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「meta refresh(メタリフレッシュ)」とはHTMLタグの一種で、設定することでユーザーを任意のページにリダイレクトさせられます。
この記事では、meta refreshの概要と設置手順、使用する際の注意点について詳しくご紹介します。
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meta refreshとは?
「meta refresh(メタリフレッシュ)」とは、ページを訪れたユーザーを任意のページへ移動させることができるメタタグです。
サイトをhttps化したときやドメインを変更したときなど、以前のページから新しいページへユーザーをリダイレクトするために主に利用されます。
meta refreshを設置することで新しいURLへ自動で移行するため、ブックマーク等により以前のURLにアクセスしたユーザーの混乱を防ぐことにつながります。
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meta refreshの設置手順
meta refreshの設置は簡単です。設置した後は、正しくリダイレクトされているかの確認も行いましょう。
1.meta refreshのhtml記述方法
meta refreshは以下のように記述します。
<meta http-equiv=”refresh” content=”秒数;URL=URL”>
上記記述の「秒数」部分に数字を入力することで、リダイレクトするまでの秒数を指定することができます。「URL”」の箇所には、ユーザーを移動させる先のサイトURLを記述しましょう。
<meta http-equiv=”refresh” content=”20;URL=https://ny-marketing.co.jp/”>
例えば上記の例の場合、ユーザーがページにアクセスしてから20秒経つと「https://ny-marketing.co.jp/」というURLへ自動で移行します。
ただし、リダイレクトまでの時間が長くなるとユーザーの離脱につながるため、「0秒」に設定するのが一般的です。
2.meta refreshの記述位置
meta refreshは、headタグ内に記載します。
<head></head>で囲まれた場所であればどこに記述しても問題ありませんが、</head>の直前に記載しておくとわかりやすいでしょう。
3.meta refreshによってリダイレクトされているかを確認する方法
meta refreshが機能しているかどうかの確認方法として、ブラウザのアドレスバーにURLを直接入力し、リダイレクトさせたいページが表示されれば基本的には問題ありません。
とはいえ、検索エンジンにも正しくリダイレクトを処理してもらうため、見た目上の確認だけでなく、ステータスコードもチェックしておいたほうが無難です。
ステータスコードの確認には、Google Chromeのデベロッパーツールを利用しましょう。
確認方法は以下のとおりです。
- 右クリック→検証をクリックし、Networkタブを選択
- Networkタブ内の「Preserve log」にチェック
- ブラウザのアドレスバーにリダイレクト前のサイトURLを入力
- ログのチェック後、「200」「ページに成功したHTTPステータスコードがあります」「正常に処理が完了」などの表示がされればリダイレクト済み
リダイレクトが失敗している場合は、「404」「400」「500」といった表示がされます。
その他Google Chromeの拡張機能「Redirect Path」でも確認できるため、使いやすいものでチェックしましょう。
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meta refreshのSEOへの影響
meta refreshは簡単に設置できるため便利ですが、リダイレクト先のサイト・URLにSEO評価が引き継がれる保証はなく、インデックスされない可能性もあります。Googleもmeta refreshの使用を推奨しておらず、ジョン・ミューラー氏もフォーラムで言及しています。
また、W3Cでもmeta refreshの使用は推奨されていません。そのため、セマンティックWebの観点から、クローラーがリダイレクトを正常に処理できない可能性があります。
meta refreshを設置する際の注意点
ページのリダイレクト処理を行う際には、下記の内容を理解したうえでmeta refreshを使用するようにしましょう。
基本的には301/302リダイレクトを利用する
リダイレクトを目的とする場合は、meta refreshよりも301/302リダイレクトの利用がおすすめです。301リダイレクトとは「半永久的なリダイレクト」、302リダイレクトとは「一時的なリダイレクト」のことを指します。
301/302リダイレクトを使用することで、移行前のページのSEO評価を引き継ぐことができます。また、移行前のページを残しておかなくてもリダイレクトできるため、meta refreshよりも使い勝手が良いです。
ただし、301/302リダイレクトは「.htaccess」というファイルに記述しないといけないため、無料のホームページやブログの使用者によっては設置できないケースがあります。
その場合は、0秒設定のmeta refresh&rel=”canonical”タグを使うことで、301/302リダイレクトに近い効果を得られますが、SEO評価を引き継ぐ保証はありません。
ユーザビリティを下げる可能性がある
meta refreshで20秒や30秒など一定の秒数指定をする場合、ユーザビリティを下げる可能性があります。ユーザーがページを開いてコンテンツを読み始めた場合、途中で移転先のページURLに飛んでしまう可能性があるからです。
ユーザビリティを下げないためにも、meta refreshを使用する際は秒数指定を0秒にしておいたほうが良いでしょう。
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meta refreshを使用する場面
meta refreshはGoogleやW3Cから推奨されていないため、基本的には使わないのが無難です。
リダイレクトを行いたい場合は、SEO評価を引き継ぐ301/302リダイレクトを使用しましょう。
meta refreshを使用する場面として、主に以下の2つが挙げられます。
301/302リダイレクトが利用できない場合
301/302リダイレクトは「.htaccess」に記述する必要があるため、無料ブログなどファイルを編集できない場合はmeta refreshを使うしかありません。
WordPressを利用していて「.htaccess」が編集できない場合は、プラグインでも301/302リダイレクトを行うことができます。
meta refreshの使用は、301/302リダイレクトが利用できない場合の最終手段として捉えておきましょう。
クッションページを作成する場合
meta refreshはSEO評価を引き継ぐ保証はありませんが、SEOが関係ないページであれば使用しても問題ないと言えます。
例えば、効果を計測するためのクッションページなどです。
301/302リダイレクトを利用しても良いですが、meta refreshのほうが手軽に設置できるため、クッションページのリダイレクトには適していると言えるでしょう。
meta refreshは状況によって使い分けよう!
meta refreshを利用することで、サイトに訪れたユーザーを任意のURLへ移動させることができます。
しかし、SEO効果を引き継ぐ保証はないため、meta refreshよりも301/302リダイレクトの使用がおすすめです。
meta refreshは301/302リダイレクトが使えない場合の最終手段として押さえておきましょう。
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