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PCとスマホでサブドメインが異なる場合のalternate/canonical設定方法

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今日もちょっとマニアックなSEOの話で、昔から運用しているポータルサイトやECサイトに該当するケースが多いです。

PCとスマホのドメインやURLが異なる場合に、alternateとcanonicalをきちんと設定しないと、PCとスマホのページが異なるページと判断され重複とみなされる恐れがあります。

⇒重複コンテンツとは

例)
PC:https://www.example.com/
スマホ:https://m.example.com/
例)
PC:https://www.example.com/
スマホ:https://www.example.com/m/

やることは2つ
・linkタグでalternateとcanonicalの設置
・UAに合わせてリダイレクト処理

▼この記事を動画で見る

https://youtube.com/watch?v=ssIMh8n8jA4
目次

linkタグでalternateとcanonicalの設置

1.パソコン用ページに、対応するモバイル用 URL を指す rel=”alternate” タグを追加します。これにより、Googlebot はサイトのモバイル用ページの場所を検出できます。
2.モバイル用ページに、対応するパソコン用 URL を指す rel=”canonical” タグを追加します。
(引用:https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/separate-urls?hl=ja

PCのhttps://www.example.com/の<head>タグ内に、<link rel=”alternate” media=”only screen and (max-width: 640px)”
href=”https://m.example.com/”>を追加します。

スマホのhttps://m.example.com/の<head>タグ内に、<link rel=”canonical” href=”https://www.example.com/”>を追加します。

この2つの記述によって、Googleは2つのページが別々のページではなく、対応する1つのページと判断します。

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UAに合わせてリダイレクト処理

UA(ユーザーエージェント)に合わせてリダイレクト処理をおこないます。

https://www.example.com/ にスマホのUAでアクセスした場合は、https://m.example.com/ にリダイレクト。

逆もしかり、https://m.example.com/ にPCのUAでアクセスした場合は、https://www.example.com/ にリダイレクトさせます。

UAでっていう表現をしましたが、シンプルにPC・スマホの実機でアクセスした場合と同じです。

リダイレクトは可能な限り302にすべきです。Googleのドキュメントにもそう記載されています。

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理想は同一ドメイン・レスポンシブデザイン

ここ数年にできたサイトは、大抵レスポンシブデザインを採用しています。

PC・スマホでドメインが異なるのは、古くから運用していて、いまさら改修ができない大規模サイトに多く見られます。

理想は同一ドメインにしてレスポンシブデザインですが、ただしく処理を施せばそのままでも問題はありません(いまのところは)

Googleアップデートに取り残されないように、予算のあるところは早めに同一ドメイン・レスポンシブデザインに対応しましょう。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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