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グローバルナビゲーションは、流入してきたユーザーがサイト全体像を把握する上で非常に重要なメニューです。SEO的観点でもグローバルナビゲーションを適切に配置しておくことで、検索エンジンがサイトを評価しやすくなります。
このように、グローバルナビゲーションはユーザーと検索エンジン両方の観点で重要です。しかし、適切に設定できないと、どちらの観点でも上手くワークしなくなります。
そこで、この記事では、以下の内容について解説していきます。
- グローバルナビゲーションを設置する意味
- グローバルナビゲーションで設定するメニューの切り口
- グローバルナビゲーションの制作方法
- グローバルナビゲーションの制作でSEO上おさえるポイント
この記事を読むことで、検索上位を狙い集客力を担保した上で、ユーザビリティーの高いサイト設計が可能となります。ぜひ最後までお付き合いください。
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グローバルナビゲーションとは何か?
グローバルナビゲーションとは、Webサイトの全ページに共通して表示されるナビゲーションメニューのことを指します。
グローバルナビゲーションは、ユーザーがサイト内を効率的に移動するための重要な役割を担っており、適切に設計・運用すれば、サイトの利便性向上やユーザーエンゲージメントの向上に大きく役立ちます。
また、グローバルナビゲーションを設置する際には、以下の観点を押さえましょう。
- サイト全体の構造を明確にする
- ユーザー導線を整理する
- ユーザーの滞在時間を伸ばす
グローバルナビゲーションの設置は、SEOに対する効果もあり、サイト内で非常に重要な役割を果たします。ユーザー視点に立った設計と実装をしましょう。
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グローバルナビゲーションによるSEO効果
グローバルナビゲーションは、ユーザーの利便性向上だけでなく、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも重要な役割を果たします。
グローバルナビゲーションによるSEO効果として以下の3つが想定されます。
- 効果①|サイト全体の構造を伝える
- 効果②|ユーザーの回遊を促進する
- 効果③|クローラー対策になる
効果①|内部リンクの強化
グローバルナビゲーション内の各ページへのリンクは内部リンクとして機能し、検索エンジンのクローラーがサイト内をスムーズに巡回できるようになります。
これにより、サイト全体が効率的にインデックスされ、検索結果に表示される可能性が高まります。
また、グローバルナビゲーションのメニューを適切に設定することで、各ページのテーマや関連性をクローラーに伝えることができます。
▼関連リンク
内部リンク: 自身のコンテンツの相互参照|Google検索セントラル
効果②|ユーザー行動の改善
グローバルナビゲーションは、Webサイトの主要コンテンツや各セクションへのリンクを分かりやすく配置することで、ユーザーが目的の情報にスムーズにアクセスできるようになります。これにより、ユーザーの利便性が向上し、サイト内での回遊や滞在時間の増加にもつながります。
滞在時間が長いことは、ユーザーが求める情報を見つけ、課題を解決できたことを示唆します。これにより、ユーザーは検索行動を終了するため、結果としてSEO評価の向上につながると考えられます。
効果③|サイト構造の明確化
グローバルナビゲーションは、サイトの主要なページやカテゴリを一覧表示することで、検索エンジンにとってサイト構造を明確に伝えることができます。
階層構造や内部リンクの状況を把握しやすくなり、各ページの重要度を判断しやすくなります。
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グローバルナビゲーションで設定するメニューの切り口
実際に、グローバルナビゲーションを設置する際に、どの切り口でメニューを設定すべきか迷うことがあると思います。グローバルナビゲーションの切り口についてメリットデメリットを以下の表にまとめました。参考までにご覧ください。
切り口 | メリット | デメリット |
---|---|---|
機能種別 | ユーザーが目的の機能をすぐにを見つけられる機能間の関連性をわかりやすく示せる | 情報量が多いサイトでは、メニューが煩雑になりやすい初めて訪れるユーザーにとっては、目的の機能を見つけにくい場合がある |
情報種別 | ユーザーが興味のある情報を見つけられるサイト全体のコンテンツを俯瞰しやすい | 情報量が多いサイトでは、メニューが階層化しやすく、目的の情報を見つけにくい場合がある初めて訪れるユーザーにとっては、目的の情報を見つけにくい場合がある |
対象者・状況別 | ユーザーが自分に合った情報を見つけられるユーザーのニーズに合わせた情報を提供しやすい | ターゲットが絞られていないサイトでは、効果が薄いメニューが多くなり、ユーザーが迷ってしまう場合がある |
機能種別|サービスサイトなど
サービスサイトなど、特定の機能を提供するサイトでは、機能別に情報を整理するのが適しています。この方法により、ユーザーは目的の機能をすぐに見つけることができ、サイト全体の利便性が向上します。
また、機能間の関連性をわかりやすく示すことで、ユーザーのサイトへの理解を深めることができます。
ただし、情報量が多いサイトでは、メニューが煩雑になりやすく、初めて訪れるユーザーにとっては目的の機能を見つけにくいという課題も抱えています。これらの課題を解決するためには、検索機能を設置したり、トップページで主要機能をわかりやすく紹介したりするなどの工夫が必要です。
情報種別|メディアサイトなど
メディアサイトなど、様々な情報を発信するサイトでは、テーマ別に情報を整理するのが適しています。ユーザーは自分の興味のあるテーマを選ぶだけで、関連する情報をすぐに見つけることができます。また、サイト全体のコンテンツを俯瞰しやすく、新たな興味関心へと繋がる可能性も高まります。
引用元:Benefit Station.
