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この記事では2023年最新のSEO対策について、2022年のアップデートやSEOトレンドから解説します。
結論、「EEATに関する各施策」「EEATのExperience(経験)に対応したコンテンツの独自性」「さまざまな検索手法に対応するコンテンツの多様性」が大切です。
この記事を書いたのは、SEO歴14年のNYマーケティング代表中川です。以下の動画でもこの記事について話していますので、動画も併せてご覧ください。
2022年のSEOトレンドを振り返る
2022年は以下のトピックがありました。1つずつ振り返っていきましょう。
- コアアルゴリズムアップデート
- ヘルプフルコンテンツシステムの日本適用
- リンクスパムアップデート
- EEAT
- AIライティング
コアアルゴリズムアップデート
コアアップデートは毎年実施されますが、主な目的は「Googleの穴を見つけてハックしているサイトへの調整」が大きいです。
アフィリエイターやブラックハットSEOを推し進めているSEO業者は、Googleの穴を見つけて順位が上がる施策をしています。
昨今では、ドメイン貸しで強いドメインの配下にメディアを作り順位を上げる手法が流行っていましたが、Googleはこれに対応するためにドメイン評価の比重を下げる調整をしています。
ドメイン貸しで順位下落が顕著なのは、メインのドメインのテーマと関係ないテーマのメディアが多いです。(これらは手動ペナルティで順位下落する対象にもなります)
ヘルプフルコンテンツシステムの日本適用
ヘルプフルコンテンツシステムとは、ユーザーの役に立つ・満足度の高いコンテンツを高く評価する仕組みです。
ユーザーに役に立つ、満足度の高いコンテンツは、ユーザーの検索行動を終了させます。逆に役に立たないコンテンツでは、ユーザーはGoogle検索結果に戻り、再度検索行動を行います。Googleは、これらのシグナルをもとにコンテンツの質を判断しています。
この評価の対象は、ページ単位ではなくサイト単位です。上記のような低評価・低品質のページがサイト全体で多いと、サイト全体で評価がダウンします。よって、特にECサイトやポータルサイトなどの中規模・大規模サイトでは、低品質ページのメンテナンスがマストとなります。
スパムアップデート
こちらも毎年実施されるアップデートです。
スパムポリシーに違反しているサイトへの調整が毎年行われています。
リンクスパム、無断コピーコンテンツ、自動生成コンテンツなど、Googleをハックして検索順位を上げようとする行為が調整の対象となります。
AIライティング(GTP-3)
OpenAI社のGTP-3など、AIによるライティングクオリティはかなり上がってきています。
ただし、記事作成のリサーチや、ライティングのサポート程度なら使えますが、AIが作った記事をそのまま使用することは非推奨です。
なぜなら、EEATでGoogleはE(経験)が重要と言及していますが、AIが書いた記事では経験を含めることができません。AIが書いた記事は参考程度にし、執筆者の経験や独自の見解を含めた記事にする必要があります。
EEAT
EATとは専門性、権威性、信頼性の頭文字です。Googleのアルゴリズムでは、外部要因(被リンク、サイテーション)、内部要因(情報の網羅性、運営者情報)でEATを評価しています。
GoogleはこのEATにE(経験)を加えることを2022年に発表しました。
コンテンツ制作者がその分野においてどれくらい「経験」しているかが問われます。
経験については、コンテンツ内容や執筆者プロフィールの権威性・専門性をGoogleは評価していると考えられます。
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2022年NYマーケティングの効果的だった施策を振り返る
弊社では、自社サイト、クライアントサイトを含め、多数のサイトでSEO対策を実施しています。その中で特に、EATの外部評価であるドメインパワー向上とコンテンツ制作で大きな成果が見られました。
ドメインパワー事例
被リンク営業をした結果、以下のような成果が見られました。
①サイト全体の順位がUP
∟1ページ内での順位UP&圏外KWの多くがランクインし始める
∟被リンク営業だけで半年でUU2倍
②インデックスされていなかった記事が多数インデックスされる
コンテンツ制作事例
独自性(現場の方の意見・経験)を取り入れたコンテンツで大きな成果が得られました。
弊社では、特に専門性が高いテーマに関しては、クライアントの現場の方と一緒に制作を進めています。弊社に丸投げではなく、クライアントの詳しい方にがっつり入ってもらうフローにすることで、EEATのE(経験)が十分に入り、Googleから高い評価を得ています。
この手法はEEATが発表される前から実施していましたが、特に最近では専門性が高いBtoBの分野で顕著に結果が出ています。
2023年は引き続きドメインパワー大事(EEATの外部評価)
