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被リンク・外部リンクを自然に増やす!被リンク分析とリンクビルディング戦略

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2022年現在、被リンク(外部リンク)はSEOにおいて重要視されている項目の1つです。
Google公式も、サイトを評価する上で被リンクを重要な指標としていることを明言しています。
そのため、「リンクビルディング」とも呼ばれる被リンクの獲得は、SEOで上位を目指すためには間違いなく必須の施策と言えるでしょう。

この記事では、被リンクとSEOの関係、被リンクの調査方法、具体的なリンクビルディングの方法をご紹介します。

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目次

被リンクとは?SEOへの影響の根拠

被リンクとは、自社サイトのURLリンクが外部サイトに設置されることです。「バックリンク」と呼ばれることもあります。

被リンクはSEOの「外部対策」のうちの1つで、検索上位表示に重要な要素であると言われています。現在のSEOでは、E-A-Tと呼ばれるサイトの信頼性や権威性が重視されており、被リンクがE-A-Tに関与しているためです。

リンクを貼られるということは、「他のサイトに自社のページが支持され、紹介される」ということです。このシグナルをGoogleはそのサイトの信頼性や権威性としてポジティブに評価し、SEOの検索結果に良い影響を与えます。

現実の世界でも、テレビや雑誌で紹介されているサービスは、そうでないサービスに比べて信頼感を抱くことができますよね。
それと同じように、Googleの検索エンジンの世界でも、「人に紹介されている」=「信頼性がある」といった評価に繋がり、ひいてはSEOで有利に働くのです。

Google公式でも「Googleが掲げる10の事実 」内の「4.ウェブ上の民主主義は機能する」で、以下のように被リンクを評価していることが示唆されています。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

https://about.google/philosophy/?hl=ja

また、海外のSEOの権威であるブライアン・ディーン氏の2020年の発表でも、1,180万件のGoogle検索を分析した結果、被リンクされているドメイン数と検索結果には相関関係があるとしています。

(参考:BACK LINKO「https://backlinko.com/search-engine-ranking」)

以上のことから、サイトの信頼性や権威性が重要と言われているE-A-T重視の現代SEOでは、ネットユーザーからの信頼の証である「被リンク」は注力すべき項目であると言えます。

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良い被リンクとは?

前のセクションで「被リンクのドメイン数が多いほど、検索順位が高くなる傾向がある」とお伝えしました。しかし「単に被リンクの数が多ければ良い」というわけではありません。

SEOに良い影響を与えるためには、被リンクの数だけでなく「質」を重視する必要があります。質の良い被リンクと言われているのは、主に以下の3つです。

・ドメインパワーの強いサイトからの被リンク
・関連性の高いサイトからの被リンク
・クリック率の高い被リンク

では、それぞれ解説していきます。

ドメインパワーが高いサイトからの被リンク

ドメインパワーの高いサイトからの被リンクは、SEO対策に非常に有効です。

ドメインパワーとは、その名の通り「サイトのドメインの強さ」のことを指します。
以前は、Googleがページランク(PageRank)という指標を公開していましたが、現在ではページランク(PageRank)を確認することはできなくなりました。
現在は、ツールを使うことで、かつてのページランク(PageRank)に似た指標を測ることが可能となっております。
ツールによってドメインパワーの呼称は異なり、エイチレフス(ahrefs)では「DR(ドメインランク)」MOZでは「DA(ドメインオーソリティ)」と呼ばれます。

試しにエイチレフス(ahrefs)というSEOツールで「Wikipedia」を調査したところ、ドメインパワーは脅威の92でした。(MAXは100)

