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オウンドメディアのコンセプト設計ガイド|重要性や設計手順と上手な事例について徹底解説。

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SEO対策的観点からキーワードの逆算のみでオウンドメディアを運営すれば、コンセプト設計に注力しなくてもある程度の成果は得られると考える方は少なくないでしょう。

実際、一定の成果を上げることは可能です。しかしながら、長期的な事業への貢献を考慮すると、本記事で紹介する事例に見られるように、徹底したコンセプト設計を行ったオウンドメディアが抜きん出た成果を上げている傾向が顕著です。

オウンドメディアのコンセプト設計が重要な理由としては、主に以下の4つの理由からお伝えすることができます。

▼オウンドメディアのコンセプト設計が重要な理由
  • ターゲットの課題を網羅的に解決できるメディアにできる
  • 社内チームの足並みを揃えることができる
  • 長期的なブランディングや信頼感の醸成につながる
  • 採用強化にもつながる

そこで本記事では、オウンドメディアにおけるコンセプト設計の重要性を解説するとともに、具体的な設計手順や成功事例を紹介します。

▼この記事でわかる内容
  • オウンドメディアにおけるコンセプトの重要性
  • コンセプト設計の具体的な手順
  • コンセプト設計の成功事例
  • コンセプト設計における重要な考え方

コンセプト設計を徹底したオウンドメディアは強力なブランディングの手段になります。

もし、お問い合わせいただければNYマーケティングのSEO専門家集団が、これまでの成果と専門技術を基に、貴社の目標達成をお手伝いします。

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目次

SEO狙いのオウンドメディアとコンセプト設計

そもそもコンセプトとは何か?

コンセプトとは、簡単に言うと「軸となる考え方」のことです。オウンドメディアで言えば、どのような読者に向けて、どのような情報を、どのような目的で発信していくのかを明確にしたものです。

辞書的な意味で言うと、商品全体の「骨格となる発想」のことを指します。

1 概念。観念。
2 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。「コンセプトのある広告」

引用元:小学館デジタル大辞泉

仮にSEO狙いのオウンドメディアであっても「コンセプト(=骨格となる発想)」を持って運用を続けることは非常に重要です。

オウンドメディアとコンセプトの関係性

ビジネスや商品のコンセプトを作ることは重要であると、多くの人が認識しているでしょう。同様に、SEOを目的としたオウンドメディアにおいても、コンセプトは非常に重要です。

後述するように、オウンドメディアのコンセプトを明確化することで、SEOで実施すべき以下の手順をより明確にできるからです。

▼コンセプト設計が活きるSEO施策
  • サイト設計
  • キーワード選定
  • 記事構成作成

また、これらのフローが明確になることで、オウンドメディア自体のブランディングも可能になります。結果として、競合との差別化を図り、ブランディングを確立し、指名検索の獲得にもつなげることができるようになります。

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オウンドメディアのコンセプト設計の前提となる考え方

オウンドメディアを成功させるためには、綿密なコンセプト設計が欠かせません。コンセプトは、オウンドメディアの土台となるものであり、進むべき方向を示す羅針盤の役割を果たします。 

オウンドメディアを成功させるためには、綿密なコンセプト設計が欠かせません。コンセプトは、オウンドメディアの土台となるものであり、進むべき方向を示す羅針盤の役割を果たします。 

ここでは、コンセプト設計で考慮すべき2つの重要な考え方について詳しく解説していきます。

▼オウンドメディアのコンセプト設計の前提となる考え方
  • 事業の課題解決につながる内容にする
  • ターゲットの課題解決につながる内容にする

前提①|事業の課題解決につながる内容にする

オウンドメディアは、企業のマーケティング戦略において重要な役割を担います。そのため、コンセプトは事業が抱える課題の解決に貢献する内容である必要があります。

企業が抱える課題はさまざまですが、例えば、以下のようなものが挙げられます。

▼事業課題の例
  • 認知度の向上
  • リード・問い合わせの獲得
  • 採用ブランディング
  • 購入者数の増加

これらの課題を解決するために、オウンドメディアを通してどのような情報を発信していくのか明確に定義することが重要です。

弊社はポータルサイトのSEOを得意としていたため、その強みをコンセプトに据えることにしました。当時の課題はリード獲得であり、そこから逆算して「ポータルサイト月間1億PV超えの実績」というコンセプトを導き出しました。

