NYマーケティング

事例から見るオウンドメディアの「正しい」戦略立案|設定すべきゴールや立案手順を解説。

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多くの企業がオウンドメディアを運用していますが、戦略の立て方次第では、期待する成果を得られないことがあります。

そこで、この記事では、弊社NYマーケティングが支援したクライアントの成功事例を交えながら、効果的なオウンドメディア戦略の立案方法を具体的に解説していきます。具体的な戦略立案の手順は以下の通りです。

弊社NYマーケティングが支援したクライアントの成功事例を交えながら、効果的なオウンドメディア戦略の立案方法を具体的に解説していきます。具体的な戦略立案の手順は以下の通りです。

これらの手順を踏まえ、成功事例に共通する戦略を取り入れることで、貴社メディアの成功確度は大幅に向上するでしょう。

効果的なオウンドメディア戦略の立案方法を理解し、貴社メディアの成功を目指せるよう徹底解説してまいります。

▼この記事でわかる内容
  • オウンドメディア戦略とは何か
  • オウンドメディアで成功している企業事例
  • 効果的なオウンドメディア戦略立案に必要な要素
  • オウンドメディア戦略立案の手順
  • オウンドメディア戦略で設定すべきゴール
  • オウンドメディアの戦略立案時に注意すべきポイント

NYマーケティングは、自社オウンドメディアを通して50件近くのリード獲得に成功しています。

もしオウンドメディア集客にお悩みでしたら、SEO専門家集団のNYマーケティングが、貴社のお悩みの解決策を提示いたします。

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目次

NYマーケティングの成功事例から見るオウンドメディア戦略

オウンドメディアで成果を出している弊社が担当した企業事例を3社ご紹介します。

▼オウンドメディアで成果を出している企業の事例
  • 事例①|コアラマットレス(toC/寝具商材)
  • 事例②|株式会社コムデック(toB/コンサル・受託系)
  • 事例③|不用品回収ラクエコ(toC/不用品回収)

それぞれ解説します。

事例①|コアラマットレス(toC/寝具商材)

事例①|コアラマットレス(toC/寝具商材)
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課題施策結果・成果
SEOプロジェクトをスタートし、検索流入を獲得したい・サブドメインからサブディレクトリへ移行
・ロジックに基づいたキーワードリスト作成
・記事制作のレギュレーション構築
・記事制作の外部と社内が連携できるオペレーション構築
・記事制作CVR改善
・検索流入が13倍に増加
・コアラマットレスのオウンドメディアが、WEB検索上での認知拡大に寄与
・マットレスや睡眠に関する検索時に、コアラマットレスの記事が上位に表示され、ユーザーの目に留まりやすくなる

コアラマットレス(Koala Sleep Japan株式会社)は、弊社が手掛けた成功事例の一つです。

NYマーケティング株式会社との協力により、コアラマットレスはSEO強化に向けた施策を展開しました。具体的には、コラム制作代行を通じて、検索流入が13倍に増加する成果を上げました。

さらに、記事制作チームの立ち上げから効率的な運営体制の構築まで、包括的なサポートを提供し、SEO効果の最大化に成功しました。

事例②|株式会社コムデック(toB/コンサル・受託系)

事例②|株式会社コムデック(toB/コンサル・受託系)
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課題施策結果・成果
・マーケティング人材の内製化に限界を感じている
・記事制作を安定的に作成するための外部チーム構築が必要
・集客〜ファン化までの戦略策定
・SEO対策:テクニカルSEO、被リンク戦略設計、記事制作、リライト
・CVR改善:半年~1年かけてPDCAを回し、CV最大化MAツール導入業種別ターゲットペルソナ設定、ステップメールの内容構築
・社長YouTubeチャンネル:撮影支援、企画立案
・採用支援:LP制作、生田社長の壁打ち相手サイト&LP制作
・改修:コーポレートサイトリニューアル、オウンドメディアリニューアル、各種ページの制作&改修
PV48倍、問い合わせ10倍、売上2.4億円⇒4.1億円

