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noindexとnofollowを設定するときは、正しい使い分けが必要です。
使い方を間違えると、必要なページがインデックスされない、かつ検索順位が大幅に下がるといった事態を招きます。
当記事では、noindexとnofollowの違いに触れながら、適切な設置方法を具体的に解説します。
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noindexとは
noindexとは、特定のページをインデックスさせないために設定するメタタグのことです。
noindexを設定したページは、検索結果画面には表示されなくなります。
以下のようなページには、noindexを設定するのがおすすめです。
- 検索結果に表示させたくないページ
- 質が低いページ
- URLが正規化されていない重複ページ
上記のようなページがあると、ユーザーに役立たないページが存在するサイトと認識され、サイト全体の評価を落とすことになります。
そのため、noindexを活用して、サイト全体の評価を落とさないための対策を施しましょう。
noindexのSEO効果
noindexで「低品質なページ」をインデックスされなくすると、サイト全体の評価を底上げできる可能性があります。
ユーザーにとって有益な記事が50記事あるサイトと、有益ではない記事も含まれて300記事あるサイトだと、どちらの方がユーザーのためになるか、答えは明確なはずです。
そのため、低品質なページにnoindexし、高品質なページのみをインデックスされるようにすることで、サイト全体の評価を高めていきましょう。
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nofollowとは
nofollowとは、検索エンジンのクローラーにページ内のリンクを巡回させないために設定するメタタグのことです。
以下のようなページにはnofollowを設定しましょう。
- クロールの優先順位が低いリンク
- リンクジュースの評価を渡したくないリンク
ただし、2020年3月1日からリンク単位で設定できる「rel=”nofollow”」は仕組みが若干変更しています。「クローラーがリンクを完全に無視する命令」ではなく「ヒントとして利用する」ようになっているため、その点は理解して設置しましょう。
nofollowのSEO効果
nofollowにSEO効果はありません。これは2019年にGoogleから公式に発表されています。
SEO効果を望むなら、むしろ通常のリンクを貼っておいた方がよいとまで言われています。
参考:Google’s John Mueller: No Benefit to Marking All Outbound Links as Nofollow
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noindexとnofollowの違い
noindexとnofollowには、以下のような違いがあります。
- noindex:検索エンジンのクローラーにインデックスを拒否する
- nofollow:ページ内のリンクをクロールさせない
そのため、
- ページ自体をインデックスさせたくないのか
- リンクを巡らせず、サイト間の評価を引き継がせたくないのか
によって、使い分けることが大切です。
noindexとnofollowの正しい書き方
noindexとnofollowの正しい書き方を解説します。
noindexの書き方
noindexの書き方は、以下の通りです。
<meta name=”robots” content=”noindex”> |
また、「Googleのクローラーのみにインデックス拒否を設定したい」という場合は、以下のように記述します。
<meta name=”googlebot” content=”noindex”> |
記述場所はhtmlの<head>内です。
nofollowの書き方
nofollowの書き方は、タグの適用が「ページ全体」と「リンク単位」によって異なります。
【ページ全体の場合】
<meta name=”robots” content=”nofollow”> |
記述場所はhtmlの<head>内です。
【リンク単位の場合】
<a href=”example.html” rel=”nofollow”></a> |
記述場所はコンテンツ部分のhtmlです。
加えて、「sponsored属性」や「ugc属性」の記述によってnofollowのタイプを細分化すれば、「発リンク」の性質をより明確に認識させることもできます。
属性 | 書き方 | 特徴 |
sponsored属性 | <p><a href=”http://example.com” rel=”sponsored”></a></p> | 広告や有料プレースメントのリンクに対して指定できる属性で、アフィリエイトリンクにおすすめ |
ugc属性 | <p><a href=”http://example.com” rel=”ugc”></a> </p> | ユーザー作成コンテンツのリンクに対して指定できる属性で、コメントやフォーラム投稿などにおすすめ |