前提②|ターゲットの課題解決につながる内容にする

オウンドメディアは、ターゲットユーザーに役立つ情報を提供することで、信頼関係を築き、顧客へと育成する有効な手段です。

そのため、ターゲットの抱える課題の解決につながるコンセプト内容である必要があります。

ターゲットの課題を明確に理解するためには、ペルソナ設定が有効です。ペルソナとは、オウンドメディアのターゲット像を具体的に人物像として表現したものです。

ペルソナを設定することにより、ターゲットの属性、行動、興味関心などを具体的に把握することができます。 弊社では、ペルソナを定義することで「ポータルサイト月間1億PV超えの実績」というコンセプトを導き出すことができました。

コンセプト設計を徹底したオウンドメディアは強力なブランディングの手段になります。

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SEO集客を目的としたオウンドメディアにコンセプト設計は必要?

SEO集客を目的としたオウンドメディアにおいて、コンセプト設計は非常に重要です。なぜなら、コンセプトが明確になっていることで、以下のようなメリットがあるからです。

▼オウンドメディアにコンセプト設計が必要な理由
  • ターゲットの課題を網羅的に解決できるメディアにできる
  • 社内チームの足並みを揃えることができる
  • 長期的なブランディングや信頼感の醸成につながる
  • 採用強化にもつながる

重要性①|ターゲットの課題を網羅的に解決できるメディアにできる

コンセプト設計では、まずターゲット読者を明確化します。ターゲット読者が抱える課題やニーズを深く理解することで、彼らにとって真に役立つ情報を提供できるメディアを構築できます。

特に、コンセプトを明確にすることで、競合サイトと比べて「オリジナリティ」のあるサイトになり、キーワード選定の際にも、ターゲット層が検索するであろうキーワードを的確にピックアップできます。結果として、ターゲット層が必要とする情報をサイト内で網羅的に提供することが可能になります。

実際にGoogle公式も、コンテンツを制作する「理由」を明確にする必要性を述べています。この「理由」を突き詰めていくと、最終的にはオウンドメディアのコンセプトに行き着くと言えるでしょう。

Google のシステムによって高く評価されるための方法として、「誰が、どのように、なぜ」という観点からコンテンツを評価することをおすすめします。(中略)「なぜ」はおそらく、コンテンツに関して答えるべき最も重要な質問です。そもそもなぜコンテンツを作成したのでしょうか。その答えは、主として人々の役に立つコンテンツを作成すること、サイトを直接訪れた人々にとって有用なコンテンツを作成することであるべきです。

引用元:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル

重要性②|社内チームの足並みを揃えることができる

オウンドメディアの運営には、ライター、編集者、デザイナー、マーケターなどさまざまな人が関わります。共通のコンセプトがあれば、各担当者が同じ方向を向き、連携して業務に取り組むことができます。

コンセプトはコンテンツ作成の指針となり、質の向上につながります。明確なコンセプトがあれば、発信する情報や表現方法に迷うことなく、一貫性のあるコンテンツ作りが可能です。これはSEO対策においても重要な要素です。

重要性③|長期的なブランディングや信頼感の醸成につながる

一貫性のある情報発信を続けることで、企業やブランドイメージを確立し、ユーザーへの認知を深めることができます。これは、指名検索の獲得にもつながります。

特に近年のGoogle検索のアルゴリズムのトレンドとして、指名検索(=ブランド検索)が多いサイトほど検索結果で上位表示される傾向があると、米国のSEO専門メディアSearch Engine Landもこの点を指摘しています。

私が見る限り、2024 年 3 月の Google コア アップデート以降、ブランド検索で大きな成果を上げていないアフィリエイト サイトの多くがトラフィックを失いました。〜中略〜問題は、小規模サイトがサイトの全体的な権威のせいで大手ブランドを上回ることができないということではなく、小規模サイトがブランド検索を促進していないということなのです。

引用元:Why are so many affiliate sites losing organic traffic?|Search Engine Land(和訳)

オウンドメディアでSEOによる集客を目指す場合でも、ブランディングの重要性は日に日に増していることがわかります。

重要性④|採用強化にもつながる

企業のビジョンや理念、社風などをオウンドメディアで発信することで、求職者に対する魅力的なPRツールになります。

特に、コンセプトに則ったコンテンツが多く掲載されたメディアに対して、求職者は信頼感を抱くとともに、「すごい会社なのではないか」という錯覚を抱いてもらうことができます。