株式会社コムデックは、弊社が手掛けた最も成功した事例の一つです。Webマーケティング施策を通じて、PV数を48倍、問い合わせ数を10倍に増やし、売上も2.4億円から4.1億円へと大幅に成長しました。

kintoneに関する深い知識を活かし、建設業や運送業など様々な業界向けに500記事以上のノウハウや事例を発信しました。SEO対策とコンバージョン率(CVR)改善により、検索流入が13倍に増加し、マーケティング全体を強力に推進しました。緻密な戦略設計とPDCAサイクルの実行で、最大限の成果を上げました。

さらに、採用支援や社長のYouTubeチャンネルの運営、サイトやLPの制作・改修を通じて、集客から顧客のファン化までを実現する包括的な戦略を構築しました。MAツールの導入やSEOを活用してリード獲得を強化し、資料ダウンロードや問い合わせの増加にも成功しています。

事例③|不用品回収ラクエコ(toC/不用品回収)

事例③|不用品回収ラクエコ(toC/不用品回収)
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課題施策結果・成果
・LP×リスティング広告のみで集客している現状を打開
・広告依存ではないSEO経由の問い合わせを獲得
・SEO対策済みの新規サイト構築希望
・要件定義、サイト構築~保守、SEO対策、記事制作の運用まで一気通貫でお任せしたい
・内部最適化:どのような構成・コンテンツで運用すれば検索上位が取れるか調査し、改善
・被リンク施策:泥臭い被リンク営業でドメインパワー向上
・記事制作:CVにつながりやすいキーワード選定、内部リンク設計
・サイト公開6ヶ月時点で、SEOからの月間流入が2,000、CV60⇒1年半でCV200
・リスティング広告のCPA改善のためにCVR改善も同時に実施し、CPAは好調
・2024年3月の売上は過去最高

弊社が手掛けた成功事例の一つに、不用品回収会社「ラクエコ」の新規サイト立ち上げがあります。

SEO対策を徹底した結果、このサイトは公開後わずか6ヶ月で月間60件の問い合わせ、2,000件のSEO経由の流入、そして60件のコンバージョンを達成し、1年半後には200件のコンバージョンに成長しました。

オウンドメディアの成功を支えたのは、NYマーケティングが提供する「勝てるSEO戦略」です。業界分析をもとに、SEOで優位に立つために逆算してサイトの構成を設計・構築し、内部改善や被リンク戦略を通じてドメインの強化を実現しました。

さらに、Googleからの評価を迅速に得られるよう施策を進めました。

加えて、クライアントが運用していたリスティング広告の顧客獲得単価(CPA)の改善に取り組み、コンバージョン率(CVR)向上も図り、CPAが安定するようになりました。2024年3月には過去最高の売上を達成し、クライアントからも高評価を得ました。

オウンドメディアを通じ、不用品回収に関する専門的なコラムや情報を発信し、広告依存から脱却した持続的な集客戦略も構築しています。

詳細については、以下の動画でご覧いただけます。

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成功事例が実施しているオウンドメディア戦略立案の流れ

オウンドメディアを活用した成功事例の多くが、ユーザーの興味や関心を高め、最終的なコンバージョンに結びつけるための戦略的なステップを踏んでいます。
オウンドメディア戦略を効果的に進めるためには、各ステップを緻密に計画し、継続的に改善していくことが求められます。ここでは、成果を上げているオウンドメディアに共通した戦略立案の流れについて解説します。

オウンドメディアを活用した成功事例の多くが、ユーザーの興味や関心を高め、最終的なコンバージョンに結びつけるための戦略的なステップを踏んでいます。

オウンドメディア戦略を効果的に進めるためには、各ステップを緻密に計画し、継続的に改善していくことが求められます。ここでは、成果を上げているオウンドメディアに共通した戦略立案の流れについて解説します。

