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パーマリンクとは?意味や決め方、WordPressでのおすすめ設定方法も解説

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パーマリンクとは、WebサイトのURLに個別に設定されているURLの一部分のことです。

パーマリンクの設定によって大きなSEO効果が見込める訳ではないですが、パーマリンクを適切に設定することで、ユーザーの利便性の向上につながるだけでなく、クローラーがサイト構造を理解する手助けとなります。

とはいえ、実際にパーマリンクを設定する際、

  • どのようなパーマリンクを設定すべきか?
  • WordPressにおいて、パーマリンク設定はどれにするべきか?

よくわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事ではパーマリンクの意味やSEOへの影響、おすすめの設定方法を具体的に解説します。この記事を読めば、パーマリンク設定に迷うことはなくなります。

この記事で分かること
・パーマリンクの意味(どの部分かも含め)について理解できる
・適切かつおすすめなパーマリンクの決め方を理解できる
・WordPressでパーマリンクを設定できるようになる

こんな人におすすめの記事です
・パーマリンクの意味や重要性を理解できていない人
・パーマリンクの決め方がわからない人
・パーマリンクの設定方法を把握したい人

本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。

目次

パーマリンク(パーマネントリンク)とは?

パーマリンク(パーマネントリンク)とは、1ページごとに個別に付与されるURLのことで、URL後半のページごとに異なる箇所がパーマリンクです。

パーマリンクの部分

「パーマネント(半永久的な)」と「リンク」の言葉が組み合わされた造語であり、半永久的という意味を持つことから、「固定リンク」とも呼ばれています。

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パーマリンクのSEO効果

パーマリンクには、直接的なSEO効果はありません。

ただし、パーマリンクの設定はユーザーへの視認性・利便性の向上につながり、クローラーに対してもサイト情報・構造を理解する手助けとなるため、Googleも「わかりやすい・意味のあるパーマリンク」を推奨しています。

「サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。」

「URL構造をシンプルにする」Google検索セントラル

パーマリンクを決める際のポイント

ユーザービリティーが高く、クローラーもページ情報を認識しやすいパーマリンクを設定するポイントは以下の6つです。

  • シンプルなURL構造を意識する
  • わかりやすい英単語を使用する
  • 日本語URLにしない
  • ハイフンを活用し、アンダースコアは使用しない
  • ニュース記事は日付を設定する
  • ECサイトはカテゴリ名にする

シンプルなURL構造を意識する

パーマリンクを決めるときは、シンプルなURL構造を意識しましょう。「URLからある程度記事の内容がわかる」というシンプルなURLがおすすめです。

例えば、以下のURLをご覧ください。

https://ny-marketing.co.jp/blog/seo/backlinks/

上記のパーマリンクを見れば、ユーザーとクローラーは、ブログ配下のSEOのbacklinksという構造のページだとわかるので、URLを見ただけで内容を推測できるようなシンプルなURL構造となっています。

わかりやすい英単語を使用する

パーマリンクには、ユーザーがページ内容を想起できるような英単語を使用しましょう。

よく理解できないアルファベットや数字の羅列にした場合に、直接的にSEOでマイナスになる訳ではないですが、ユーザーにとって違和感を生じさせてしまいます。そのため、できるだけページ内容を表す英単語を使用しましょう。

日本語URLにしない

パーマリンクで日本語を使用するのは避けましょう。日本語URLによるSEOへの悪影響はありませんが、ユーザーの利便性という面ではデメリットがあります。

なぜなら、パーマリンクに日本語を使用すると、SNSや他サイトへのシェアなどでコピー&ペーストした際に「意味が理解できないアルファベットや記号が羅列した長いURL」になってしまうからです。

無駄に長いURLはGoogleが推奨する「シンプルなURL構造」に反するため、特別な理由がない場合は、日本語URLではなく英単語URLを使用しましょう。

ハイフンを活用し、アンダースコアは使用しない

パーマリンクで単語をつなげたい場合は、「-(ハイフン)」を活用するようにしましょう。

ハイフンを使わないで単語をつなげたURLは、Googleが非推奨としています。そのため、単語間には必ずハイフンを使用しましょう。

また、「_(アンダースコア)」はGoogleが非推奨としているため、「_(アンダースコア)」を「-(ハイフン)」の代替として使用しないようにしましょう。

ニュース記事は日付を設定する

ニュース記事には、パーマリンクに日付を設定しましょう。ニュースは記事の作成日が重要だからです。

パーマリンクを日付にしておけば、「いつ書かれた記事なのか」がひと目でわかります。ただし、更新の可能性があるコンテンツやブログ記事の場合は、日付ではなく「意味のある単語」にしておくのがおすすめです。

ECサイトはカテゴリ名にする

ECサイトのパーマリンク設定では、商品カテゴリー名をパーマリンクに設定すると、ユーザーが商品カテゴリーを理解しやすく、管理者もサイト管理がしやすくなります。

ただし、カテゴリーを変更した際は、パーマリンクも同時に変更する可能性が生じてきてしまいます。その場合、旧URLから新URLへリダイレクト処理を設置する工数がかかるため、サイト設計時にどのようなカテゴリーにするか最初に定めておきましょう。

WordPressのパーマリンク設定・変更方法

多くのWebサイトはWordPressでつくられていることから、パーマリンク設定について、WordPressの管理画面で設定するケースが多いでしょう。そのため、以下ではWordPressでおすすめなパーマリンクの設定手順をご紹介します。