前項の成果で見てわかるように、相変わらずドメインパワーは超重要です。ドメインパワー(DR、DA)が低いと話になりません。
コンテンツの評価比重が高まっているとはいえ、土台としてドメインパワーがないとSEOではほぼ勝てないのです。
ドメインパワーを上げる施策
①作為的な被リンク(サイテーション含む)
LinkdIn、NewsPicksなど登録すれば獲得できるサイトがあるため、初期のフェーズでは実施することを推奨します。
②自然発生の被リンク
「良いコンテンツを作成していれば自然と被リンクを獲得できる」という話はよく聞きますが、まずは上位表示されて露出を高めないといけないため、自然発生は初期フェーズのあとの話になります。
初期フェーズでドメインパワーを高めておくことで、ページが上位に表示され閲覧者が増えます。その閲覧者の中の一部の人がTwitterでシェアしてくれたり、自身のサイトで紹介してくれることで自然な被リンクに繋がります。
③結論、どんな被リンクが大事か
関連性のあるサイトを中心に、幅広いサイトから被リンクを集めることが大事…というのが持論ですが、その中でもどんな被リンクが大事かを言語化してみました。
結論「CVするかどうか」です。以下の計算式の各要素が高いことが重要になります。
CVするリンク(意味のある被リンク)= DRが高い×関連性が高い×リーズナブルサーファーモデル
CVするということは、「ターゲットが自サイトと同一=関連性が高い」「被リンク元ページの閲覧数が多い=DRが高い」「そのリンクがよくクリックされる=リーズナブルサーファーモデル」の3つの要素が考えられます。
被リンクの評価アルゴリズムは年々精度が高まっているため、最終的には、DRの高い関連性のないサイトに貼られててもクリックされない、回遊しない、CVしない、そういう被リンクの価値は低くなると考えています。
2023年はEEATを網羅したコンテンツ制作が必要
ここまで随所で説明してきた通り、EEATのE(経験)、E(専門性)、A(権威性)、T(信頼性)のすべてを満たすサイト作り、コンテンツ制作が必要となります。
①E(経験)、独自性、多様性について
実績に基づいた具体例を書いている記事が、EEAT基準で評価されています。実績に基づいた内容は、独自性も自然と出るため、QDDの観点でも上位に表示されやすい記事が完成します。
独自性という観点では、画像や動画も評価対象となります。他サイトよりわかりやすい図解やグラフを作成したり、よりわかりやすく解説した動画を記事に埋め込むことで、その記事の独自性は上がっていきます。
また、画像や動画コンテンツを制作することで、コンテンツの多様性が向上します。昨今のユーザーの検索行動では、画像から検索したり、動画から検索するなどバーティカル検索が当たり前となりました。多様なコンテンツを準備しておくことで露出機会が増え、サイト訪問者の増加へ繋がります。
②E-A-Tについても強化
E-A-Tは主に外部評価、内部評価があります。
①外部評価:被リンク、サイテーションでの専門性、信頼性、権威性
②内部評価:執筆者・監修者表示で信頼性・権威性、コンテンツの質、網羅性で専門性
①外部評価
サイト保持者、記事執筆者の企業・個人がWeb上でどれだけの評価、信頼性を持っているかがポイントになります。
SNS、Wikipedia掲載、ナレッジパネル掲載、論文、出版などを実施することで評価ポイントは高まっていきます。
それらのページ上での言及、被リンクが評価されます。
②内部評価
執筆者・監修者を記事ページに表示するのは、当たり前になりました。また、編集者や執筆者情報ページ、運営会社情報ページの充実も必要です。編集者・執筆者のプロフィールには、過去の経歴や保持している資格など、記事のテーマに関して信頼性・権威性が高まる項目はすべて入れましょう。
一方、専門性の観点では、テーマに対して幅広いキーワードで記事を作れているかが評価されます。網羅的に記事を制作するのはもちろんですが、それらが互いに関連し合い、1つのトピックとしてまとめて評価されるために内部リンク設計も重要です。トピッククラスターを用いてキーワードを網羅し、内部リンクも漏れなく貼ることを徹底しましょう。
NYマーケティングは以前からEEATを意識してやっていた!
弊社NYマーケティングでは、多数の企業様のオウンドメディア支援をさせていただいていますが、EEATの傾向を1年以上前から感じていました。正直、EEATの発表に驚いていません。
弊社では記事制作を支援する体制にこだわっており、弊社側のライター・ディレクター・PMの強化はもちろんのこと、クライアント側の詳しい方や、必要に応じて外部の専門家をアサインして、ヒアリングや監修を徹底しています。
外注に丸投げで記事制作を依頼している企業や、クラウドソーシングの適当なライターに任せている企業様は、今が制作体制を見直すタイミングです。
Googleとユーザーが求める記事を制作するため、EEATや独自性・多様性のある記事を制作するために、正しい体制で正しいフローの構築をしましょう。
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