▼オウンドメディア戦略立案の6ステップ
  • STEP①|目的を明確にする
  • STEP②|製品・サービスが提供できる価値を洗い出す
  • STEP③|ペルソナ・カスタマージャーニーの設定
  • STEP④|流入からのCV導線の設計をする
  • STEP⑤|必要なコンテンツを考える
  • STEP⑥|スケジュールを立てる

STEP①|目的を明確にする

オウンドメディア戦略の最初のステップは、目的を明確にすることです。

収益向上を目指すのか、ブランディング強化を重視するのか、リード獲得や顧客エンゲージメントを高めるのかといった目標が定まっていないと、コンテンツの方向性がぶれてしまい、成果が出にくくなります。

具体的には、何を達成したいか、どのような指標でその達成度を測るのかを設定します。目的設定が、戦略全体の軸となり、全ての施策が統一感を持つ基盤となります。

STEP②|製品・サービスが提供できる価値を洗い出す

オウンドメディアが成功するためには、提供する製品やサービスがどのような価値を持っているかを明確にし、それをユーザーに伝える必要があります。

製品やサービスの強み、他社との差別化ポイント、そして顧客が求めている具体的な価値を洗い出します。

オウンドメディアのコンテンツがユーザーにとって有益であり、競合に対して強みを発揮できるようになります。

STEP③|ペルソナ・カスタマージャーニーの設定

次に、ターゲットとなるペルソナの具体的な特徴を設定し、彼らのカスタマージャーニーを想定することが重要です。

属性や興味関心、課題、目標などの詳細な情報をもとに、どの段階でどのような情報を必要とするかを把握します。

次に、ターゲットとなるペルソナの具体的な特徴を設定し、彼らのカスタマージャーニーを想定することが重要です。

さらに、ペルソナごとに異なる課題やニーズを満たすため、リード獲得や購買意欲の促進に至るまでの各段階で適切なコンテンツを提供できるようにします。

訪問者が自社サービスに興味を持ち、コンバージョンにつながる可能性が高まります。

STEP④|流入からのCV導線の設計をする

オウンドメディアでは、訪問者をいかにして最終的なコンバージョンへと導くかが大きなポイントです。

流入からCV(コンバージョン)への導線設計は、サイト内でのユーザー体験を向上させ、自然に購買や問い合わせに結びつくような導線を目指します。

オウンドメディアでは、訪問者をいかにして最終的なコンバージョンへと導くかが大きなポイントです。

具体的には、CTAボタンの配置やページのリンク構造、ユーザーがストレスなく情報を得られるナビゲーションなど、コンバージョンに至るまでの導線をシンプルかつ明確にします。

STEP⑤|必要なコンテンツを考える

オウンドメディアの目的やペルソナに基づき、どのようなコンテンツが必要かを検討します。

その際に、必ずキーワード選定を実施するようにしましょう。キーワード選定をすることで、自ずと必要なコンテンツが分かってきます。その上で、対策すべきキーワードの優先順位を付けていくことでネクストアクションが明確になります。