デフォルトの「パーマリンク設定」を変更する

まずは、WordPressの管理画面にある「パーマリンクの設定」からデフォルト設定を変更しましょう。

【パーマリンク設定の手順】

  1. 管理画面のメニュー画面「設定」から「パーマリンク設定」をクリック
  2. 基本・日付と投稿名・月と投稿名・数字ベース・投稿名・カスタム構造の中から、自身のサイト設計に最適なパーマリンクを選ぶ
  3. 「変更を保存」をクリックで完了

最適なパーマリンクは、サイトによって若干異なります。パーマリンクの決め方は、前述の「パーマリンクを決める際のポイント」のセクションを参考にしてみてください。

投稿時にパーマリンクを設定する

まずはじめにやっておきたいことは、投稿の入力を行い始めた初期の段階でパーマリンクを設定してしまうことです。そうすることで、パーマリンク設定の抜け漏れが防げます。

記事作成時に「タイトル」を入力すると、パーマリンクが以下のように日本語で自動生成されます。

WordPressでパーマリンクを変更する箇所

この状態のままですと、日本語のパーマリンクとなってしまうため、右側にある「編集」をクリックして、コンテンツ内容に沿った英語のパーマリンクに書き換えましょう。

カテゴリー・タグのスラッグを変更

カテゴリーとタグのスラッグも最初に変更しておきましょう。

カテゴリーとタグを新規作成した際も、記事のURLと同様にWordPressではスラッグが日本語となってしまいます。そのため、忘れないうちにカテゴリーとタグのスラッグも英語のスラッグに変換しておきましょう。

【カテゴリーのスラッグの変更手順】

  1. 管理画面の「投稿」から「カテゴリー」をクリック
  2. 編集したいカテゴリーの「クイック編集」をクリック
  3. スラッグ欄に英単語を入力して「カテゴリーを更新」をクリック
WordPressのカテゴリーのスラッグ変更方法

タグのスラッグを変更するときは、管理画面の「投稿」から「タグ」をクリックします。その後の設定手順は、カテゴリーの時と同様です。

パーマリンクを投稿後に変更するリスク

既存ページのパーマリンクを途中で変更したくなる時があるかもしれませんが、既存ページのパーマリンクを変更すると大きなリスクがあります。以下3つのリスクを把握しておきましょう。

被リンク効果が無効化される

パーマリンクを変更すると、もしも外部サイトからリンクが貼られていた場合に、受けていた被リンクの効果がなくなってしまいます。

質のよい被リンクと被リンク数を獲得しているかどうかは、ページ評価に大きな影響を与えるため、途中でパーマリンクを変更するとSEO的にネガティブな影響を与える可能性があります。

ページの評価がなくなってしまう

上述した被リンク効果に関連していますが、パーマリンクを変更することは、当然ながらURLを変更することと同じことになります。

新規のURLとなった場合、今までのURLに蓄積した評価が0にリセットされてしまうため、後述する、評価を受け継ぐ設定の301リダイレクト設定が必要となります。

ソーシャルカウント(SNSによるシェア数)がリセットされてしまう

パーマリンクを変更すると、ソーシャルカウント(SNSによるシェア数)がリセットされて0になってしまいます。

Facebookのいいね!やTwitterでのシェア数などのソーシャルカウントが多いと、ユーザーは人気の記事だと認識するため、ページへのクリック率向上が見込めます。逆に、0リセットされてしまうと、クリック率が落ちる可能性があり、間接的にSEO評価でマイナスな影響を受けるリスクが生じてしまうことを把握しておきましょう。

パーマリンクをどうしても変更したい場合は301リダイレクトをする

パーマリンクを何かしらの理由で変更する必要がでてくる時もあるかと思いますが、その際は301リダイレクト設定をしましょう。

301リダイレクトは、リダイレクト元URLにアクセスした際に、リダイレクト先URLへリダイレクトさせるだけでなく、リダイレクト元URLの評価(PageRank)を引き継ぐことができる設定です。

301リダイレクトは、正しく設定をしないとSEO評価を正しく受け継ぐことができず、順位が大幅に下落することにつながってしまうため、設定は慎重に行いましょう。

パーマリンクについてよくある質問

ここではパーマリンクについてよくある質問にお答えします。

パーマリンクとURLの違いは何ですか?

パーマリンクはドメインの後に続く、ページごとに設定されるURLの一部です。一方、URLはドメインとパーマリンクを含めた全体を指します。

パーマリンクとURLの違い

WordPressのパーマリンク設定は「カスタム構造」がよい?

サイトの種類や方針によって、WordPressの最適なパーマリンク設定は異なりますが、パーマリンクにカテゴリを入れたい場合などは「カスタム構造」で設定するようにしましょう。

一方、カテゴリ設定を特にしないような、記事型メディアの場合は「投稿名」の設定にしても問題ありません。

適切なパーマリンク設定でSEO効果につなげよう

Googleはユーザーの利便性や満足度の高いコンテンツを評価します。そのため、直接的なSEO効果がないにしても、わかりやすいパーマリンクの設定をしてユーザーの利便性を上げることは大切な施策です。

パーマリンク設定で一度設定したパーマリンクを変更する場合、リダイレクト設定をする工数や管理が発生してしまいます。特にサイト規模が大きくなればなるほど、パーマリンク変更にかかる対応は膨大になります。そのため、パーマリンク設定をどうするかは最初に固めておきましょう。

弊社NYマーケティングではパーマリンク設定などの内部SEOを特に得意としています。SEO歴14年以上のノウハウと実績があり、特にECサイトやポータルサイトといった大規模サイトの内部SEOを得意としています。初回無料相談を承っておりますので、SEO対策やサイト設計でお困りな際はお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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