noindexとnofollowを同時に設定する方法
html内に以下のように記述することで、noindexとnofollowを同時に設定できます。
<meta name=”robots” content=”noindex , nofollow”> |
noindexだけでは、検索エンジンのクローラーがページ内のリンクを辿ってしまいます。インデックスとリンク巡回の両方を回避したいなら、上記のとおり設定しておきましょう。
noindexとnofollowをWordpressで設定する方法
サイトをWordPressで運営している場合は、プラグイン「All in One SEO pack」でnoindexとnofollowを簡単に設定できます。設定方法は以下のとおりです。
- 記事の編集画面に表示される「All in One SEO Pack」の項目をクリック
- 「この固定ページ/投稿に noindex を使用する」もしくは「NOFOLLOW このページ/投稿」にチェックマークを入れる
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noindexとnofollowが正しく設定されてるか確認する方法
noindexとnofollowを設定したあとは、正しく反映されているか確認しましょう。
Webサービスを活用する
noindexの設定は、Webサービスの活用で簡単に確認できます。有名なWebサービスは「noindexありなしチェッカー」です。
「URL入力エリア」に確認したいページのURLをコピーペーストして、「URLを入力してnoindexをチェック」ボタンを押せば結果が出ます。
拡張機能を使う
拡張機能「NoFollow」を使えば、noindexとnofollowの設定を同時かつ瞬時に確認できます。
この拡張機能は
- Googlechrome
- Safari
- Edge
- FireFox
- Opera
で使用可能です。
使い方は簡単で、まず検索エンジンで「NoFollow」を検索してインストールするだけ。
アドレスバー右横の鎖アイコンで「有効」にし、ブラウザで設定の確認をしたいページを表示させるだけです。
拡張機能が有効になっていれば、ページを開くだけで画面右下に上記が表示されます。
-false:設定なし
-true:設定あり
ページのソースを確認する
noindexとnofollowの設定は、ページソースからでも確認できます。
以下は、Google Chromeの一例です。
- 調べたいページを開いて右クリック「ページのソースを表示する」
- ソースページが表示されたら、画面右上の「ページ内検索」をクリック
- 検索欄に「noindex」「nofollow」で検索する
- ヒットすれば設定されている
noindexとnofollowを使うときの注意点
noindexとnofollowを使うときの注意点を解説します。
- タグをどのように設定するかを予め決めておく
- noindexとnofollowは設定してもすぐに反映されない
- ページによってはnoindexではなく削除やリライトで対応する
タグをどのように設定するかを予め決めておく
noindexとnofollowを設定する際は、予め「タグをどのように設定するか」を決めておきましょう。「どこに、どのように」使うかを決めておくことで、ミスの発生を防げます。
noindexは強力なタグなので、設定すると絶対にインデックスされません。サイトの評価や流入数に大きな影響を与えるため、設定後の確認も大切です。
noindexとnofollowは設定してもすぐに反映されない
noindexとnofollowが反映されるのは、クローラーがタグを確認したあとです。そのため、設定してもすぐには反映されません。
設定してから数日間は検索結果に表示される可能性がありますが、正しく設定されている場合は様子を見ましょう。
ページによってはnoindexではなく削除やリライトで対応する
noindexはすべての「低品質なコンテンツ」に対して設定するのではなく、ページの状況に合わせて対応するのがポイントです。
ページによって、
- noindex
- リライト
- 削除
を正しく使い分けることで、SEO効果を高められます。
SEOツールを活用して流入数やCVRなどを把握し、適宜使い分けるのが大切です。
noindexとnofollowを正しく活用して効果的なSEO対策をしよう
noindexとnofollowは、正しく活用すればサイト全体の評価向上につながる可能性があります。一方で、使い方を間違えると、サイトやページの評価を下げたり検索結果に表示されなかったりという事態を招きかねません。
そのため、noindexとnofollowを設定するときは、事前に設定の方針を決めておいてミスなく設定するのが大切になります。
当記事を参考に、noindexとnofollowをうまく活用して、サイト全体の評価向上につなげていただけたら幸いです。
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