STEP⑥|スケジュールを立てる

最後に、オウンドメディア運営のスケジュールを立て、長期的な視点で運用できる体制を整えます。

コンテンツ制作から公開までのスケジュールや、更新頻度、分析・改善のタイミングを計画することで、定期的なコンテンツ発信を確実に行うことが可能です。

さらに、成果指標を基に定期的な進捗確認を行い、PDCAサイクルを回して改善を図りながら、長期的な成長を目指します。

SEOコンサルティングサービスは、Webサイトを検索結果で上位に表示させるための戦略を策定し、その実行をサポートするサービスです。

クライアントのビジネス目標や現状の課題を理解するために、綿密なヒアリングを行います。

広告費を一切かけていないにも関わらず、毎月50件のリードを獲得しているNYマーケティングの中川が、これまでのノウハウを問い合わせ後に提供いたします。

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オウンドメディア戦略で策定すべきゴール3つ

前提として、オウンドメディア戦略では必ず「ゴール」を設けておく必要性があります。そのゴールを、いわゆる「KPI」と言います。

KPI(Key Performance Indicator)とは、目標達成度を評価するための重要業績評価指標のことを指します。

オウンドメディアの成功を図る上で、KPIの設定は不可欠です。具体的には、売上目標や顧客満足度向上など、企業やメディアの最終目標に基づいて設定されます。

そして、オウンドメディア戦略で策定すべきゴール3つは、以下の通りです。NYマーケティングではKPIは3段階に分類して設計します。

そして、オウンドメディア戦略で策定すべきゴール3つは、以下の通りです。NYマーケティングではKPIは3段階に分類して設計します。

それぞれ解説します。

重要KPI|売上に影響する重要指標

重要KPIは、売上を左右する主な指標で、検索順位、サイトへのアクセス数、コンバージョン数(CV)、有効コンバージョン数などが含まれます。

例えば、検索順位が上がればサイトへの訪問者が増え、それに伴いアクセス数も増加します。アクセスが増えると、コンバージョンに至るユーザーも多くなるため、売上に直結します。

詳細KPI|重要KPIを達成するための要素

詳細KPIは、売上やCV数、有効CV数などの重要KPIを支えるもので、個々の施策が積み重なって成果につながります。

例えば、以下のような指標が代表的です。

▼詳細KPIで代表的な指標
  • ジャンル別のユニークユーザー数(UU)
  • 検索順位
  • コンバージョン率(CVR)
  • エース記事のUU・順位・CVR

さらに、LP(ランディングページ)やサービス紹介ページの改善、CTA(行動喚起)の見直しにより、コンバージョン数を直接引き上げることができ、これらの詳細KPIが重要KPIの達成に大きな役割を果たします。

詳細KPIは、重要KPIを支える役割を持ち、これらの指標が向上することで検索順位やアクセス数といった重要KPIも向上し、最終的には売上増加に寄与します。

また、行動KPIとの関係性においては、詳細KPIの目標達成に向けて具体的な施策(行動KPI)が実行され、互いに連動して成果を上げる構造となります。

行動KPI|詳細KPIの具体的な実行施策

行動KPIは、詳細KPIを達成するために行う具体的なアクションです。

具体的には、「新規コンテンツの制作」や「ランディングページ最適化(LPO)」などが該当します。行動KPIを実行することで詳細KPIが改善され、ひいては重要KPIの向上へとつながります。

例えば、コンテンツ制作や内部リンクの強化は、検索順位を高めてサイトのアクセス数を増やします。

また、LPOやCTAの改善により、コンバージョン数や有効コンバージョン数が直接的に向上し、売上アップを後押しします。上記施策を積み重ねることで、KPI全体が相互に働き、最終的に売上拡大に寄与する構造が生まれます。

オウンドメディアは戦略だけでなく「戦術」も重要

オウンドメディアを成功させるには、長期的なビジョンを持った「戦略」と、具体的に成果を上げるための「戦術」が必要です。

オウンドメディアを成功させるには、長期的なビジョンを持った「戦略」と、具体的に成果を上げるための「戦術」が必要です。

戦略だけに注力すると、実現に至る道筋が曖昧になり、具体的な施策が不足する可能性があります。

一方、戦術に偏ると長期的な方向性がぶれてしまい、一貫性のある成果が得られにくくなります。オウンドメディアの成長に欠かせない戦術の具体例と、戦略と戦術の違いを比較しながら解説します。

戦略と戦術は、どちらもオウンドメディアの成功に欠かせない要素ですが、その役割や具体的な内容には違いがあります。

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戦略戦術
一般的な意味合い長期的なビジョン・方向性の策定具体的な施策やアクションの実施
SEOにおける事例・ターゲット・ペルソナの明確化
・KGI/KPIの策定
・自社商材の価値や強みの洗い出し
・ロードマップの構築
・内部リンク最適化
・キーワード選定
・コンバージョンポイントの設定と改善
・メタディスクリプションの最適化など個別施策