しかし、情報量が多いサイトでは、メニューが階層化しやすくなり、目的の情報を見つけにくくなる場合があります。
対象者・状況別|コーポレートサイトなど
コーポレートサイトなど、特定のユーザー層や状況に向けて情報を発信するサイトでは、ユーザー層別、もしくはユーザーの状況別に情報を整理するのが適しています。
ユーザー別に情報を整理する場合、例えば、求職者向け、投資家向け、取引先向けといったように、それぞれの層に合わせた情報を提供できます。これにより、ユーザーは自分に必要な情報を見つけやすくなり、サイトへのエンゲージメントを高めることができます。
引用元:ニチガス
ユーザーの状況別に情報を整理する場合、例えば、製品の購入を検討している段階、購入後のサポートが必要な段階といったように、それぞれの状況に合わせた情報を提供できます。これにより、ユーザーは自分の状況に合った情報を得ることができ、スムーズな顧客体験を提供できます。
グローバルナビゲーションの制作方法
グローバルナビゲーションの制作方法は、以下の4つの流れで進められます。しっかりターゲットを定めることで、ユーザビリティーの高いグローバルナビゲーションが制作できます。
- STEP①|サイトのターゲットと目的を決める
- STEP②|サイトマップを作成する
- STEP③|サイト内情報の優先度合いを付ける
- STEP④|グローバルナビゲーションの設置場所を決める
STEP①|サイトのターゲットと目的を決める
サイトの目的とターゲットを明確にすることは、サイト内の情報を整理する上で非常に重要です。サイトの目的とターゲットが明確になれば、自ずとサイト内の情報の整理の方向性が見えてきます。
ターゲット次第では、グローバルナビゲーションに設定するメニューの切り口も変わってきます。この点は、早い段階で明確にするようにしましょう。
STEP②|サイトマップを作成する
サイトマップは、グローバルナビゲーションの設計にも役立ちます。サイト全体の構造を理解しないままグローバルナビゲーションを設定すると、ユーザーにとって使いにくいサイトになってしまう可能性があります。
サイトマップを活用することで、サイト全体の情報を網羅的にリストアップすることができるので、ナビゲーションを設計に非常に役立ちます。
- サイトマップとは、サイト全体のページ構成を地図のように一覧で記載しているページのこと
STEP③|サイト内情報の優先度合いを付ける
サイト内のすべての情報に対して、重要度とユーザーのニーズに基づいて優先度を付け、優先度が高い情報をグローバルナビゲーションの上位メニューに配置しましょう。
グローバルナビゲーションを決定する際には、以下のような情報を参考にするのがおすすめです。
- アクセス解析ツールのデータ
- ユーザー分析の結果
- 競合サイトのグローバルナビゲーション
STEP④|グローバルナビゲーションの設置場所を決める
グローバルナビゲーションは、ヘッダーやサイドバーなど、ユーザーが目に触れやすい場所に設置することが重要です。
PC表示ではヘッダー、スマートフォン表示ではサイドバー(ハンバーガーメニュー経由)に設置するのが一般的です。
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グローバルナビゲーションの制作でSEO上おさえるポイント
グローバルナビゲーションの制作でSEO上おさえるべきポイントとしては下記の4つのポイントが挙げられます。
ただ、漫然とグローバルナビゲーションを設定すると、ユーザー的にも検索エンジン的にも課題のあるサイトになってしまいます。
- ポイント①|階層構造を意識する
- ポイント②|重要なページを優先的に配置する
- ポイント③|適切なキーワードを入れる
ポイント①|階層構造を意識する
サイトマップで洗い出した情報を基に、情報に階層性を持たせましょう。その上で、抽象度または優先度の高い情報をグローバルナビゲーションメニューに設定します。
階層構造を意識することで、クローラーがサイト内の情報を理解しやすくなります。
