくさんあります。「一度勤めたら最低でも3年・・・」などというルールを自分自身に課さずに、サクッと次へ飛び移ってしまいましょう。

高卒プログラマーへの転職は厳しい?

高卒で他のことを仕事にしてきた場合でもプログラマーになることはできます。

それまでの経験が有無をいう

今まで何をしてきて、どう今後に繋げられるかのビジョンを語れるようになりましょう。今までの経験が何かしらの役に立つはずです。

20代ならそれでも大丈夫

もし何も語れるようなことがなくても、20代までならやる気と熱意を見せれば大丈夫です。

「プログラミングをやりたい。そう思ったので今勉強をしている」
「プログラミングの世界で身を立てたい」

そういった熱意を伝えましょう。若いということはそれだけ時間と伸び代があるということです。卑屈になる必要はありません。

30代は高スキルが求められる

30代は残念ながら熱意と情熱だけで仕事を見つけるのは難しいでしょう。20代のようにやる気を見せつければ大丈夫、というわけにはいきません。

それなりにコードが書けることを証明しなければいけません。そういった意味では、ポートフォリオなど、それなりに成果物を用意しておく必要があります。プログラミングスクールなどでそこまでフォローしてもらうというのも一つの手となります。

また他業種からの転職の場合は、他の職種で得られた経験を認められることにより、設計や営業といったプログラミングとは違うスキルを発揮することを求められることが往々にしてあることも理解しておきましょう。

高卒プログラマーの年収は低い?

大卒も低い

高卒は年収が低いのではないか、と不安に思うかもしれません。残念ですが、プログラマーの年収は大卒であろうと総じて高いとは言えないのが現実です。日本のIT業界はコードを書く人よりも営業や管理監督する人の方が給与は高いシステムとなっています。

ただ、プログラマーになると決めたのであれば、プログラマーに夢があると思うのであれば、目先の給与だけに捉われる必要はありません。プログラミングができれば、海外でも仕事ができます。実力一つでどこにいても、仕事を取ることができます。

実力がつけば、どこかの会社に所属することなく多くの収入を得ることができるのです。将来的な成長性を考えるのであれば、短期的な給与面を気にすることなくプログラミングに集中して取り組むことが実り多いでしょう。

まとめ

プログラミングの世界は高卒でも大丈夫です。実力世界なので、できるのであれば誰でも歓迎されます。

プログラミング自体は最初は難しいと感じるかもしれません。けれども社会に出たら全てのことが勉強です。そんな中「プログラミングをやってみたい」という気持ちがあるのであれば、トライする価値が十分にあります。

なぜなら、もしプログラミングを含めたシステムの仕事をしてみて「思っていたものと違う」「これは私には向いていない」と思った場合でも、プログラミングおよびシステムをしていた経験は必ず活きてくるからです。どこの会社もIT人材が不足しています。そのため、IT業界経験者はどこでも重宝されます。

「やってみたい」その気持ち自体が宝物です。「やりたくない」という人も多いものですから。そういう気持ちを持つことができたのなら、一度は挑戦する価値があります。