戦略と戦術は、共に作用してこそオウンドメディアを最大限に成長させることが可能です。

例えば、戦略として「ターゲットユーザーにとって信頼できる情報源としての地位を確立する」と定めた場合、その戦略を実現するための戦術として、専門性の高い記事の定期更新や、SEOを意識した内部リンクの整備などが必要になります。

また、適切な戦術を通じて成果が上がると、その結果は戦略の遂行を裏付け、長期的なビジョンを達成するための礎となります。

戦略と戦術の連携により、単発的な効果に留まらず、オウンドメディア全体が持続的に成長していくサイクルが形成されます。このサイクルが整えば、検索エンジンからの評価も高まり、安定的な流入が見込めるようになります。

オウンドメディア戦略で最低限考慮すべきSEO施策

オウンドメディア戦略で最低限考慮すべきSEO施策

オウンドメディアを成長させ、ユーザーにとって価値ある情報源とするには、SEOの観点から継続的な改善と最適化が不可欠です。

具体的には、信頼性や専門性を高めるE-E-A-T対策、ユーザーの求める質の高いコンテンツの提供、コンバージョンに至るまでの導線の改善といった基本的な要素が効果を発揮します。

ここでは、最低限押さえておきたい3つのSEO施策について解説します。オウンドメディア戦略で最低限考慮すべきSEO施策は以下の3つです。

▼オウンドメディア戦略で最低限考慮すべき3つのSEO施策
  • 要素①|E-E-A-T対策
  • 要素②|コンテンツの質の担保
  • 要素③|コンバージョン導線改善

要素①|E-E-A-T対策

E-E-A-Tは「Experience(体験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取ったもので、Googleの評価基準として重視されています。

E-E-A-Tは「Experience(体験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取ったもので、Googleの評価基準として重視されています。
引用:Google品質ガイドラインp26

この要素を強化することにより、オウンドメディアの信頼性が高まり、検索エンジンでの評価が向上します。

具体的には、まず執筆者のプロフィールや資格、専門的なバックグラウンドなどを明示し、信頼性を裏付ける情報を積極的に公開します。

また、権威のあるサイトからの被リンク獲得や監修者バナーの設置、プレスリリース公開なども有効です。特に、専門的なテーマや情報の正確性が重視される分野では、根拠や参考文献を示すことが重要です。

E-E-A-Tの向上によって、オウンドメディアの内容が信頼に足るものと認識され、長期的なSEO評価の向上が期待できます。

要素②|コンテンツの質の担保

SEO対策としてコンテンツの質は最も重要な要素の一つです。質の高いコンテンツは、訪問者のニーズを満たすだけでなく、サイトの滞在時間やページビューの向上にも寄与します。

質の高いコンテンツを担保するためには、ユーザーの検索意図を正確に捉えた内容を提供することが欠かせません。

Google検索セントラルでは、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを重要視していることがわかります。

コンテンツを読み終わったユーザーは、あるトピックについて、目的を果たすのに十分な情報を得たと感じることができますか。

コンテンツを読んだユーザーは、有益な時間を過ごせたと感じられますか。

引用:Google検索セントラル:有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

例えば、検索キーワードに対して具体的で有益な情報を提供し、ユーザーが抱える疑問を解消するように工夫します。

また、オリジナル画像や動画、図解といった視覚的要素を取り入れることで、情報をわかりやすく伝えられます。

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ジャンル画像例動画例
美容・スキンケアビフォー・アフター写真や、商品ごとのテクスチャを示す画像を入れる。スキンケアの使用手順や、メイクの具体的な方法を短い動画で説明することで、初心者でもわかりやすく理解できる。
不動産・住宅情報物件の内観・外観の画像や、周辺環境の写真を掲載し、物件情報を豊富にする。物件のルームツアーや内覧動画を取り入れることで、ユーザーが現地に行かずとも物件の様子を理解できる。
健康・フィットネス筋トレやヨガのポーズ例を画像で示すことで、フォームの正確な理解を助け、誤った方法でのトレーニングを防止できる。エクササイズの手順を動画で紹介する。動作のポイントや注意点を映像で示すと、ユーザーはより確実に理解できる。