ただ、コンセプトが不明確の場合、掲載されているコンテンツの一貫性を欠くことになり、信頼感を失うことになってしまいます。

オウンドメディアのコンセプト設計が上手い事例

では、オウンドメディアの重要性について理解が深まったところで、実際にコンセプト設計を成功させ、集客につなげた事例について解説していきます。

▼オウンドメディアのコンセプト設計が上手い事例
  • toC事例①|北欧、暮らしの道具店:フィットする暮らし、つくろう
  • toC事例②|mybest(マイベスト):ベストな商品、選ぶなら
  • toB事例③|NYマーケティング:1億越えの実績

toC事例①|北欧、暮らしの道具店:フィットする暮らし、つくろう

toC事例①|北欧、暮らしの道具店:フィットする暮らし、つくろう

北欧、暮らしの道具店は、株式会社クラシコムが運営するECサイトです。同社のコンセプトは以下の通りです。

「自分にフィットしていて、居心地の良いライフスタイル(=暮らし方)を作る助けになるようなサービスを提供すること」

引用元:運営会社クラシコムのご紹介

商品紹介だけでなく、暮らしに関するコラムや動画などを発信することで、ブランドの世界観を表現しています。

これらの施策により、北欧、暮らしの道具店は多くのファンを獲得し、ブランドロイヤリティの向上に成功しています。

SEOを目的としたコンテンツにおいても、専門家や経験者へのインタビューを掲載するなど、読み応えのある内容を提供しています。コンテンツの内容も、コンセプトとターゲット層に合致したものとなっています。

toC事例②|mybest(マイベスト):ベストな商品、選ぶなら

toC事例②|mybest(マイベスト):ベストな商品、選ぶなら

※弊社が担当した事例ではありません。

株式会社マイベストは、商品やサービスの比較記事を提供し、ユーザーに最適な選択肢を提案するオウンドメディアを運営しています。月間の流通金額が64億円にも達するアフィリエイトサイトです※。※月間の流通金額64億円。マイベストが語る購入につながるコンテンツの制作ポイント。結論ファーストの長文記事では「納得感」が醸成されにくい理由。

mybestは、「ベストな商品、選ぶなら」という明確なコンセプトを掲げ、幅広いジャンルの商品比較情報を提供するオウンドメディアです。このコンセプトは、以下の点で優れた設計と言えるでしょう。

  • 「最適な商品を選びたい」というニーズを的確に捉えている
  • 徹底的な検証に基づくランキング形式の比較コンテンツ
  • 独自の評価基準と徹底的な検証プロセスに基づいた情報提供

mybestは、SEOに特化したマネタイズを主軸としたメディアですが、その上でユーザーニーズを的確に捉え、toC向けの商材に限らずtoBまで、幅広い領域を網羅している点で優れています。

toB事例③|NYマーケティング:1億越えの実績

弊社NYマーケティング株式会社は、SEO(検索エンジン最適化)とウェブマーケティングに特化した企業です。

10年以上の経験を持つ中川が、ナイトレジャーのポータルサイト「ポケパラ」を開発し、マーケティングまでを実行、最大月間1億PVを達成した実績があります。

コンセプトは、「ポータルサイト月間1億PV超えの実績」という、中川の過去キャリアの中で成功体験に基づいています。SEO業界では、記事制作やオウンドメディア運用を得意とする企業が多い中、NYマーケティングは大規模サイトの内部対策というニッチな分野に焦点を当て、ニーズのある市場への訴求に成功しました。

コンテンツも、

  • 「ポータルサイト seo」
  • 「ecサイト seo」

など、自社の強みとする領域のキーワードにおいて、独自性の高いコンテンツで上位表示を獲得しています。

コンセプト設計を徹底したオウンドメディアは強力なブランディングの手段になります。

もし、お問い合わせいただければNYマーケティングのSEO専門家集団が、これまでの成果と専門技術を基に、貴社の目標達成をお手伝いします。

効果的なSEO戦略で実績を上げたい企業様は、NYマーケティングまでぜひご連絡ください。

オウンドメディア施策を実施して貴社のサイトが伸びるのか、お問合せいただければ無料で対応いたします。

▼ 詳しくは、こちらからお問い合わせください▼
オウンドメディア支援・運用代行を依頼する

オウンドメディアのコンセプト設計手順

魅力的なオウンドメディアを構築するには、明確なコンセプト設計が欠かせません。コンセプトは、オウンドメディアの基盤となるものであり、その方向性を定める羅針盤のような役割を果たします。ここでは、オウンドメディアのコンセプト設計手順を7つのステップに分け、詳しく解説していきます。

