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社長の個性を武器にした事業戦略とYouTube運用について【中川代表ブログ】

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NYマーケティングの取り組みや、業界の最新動向をお届けする代表ブログ。新年1回目となる今回は、YouTube戦略や組織体制をテーマにお届けします。実際に弊社が挑戦していることや、中小企業に必要なことを解説していますので、ぜひご覧ください。

また、弊社ではメディア運用に関するご相談や、一緒に働いてくれる仲間も随時募集しております。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

目次

【YouTube】密着ドキュメンタリーの反響

弊社のYouTubeチャンネルでは、昨年末に新たな試みとして、代表中川の密着ドキュメンタリー動画を公開しました。

【一日密着】トップSEOコンサルタントの仕事に密着/NYマーケティング株式会社・中川裕貴

1月に入ってからは「密着動画を見た」という問い合わせが続々と入っていて、その中から良い商談が3つもできました。

全員にヒアリングしたわけではありませんが「YouTubeは数年前から見ていた」と言ってくださる方も何人かいたため、おそらくこの密着動画が最後のひと押しになっています。

もちろん、ちょうど既存のSEO業者を入れ替えるタイミングだったのかもしれませんが、そんなときに密着動画を見て「やっぱり中川がいいな」と思ってもらえたのではないでしょうか。

このような流れの中で、1月は印象的な商談が2つありました。

1つめは、自社メディアを運営されていて、それなりに問い合わせも来ている企業さまからのご相談です。

内容は「シンプルに問い合わせを受けてさばくというビジネスモデルに疲れてきた。」という珍しいものでした。ドメインパワーを使ってメディアを作れば、もっと売上が上がるのではないかということで、お話ししました。

2つめは、ECサイトを運営する企業さまからのご相談です。この企業さまは昨年、初めてのSEOコンサルを某有名SEO会社に1年間してもらいましたが、成果が出なかったということでした。

そんなときに、社長が私のYouTubeを見て「中川なら信頼できそうだ」と問い合わせをくれたそうです。この企業さまは、なんと初回商談のわずか30分で、月額50万円プラン×6ヶ月の契約が決まりました。

通常、この規模の契約が初対面のお客様と30分で決まることはありません。まずコンペがあって、そこから2〜3回商談を重ねて、ようやく決まるのが普通です。

こうした工程を飛ばして成約できたということで、密着ドキュメンタリー動画はコンテンツマーケティングの戦略として非常に有効だと実感しました。クロージングの武器にもなると思います。

商談の進捗で言うと、1社は企業さまの課題をお聞きしたうえで「それならこういう支援ができますよ」といくつか提示し、「これでいきましょう」と決まった段階です。

もう1つの企業さまは、担当者レベルでは「是非やりたい」という温度感で、あとはオーナーさまの決裁待ちという状況です。

他にも新規の問い合わせがありますし、既存のお客さまについてもスポット調査から継続支援になりそうなお話や、私がプロジェクトマネージャーとして入るという案件もあります。

そのため、2月はかなりハードワークになりそうでハラハラしています。ありがたいことですね。

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今年はYouTubeをリブランディングします

弊社のYouTubeの企画は、パートナーの岡田さんと私の2人で担当しています。岡田さんにはオウンドメディア系のテーマで発信してもらい、私の方では少し趣向を変えて、個人ユーチューバーのような感じで撮影しています。

あまり宣伝っぽくならないよう、SEO専門家として見解を述べるようなイメージです。今週その第一弾をUPしたら過去最高の伸びでした。次回以降、再現性があるのか楽しみに検証します。

実は、このスタイルにはモデルとなった人気ユーチューバーがいます。それは、かの有名な高須クリニック社長の息子さんである、高須幹弥氏です。彼のYouTubeチャンネルは結構伸びていて、2025年1月現在の登録者数は75万人を超えています。

具体的にどのようなスタイルかというと、美容医療の専門的な話もしますが、わりとユーチューバーっぽいプライベートな話もするというスタイルです。

撮影はノーカットで、喋っているだけのようにも見えますが、もちろん美容医療の専門知識がありますし、ご自身の感性で話している感じが面白いんですよね。

さらに言うと、美容整形や美容外科は単価の高い世界です。その業界にいる院長がインフルエンサーとしてメディアに露出すれば、患者は来院しますよね。

私も同じように「SEOコンサルティングをやっています!仕事をください!」ではなく、「SEOに詳しい私に言わせれば、これはこうで…」というスタイルの動画を投稿したいと考えています。

言ってみれば密着動画も基本的にアドリブで、あまり「作っている感」がありません。ナチュラルに見せることで「この人、SEOに詳しいな」と思ってもらえるのが理想です。ただ、1人で喋るというのは結構大変だなとも感じています。

中小企業のYouTube戦略

弊社のように社長に強みがある企業では、やはりYouTubeが必要だと思います。社長の名前や実績、技術で仕事を取ろうと思ったら、その人のことを理解してもらうことが重要になるためです。

弊社も長年YouTubeで発信していますが、毎月10社ほどの問い合わせがあります。

ホームページには、問い合わせ経路として「YouTube支援」のサービスページを作りました。件数は少ないですが、Google検索でこのサービスページがヒットして、問い合わせに繋がった例もあります。

もし、企業が本格的にYouTube運用をするのであれば、完全内製化はかなり難しいかと思います。よほどの予算と人材が無いとできませんし、YouTubeに関する知見も必要です。

専任のYouTube担当者を採用できない場合は、既存社員に兼務させることになります。そうすると、だんだん動画投稿のペースが落ちてきて「もう効果が出ないから辞めよう」となりがちです。