ユーザーの理解度が高まり、エンゲージメントが向上します。質の担保はサイトの信頼性を高めることに直結し、自然な被リンクの獲得にもつながるため、SEOにおける重要な施策といえます。

SEO記事作成サービスとは、検索エンジン最適化(SEO)に特化した記事を制作するためのサービスです。企業の運営ブログやオウンドメディアなどのコンテンツ制作を代行し、高品質なSEO対策記事を作成します。

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要素③|コンバージョン導線改善

オウンドメディアに訪問してもらったユーザーを、最終的にコンバージョンへと導くためには、効果的な導線設計が不可欠です。導線が不明確だと、せっかくの流入がコンバージョンにつながらず、売上や成約数に影響を及ぼすため注意が必要です。

具体的な改善方法としては、CTA(行動喚起)ボタンの適切な配置や、見やすいフォント、シンプルなレイアウトなどが挙げられます。

具体的な改善方法としては、CTA(行動喚起)ボタンの適切な配置や、見やすいフォント、シンプルなレイアウトなどが挙げられます。
弊社オウンドメディアのCTA

また、各ページ間のナビゲーションがスムーズであることも重要です。

例えば、ユーザーが必要とする情報にすぐにアクセスできるよう、関連コンテンツやおすすめ記事を効果的に配置することで、閲覧を促進しコンバージョンの確率を高めます。

導線改善は、ただページビュー数を増やすだけでなく、オウンドメディア全体の目標達成に直接寄与する重要な要素です。コンバージョン率が向上すれば、売上やリード獲得が増加し、オウンドメディアが持続的な成果を生み出す基盤が整います。

▼参考動画
【サイト種類別】SEO対策で成功するために必要な要素と優先順位

NYマーケティングは、自社自身がオウンドメディア等のコンテンツマーケティングで急成長を遂げている企業です。CVR改善に対して多くの実績を持つ企業です。

CVR改善について、興味がある方は下記リンク先からぜひお問い合わせください。

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オウンドメディアの戦略立案時に気をつけるべきポイント

オウンドメディアの戦略立案時に気をつけるべきポイント

オウンドメディアの運営は、単なる記事投稿の繰り返しではなく、目的達成のための戦略的な計画が必要です。

事前の戦略立案を行うことで、サイトの方向性を定め、目標に向かって効率的に進むことが可能になります。

ここでは、オウンドメディアの戦略立案において特に注意すべき3つのポイントについて解説します。

▼オウンドメディアの戦略立案時に気をつけるべき3つのポイント
  • ポイント①|目標を明確にする
  • ポイント②|目標を実現するためのKPI設計を徹底する
  • ポイント③|KPIに基づいたスケジュール設計を徹底する

ポイント①|目標を明確にする

オウンドメディア戦略の基本は、まず目標を明確に設定することです。例えば、以下のようにメディアを通して実現したい成果を具体的に決めることが大切です。

オウンドメディアの目標に置かれる内容事例
  • ブランド認知度の向上
  • リード獲得
  • 売上向上など

目標が不明瞭だと、コンテンツ制作や施策の方向性が定まらず、リソースが無駄になる可能性があります。

目標設定では、SMART(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性、Time-bound:期限)に基づいた実現可能で計測しやすい基準を設けます。

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目標設定内容
Specific(具体的)目標を曖昧にせず、何を達成したいのかを明確に定めます。
Measurable(測定可能)進捗や成果が数字で把握できるように設定します。
Achievable(達成可能)実行可能な範囲で設定し、現実的に達成できる目標を設定します。
Relevant(関連性)設定した目標がビジネス全体のゴールと関連性があるかどうかを確認します。
Time-bound(期限)目標達成の期限を設け、完了までのスケジュールを定めます。

上記5つを満たした目標設定で言えば、例えば以下のような目標が挙げられます。

  • 「6ヶ月以内に月間訪問者数を30%増加させる」
  • 「毎月のリード獲得数を3ヶ月以内に50件以上とする」
  • 「9ヶ月以内に主要記事の検索順位をトップ3にランクインさせる」