▼オウンドメディアのコンセプト設計手順
  • STEP①|事業課題を明確にする
  • STEP②|施策の目的を明確にする
  • STEP③|施策のKGI/KPIを明確にする
  • STEP④|商品・サービスの価値を明確に理解する
  • STEP⑤|ペルソナ設計の徹底
  • STEP⑥|カスタマージャーニーの設計
  • STEP⑦|コンセプトを言語化する
  • STEP①|事業課題を明確にする

STEP①|事業課題を明確にする

まずは、オウンドメディアの構築を通して解決したい「事業課題」を明確化します。 事業課題を明確にすることで、運用目的に沿った全体戦略を設計することができます。

事業課題の例としては、以下のようなものが挙げられます。

▼事業課題の例
  • 認知度の向上
  • リード・問い合わせの獲得
  • 採用ブランディング
  • 購入者数の増加

STEP②|施策の目的を明確にする

事業課題を明確にした後、オウンドメディアを通して達成したい具体的な目的を設定します。問い合わせ増加、認知度向上など、目的を明確にして具体的な目標設定を立てましょう。

見切り発車ではなく、明確な目的意識を持つことから始めることでスムーズにSEO戦略策定が可能です。

オウンドメディアの運営目的を決めずに開設すると、コンテンツの質が統一されないリスクがあります。

STEP③|施策のKGI/KPIを明確にする

設定した目的を達成するために、効果測定に用いる指標を明確化します。最終的な目標を評価するKGI(重要目標達成指標)と、KGI達成に向けたプロセスを評価するKPI(重要業績評価指標)を設定します。

設定した目的を達成するために、効果測定に用いる指標を明確化します。最終的な目標を評価するKGI(重要目標達成指標)と、KGI達成に向けたプロセスを評価するKPI(重要業績評価指標)を設定します。

弊社では、KPIを「重要KPI」「詳細KPI」「行動KPI」の3つのレベルに分けてロジカルに構築することを推奨しています。

弊社では、KPIを「重要KPI」「詳細KPI」「行動KPI」の3つのレベルに分けてロジカルに構築することを推奨しています。

重要KPIは、ビジネスの成果に直接影響する重要な指標です。 検索順位やアクセス数も、これらの重要KPIを達成するための重要な要素の一つと言えるでしょう。

詳細KPIは、重要KPIを達成するために、より具体的な数値で設定する指標です。行動KPIは、詳細KPIを達成するために、実際に実行する施策を数値化した指標です。 

適切な指標を設定することで、オウンドメディアの成果を客観的に分析し、改善につなげることが可能になります。

STEP④|商品・サービスの価値を明確に理解する

企業のサービスや製品がどのような強みで選ばれているのか、価値を洗い出しましょう。そうすることで、今後のキーワード選定やコンテンツ制作といった施策につながりやすくなります。

この作業が、競合との差別化を図る質の高いコンテンツを作る秘訣になります。製品・サービスに関する自社に蓄積したナレッジには、貴重な一次情報が含まれていることも多いでしょう。

Google 検索セントラル によると、オリジナリティ性のある文章はGoogle評価されやすいことがわかっています。

今作成しているページは、自分でもブックマークしたいと思ったり、友人に勧めたいと思ったりするようなページでしょうか。

コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示す必要があります。

検索結果に表示された他のページと比較した場合、コンテンツは実質的な価値を提供しているのか、今一度確認しましょう。

引用:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル | ドキュメント

STEP⑤|ペルソナ設計の徹底

続いて、ペルソナの設計を行っていきます。ペルソナとは、架空の具体的な人物像のことです。マーケティングやプロダクトデザインの現場で、ターゲットとするユーザーを深く理解するために活用されます。

例えば、弊社のNYマーケティング株式会社におけるペルソナは、ECサイトやポータルサイトの運営者で、SEO対策やオウンドメディアの活用に興味を持つ企業の経営者やサイト責任者、SEO対策を通じてサイトの順位や売上を向上させたい人です。

例えば、弊社のNYマーケティング株式会社におけるペルソナは、ECサイトやポータルサイトの運営者で、SEO対策やオウンドメディアの活用に興味を持つ企業の経営者やサイト責任者、SEO対策を通じてサイトの順位や売上を向上させたい人です。