また、YouTubeは運用をスタートしたからといって、すぐに問い合わせが来るわけではないため、評価も難しくなってしまいます。

したがって、YouTubeを運用するのであれば顧問として外部の人や私を入れたり、編集ディレクターを外注したりして、社外と協力しながら進めるのがおすすめです。きちんと予算をつけて、外部の代行業者に頼みましょう。

そうすれば、仮に運用がうまく行かなかった場合も速やかに撤退できます。社員を雇うと簡単には解雇できませんが、業務委託であれば契約終了が可能なためです。

弊社はBtoB領域に特化したYouTubeやコンテンツマーケティングを支援していますので、私たちのように成果を出したいという方は、ぜひ私に相談してください。

社員を雇用する難しさ

話は変わりますが、正社員として働いてくれていた若手社員が業務委託に戻り、弊社はまた中川の1人体制になりました。もちろん、業務単位で外部にお願いすることはあるのですが、1人になったからこそ、もう一度私が積極的に動いて売上を上げなければなりません。

弊社の場合、自社メディア「プライベートサロンナビ」の立ち上げやツールの導入など、いろいろなところに投資もしています。そのため、当面は私が働いて利益を出しながら、今後のために投資するというモデルが良いと考えています。

我々のようなSEO・マーケティング支援会社の経営には、いろいろな正解があります。例えば、友人同士で社長と役員をやっている企業や、若手人材を正社員として採用する企業などです。ただ、社員を雇用し続けるのはとても難しいことだと思っています。

この業界には相当な数の企業が存在しますが、「この社長に頼みたい」ということはあっても、「この社員がいるから頼みたい」ということは、あまりないですよね。

知らない社員が担当するのなら、別にどの企業に頼んでも同じ…となって、競争力が無くなってしまいます。よほど技術力に強みがある社員でない限り、営業力で勝つしかなくなってくるというわけです。

そういう意味で弊社の場合は、社長である私の実績や人間性で仕事を取って売上を作り、その利益を私以外が運営できる事業に投資するという形が正解だと現時点では考えています。

12月のブログでもお話ししましたが、プライベートサロンナビやオウンドメディア向けのツールは、今年中に収益化できるよう進めています。うまく行けば、これらは私がいなくても回る事業になるはずです。

私が売上を作って他の事業に投資するという方法にしなければ、コンサルティング事業の組織化はかなり難しいなと思います。

私の知り合いの中には、SEO業界で一定の売上やパートナー数があって、うまくいっているという企業もいくつかあります。先ほどの話と矛盾するかもしれませんが、これらの企業はいずれも社員を雇用しています。

1社は、社長がSEOコンサルというよりも営業出身者で、営業を得意としている企業です。その企業には社員が10人ぐらいいて、SEO以外にマーケティング全般もやっています。

社長は30代前半だと思いますが、当然自分だけではSEO支援ができないため、社員やパートナーの力を借りることで、うまくいっているようです。

また別の1社は、社長がアフィリエイト上がりのSEOプレーヤーで、コンテンツマーケティングやオウンドメディアが得意な方、という企業です。

社員やインターンが数人いて、「オウンドメディアの勝ちパターン」のようなノウハウをマニュアル化しているようです。オウンドメディア運用は再現性が高いため、マニュアル化しやすいのが特徴です。マニュアル化ができれば、組織化もしやすいですよね。

これを弊社に置き換えてみると、弊社が得意とする大規模サイトのSEOはマニュアル化ができません。以前、SEO業界の有名な方が「大規模サイトで本当にSEOができる人は、日本に10人もいない」と言っていました。

私は自分がこの中に入っていると思っていますが、それぐらい難しくて、属人化しやすい領域だということです。仮にマニュアル化しても、経験者がいないため育てるのは大変です。

実際、これまで何度か育成にチャレンジしましたが、難しいですし無理だと思いました。おそらく、3年かけてみっちり教えたとしても、私とのレベルの差が10倍以上開いていると思います。

ただ、大規模SEOはコンサルティングの中でも単価がそれなりに高額です。私個人の話で言えば、それで十分かもしれません。

一方で、企業として利益を出し、それを正しく投資して事業をスケールするとなると、先ほどのような戦略が必要になると思います。

これに付随して、弊社ではアシスタントも募集しています。具体的には、コンサルと言うよりも作業ベースでしっかりできる方というイメージです。

「オウンドメディアのフレームワーク」の進捗

今年のテーマである、オウンドメディアのフレームワークについても少し触れておきたいと思います。

こちらのサービスは概ね完成していて、まずは既存のお客さまに導入していただいている段階です。そこで実際に使ってみて、改善しながら広げていこうと思っています。

今は基本的にパートナーがメインで設定してくれていますが、私もチェックしながら、どんどん案件を増やしていく予定です。このプロジェクトに関する採用も検討の余地はありますが、社員にはこだわっていません。

ツール単体でSaaSとして売るのであれば、事業担当者として社員を採用するのも良いかもしれませんが、コンサルとセットで売るのであれば業務委託でもいいと考えています。

まとめ

2025年の始まりは密着動画の反響も多く、良い形でスタートをきれました。最近は仕事が大変過ぎるのと、プライベートで少し時間ができたのとで、飲みに行く回数が急増しています。すごい勢いで「稼いで、発散して」を繰り返している感じです。

ただ、仕事については予算が合わないなどよほどの理由が無い限り、お断りすることはありません。忙しくても、自分が死ぬ気でやれば何とかなると思っています。

まだまだ多くの企業さまのお役に立ちたいと考えておりますので、SEOやマーケティングでお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。来週から、新しいスタイルのYouTubeも公開していきますので、そちらもよろしくお願いします!

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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