SMARTを活用した目標設定を行うことで、成果に直結する明確な戦略が策定でき、戦略の進捗確認もスムーズに行えます。

ポイント②|目標を実現するためのKPI設計を徹底する

目標を明確にした後、その達成度を測るためにKPI(重要業績評価指標)を設定します。

目標が曖昧なままでは、コンテンツの方向性も定まらず、効果的な戦略を立てられません。

目標の手前の事業課題解決にどうつながるのかもしっかり言語化しましょう。

KPIは目標を細分化し、各プロセスでの進捗や成果を具体的に測定できる指標です。オウンドメディアのKPIには、アクセス数、検索順位、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)などが含まれ、目標達成の進捗を確認しやすくします。

測定数値KPI例目的
アクセス数(セッション数やユニークユーザー数)月間セッション数5万、UU3万人集客力を高め、リーチを拡大するため
CVR(コンバージョン率)問い合わせフォーム、ダウンロード、会員登録のCVRを2%に設定メディアから具体的な成果(問い合わせや購買など)に結びつけるため
CV数月間の問い合わせ件数を100件に設定
月間資料請求数を50件に設定
興味を持ったユーザーがサイト経由で問い合わせ(資料請求)を行うことを促す

メディア運営のどの部分が目標達成に貢献しているかを判断できるため、戦略的な運営が可能になります。

ポイント③|KPIに基づいたスケジュール設計を徹底する

KPIが決まったら、実行計画に沿ってスケジュールを設計し、計画的なコンテンツ運用を徹底します。スケジュールは、具体的なアクションプランを反映し、各ステップが確実に実行されるように調整します。

新規記事の公開タイミングや、リライトの実施タイミング、月次・四半期ごとの目標確認など、細かなスケジュール設計が重要です。

新規記事の公開タイミングや、リライトの実施タイミング、月次・四半期ごとの目標確認など、細かなスケジュール設計が重要です。
弊社のKPI別の施策スケジュール

例えば、オウンドメディア準備期1ヶ月であれば、下記のようにオウンドメディアの基盤設計でスケジュール設計しておきましょう。

準備期(1ヶ月)内容
ターゲット設計メディアのターゲット層の明確化(ペルソナ、ニーズ分析)
サイト設計メディア構造の設計(カテゴリ構成、コンテンツの配置など)
ライター採用執筆者の募集・選定、業務フローの整備

スケジュール設計の際にはPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを意識し、改善点を洗い出して再調整することが求められます。

スケジュール設計の際にはPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを意識し、改善点を洗い出して再調整することが求められます。

計画と実施、進捗確認、改善を継続することで、変化する市場やユーザーニーズに対応しやすくなり、オウンドメディアの効果を最大化できます。

スケジュールに基づいた施策の実行は、目標達成に向けた一貫した取り組みを実現し、効果的なメディア運営を支えます。

まとめ

オウンドメディアの成功には、戦略的な立案と効果的な戦術の実施が不可欠です。

まず、目標を具体化し、重要KPIや詳細KPI、行動KPIを基にした指標を設定することで、方向性と進捗を管理できるようにします。

そして、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツを提供し、適切なコンバージョン導線を設けることで、売上やエンゲージメント向上につながります。

また、NYマーケティングの成功事例が示すように、戦略に基づいた明確な施策の実行が、オウンドメディアの持続的な成長を支えます。

最後に、E-E-A-T対策や質の担保、導線改善を通じたSEOの強化により、競争の激しい市場での優位性を確保することが可能です。

オウンドメディアを効果的に運用し、確かな成果を目指すために、各ポイントを押さえた戦略的なアプローチを徹底しましょう。

NYマーケティングは、自社オウンドメディアを通して50件近くのリード獲得に成功しています。

もしオウンドメディア集客にお悩みでしたら、SEO専門家集団のNYマーケティングが、貴社のお悩みの解決策を提示させて頂きます。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
詳しいプロフィールはこちら。