STEP⑥|カスタマージャーニーの設計

続いて、カスタマージャーニーを設計していきます。カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスと出合い、購入し、そして利用し続けるまでの一連の体験を、まるで旅のように捉えた概念です。

ペルソナが商品やサービスを購入するまでの行動プロセスを、仮説に基づいて可視化します。

各段階における顧客の行動や心理状態を把握することで、適切なタイミングで適切な情報を提供し、購入を促すことができます。

弊社の場合、「ポータルサイト seo」など、関連性の高いキーワードでSEO対策を実施し、検索エンジンからサービスページへの導線を構築することで、問い合わせにつなげることを想定したカスタマージャーニーを設計いたしました。

弊社の場合、「ポータルサイト seo」など、関連性の高いキーワードでSEO対策を実施し、検索エンジンからサービスページへの導線を構築することで、問い合わせにつなげることを想定したカスタマージャーニーを設計いたしました。

STEP⑦|コンセプトを言語化する

これまでのステップで得られた情報を基に、オウンドメディアのコンセプトを明確な言葉で表現します。

コンセプトは、オウンドメディアの目指す方向性を示すものであり、コンテンツ制作やマーケティング活動の指針となる重要な要素です。

オウンドメディアのコンセプト設計をする際のポイント

オウンドメディアのコンセプト設計は、その後の運営や成果に大きく影響する重要なプロセスです。ここでは、コンセプト設計において特に意識すべき3つのポイントを解説していきます。

▼オウンドメディアのコンセプト設計をする際のポイント
  • マルチメディアを前提としてコンセプト設計をする
  • ターゲットの解像度を徹底的に上げてコンセプトに落とし込む
  • 商材の購入 or 発注から逆算したコンセプトにする

ポイント①|マルチメディアを前提としてコンセプト設計をする

オウンドメディアによる集客を検討されている方は、それ以外にもYoutubeやSNSなどの運用も一緒に検討するようにしましょう。

もちろんこれまで述べてきたように、コンセプト設計を徹底し競合他社との差別化を図れるようなブランディングを行うようにしましょう。

もちろんこれまで述べてきたように、コンセプト設計を徹底し競合他社との差別化を図れるようなブランディングを行うようにしましょう。

マルチメディアを効果的に活用することで、SEOへの効果はもちろん、複数のチャネルで見込み顧客からの認知獲得につなげることができます。

ポイント②|ターゲットの解像度を徹底的に上げてコンセプトに落とし込む

オウンドメディアのコンセプト設計において、ターゲットユーザーを深く理解することは非常に重要です。

ターゲットユーザーの属性、行動、興味関心、抱えている課題などを詳細に分析することで、彼らのニーズに合致したコンテンツを制作することができます。

そのため、ペルソナ設定などを活用し、ターゲットユーザー像を具体的に描き出すことが重要です。

ターゲットユーザーを深く理解することで、彼らが求める情報を的確に提供し、共感を得られるオウンドメディアを構築することができます。

ポイント③|商材の購入 or 発注から逆算したコンセプトにする

オウンドメディアの最終的な目標は、商品やサービスの購入、あるいは発注につなげることです。

そのため、コンセプト設計の段階から、ユーザーが購入に至るまでのプロセスを逆算し、各段階で必要な情報を提供できるような設計にする必要があります。

スクロールできます
段階目的
認知段階商品やサービスの認知度を高める
興味関心段階商品やサービスへの興味関心を高める
比較検討段階競合との比較や詳細な情報提供を行う
購入・発注段階購入や発注を促進するためのコンテンツ

上記のように、顧客のフェーズ毎に応じたコンテンツを用意することで、ユーザーをスムーズに購入へと導くことができます。

まとめ

オウンドメディアのコンセプト設計は、成功への鍵を握る重要なプロセスです。事業課題の解決とターゲットユーザーのニーズを結びつけ、明確なコンセプトを策定することで、長期的な成長を促すオウンドメディアを構築できます。

本記事では、コンセプト設計の重要性、具体的な手順、成功事例、そして設計におけるポイントを解説しました。ぜひこれらの情報を参考に、効果的なオウンドメディア運営を実現してください。

また、コンセプト設計を徹底したオウンドメディアは強力なブランディングの手段になります。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
詳しいプロフィールはこちら。