ポイント②|重要なページを優先的に配置する
優先度や重要度の高いページをグローバルナビゲーションの上位に配置することで、ユーザーが重要な情報からアクセスしやすくなります。
これにより、ユーザーは重要度の高いページから低いページへとスムーズに回遊できるようになります。
ポイント③|適切なキーワードを入れる
サイト構築と並行して、狙うべきキーワード選定も実施しましょう。
選定したキーワードを参考に、グローバルナビゲーションのメニュー情報を設定することで、SEO効果を高めることができます。
▼関連記事
SEOで勝てるキーワード選定のやり方や無料で使えるツールを紹介
グローバルナビゲーションとあわせておさえておくべきメニュー
グローバルナビゲーションは、Webサイトの骨格となる重要な要素です。しかし、グローバルナビゲーションだけでは、すべての情報を網羅することはできません。
そこで、今回はグローバルナビゲーションと合わせて理解しておきたい主要メニューを3つご紹介します。
要素名 | 特徴 |
---|---|
パンくずナビゲーション(ブレッドクラムナビゲーション) | 現在いるページの位置を階層構造で明確に示す |
サブナビゲーション | Webサイトやアプリケーションにおいて、グローバルナビゲーションの下層に表示されるメニュー |
ローカルナビゲーション (Local Navigation) | 現在いるセクション内の下位ページへのリンクを提供し、ウェブサイトの構造理解を助ける |
種類①|サブナビゲーション
サブナビゲーションは、グローバルナビゲーションではカバーしきれない詳細なコンテンツへのアクセスを容易にすることで、ユーザーが目的の情報に迷わずたどり着けるようにします。
特に、情報量の多い大規模なWebサイトや、複雑な階層構造を持つアプリケーションにおいて、その重要性は一層高まります。
種類②|ローカルナビゲーション
ローカルナビゲーションは、Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザーが現在閲覧しているセクション内のコンテンツ間をスムーズに移動できるように設計されたナビゲーションです。
グローバルナビゲーションがサイト全体の主要なセクションへのアクセスを提供するのに対し、ローカルナビゲーションは、より詳細なコンテンツや特定のトピックに関連するページへのアクセスを容易にします。
種類③|パンくずナビゲーション(ブレッドクラムナビゲーション)
パンくずナビゲーションは、Webサイトの階層構造を視覚的に表示し、ユーザーが現在どのページにいるのか、そしてそのページがサイト全体のどの位置にあるのかを明確に示します。
これにより、ユーザーは自分の現在地を把握しやすくなり、迷子になることなく目的のページにたどり着くことができます。
また、Webサイト全体の構造を視覚的に理解できるため、回遊性の向上にもつながります。
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まとめ
この記事では、SEOとユーザビリティの両面から重要なグローバルナビゲーションについて解説しています。グローバルナビゲーションは、Webサイトの全ページに共通して表示されるナビゲーションメニューであり、サイト全体の構造を明確にし、ユーザーを目的の情報に導く役割を担います。
SEO効果としては、クローラーへのサイト構造の効果的な伝達や、ユーザーエクスペリエンスの向上が期待できます。これらの効果により、検索エンジンからの評価を高め、検索順位の向上に繋がります。
グローバルナビゲーションは、Webサイトのユーザビリティ向上に欠かせない要素です。事業会社で、ポータルサイトを1億アクセスまで成長させた実績を持つ中川が、お客様のサイトに最適なナビゲーション設計をご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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