このように、著名なサイトや官公庁のサイトはドメインパワーが高い傾向にあり、逆に新規のサイトや個人ブログなどはドメインパワーが低い傾向にあります。

そして、SEOにおいて、ドメインパワーの強いサイトからの被リンクは、ドメインパワーの弱いサイトの何倍も価値があるのです。

Google公式も「検索アルゴリズムの仕組み」にて、被リンクに関して次のような見解を記しています。

また、内容の信頼性や権威があるかどうかを評価するために、同様のクエリについて多数のユーザーに評価されているサイトを見つけます。検索内容に関連する他の著名なウェブサイトがそのページにリンクしている場合は、情報の質が高いことの確かな証拠となります

https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/algorithms/

このことからも、単に被リンクの数を追うのではなく、ドメインパワーの高いサイトからの被リンクを狙うのが効果的だと言えます。

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関連性の高いサイトからの被リンク

また、被リンク元のサイトと自社サイトの関連性の高さも重要な指標です。自サイトと被リンク元のサイトの関連性が高ければ高いほど、被リンクの効果も高くなります。

例えば、ラーメン屋さんを紹介するサイトを運営している場合、ラーメン屋のサイトや他のグルメサイトからの被リンクは効果的だと言えるでしょう。

nofollowリンクは意味がない?
nofollowとは、Googleのクローラーに「このリンクは辿らないで」と命令をするルールを記載したものです。
以前はリンクの属性をnofollowに設定することで、ドメインパワーをリンク先に渡すことを制御できました。そのため、被リンクを獲得しても、そのリンクの属性がnofollowである限り、SEO上で有利に働くことはありませんでした。 しかし、現在ではnofollowであってもリンクを評価する可能性があります。
Google検索セントラルの「進化するnofollow – リンクの性質を識別する新しい方法」にて、nofollowがアルゴリズムに反映するシグナルのヒントとして扱う旨の記載があります。
この記載は、リンク属性がnofollowであってもSEO的に効果を発揮する可能性があることを示唆していると言っても良いでしょう。
(参考:進化するnofollow – リンクの性質を識別する新しい方法「https://developers.google.com/search/blog/2019/09/evolving-nofollow-new-ways-to-identify」)

クリック率の高い被リンク

また、意外と知られていないのですが、リンクの掲載状況も被リンクの良し悪しを判断する基準となります。

詳細は割愛しますが、大まかに言うとクリック率の高い被リンクが評価を受けやすいです。

例えば、以下のような被リンクは、クリックされやすく評価が高いと言えるでしょう。

・ページの上部など、ユーザーの目に付きやすい位置にある。
・アンカーテキストが適切に書かれており、リンク先のコンテンツのイメージが付きやすい。

このように、同じページからの被リンクでも、リンクの貼られ方によって評価が変わる評価モデルをリーズナブルサーファーモデルと言います。

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自然な被リンク・外部リンクを獲得するための方法6選

前のセクションでは、SEOに効果のある良質な被リンクの定義を解説しました。

このセクションでは、できるだけ自然に、良い被リンクを増やすためのリンクビルディング法を紹介します。

かつてブラックハットSEOと呼ばれる、Googleのアルゴリズムの弱点を突いた悪質なSEOの手法が存在しました。
被リンクに関しても、ブラックハットSEOの手法がありました。例えば、自作のペラサイトを量産して、自分で作ったサイト同士でリンク貼り合うことで被リンクを増やす手法です。
15年以上前の脆弱なアルゴリズムでは、上記のような方法も通用しましたが、現在ではもちろん通用しません。
作為的に被リンクを増やすのではなく、自然に被リンクを増やすコンテンツ設計をしていきましょう。

超良質な記事を書く

被リンクをもらうための、いちばんシンプルかつ王道の方法があります。

それは「超良質な記事を書く」ことです。

記事を読んだユーザーが、思わず他の人に紹介したくなるような良質な記事を作成することで、自然と被リンクを増やすことができます。

次の5つを意識すると、良質な記事に仕上げることができるでしょう。

・1次情報を元にしており、臨場感や信憑性がある。
・独自の観点からの意見があり、キャラクターが立っている。
・バラバラの情報が体系化されており、思考の整理に役立つ。
・とにかく理解しやすい。
・情報ソースなどが提示されており、信頼できる。

導入事例のインタビューを受ける

自社で導入しているサービスがある場合、サービスを提供している会社からの導入事例インタビューを受けることで、取材記事内に自社サイトのリンクを掲載してもらえるため、被リンクを獲得することができます。

サービス提供側も、導入事例のコンテンツは積極的に増やしていきたいため、快諾してもらえるケースが多いです。

自社で利用しているサービスやツールの企業には、導入事例のインタビューをしてもらえないかを積極的に持ちかけてみましょう。

画像検索を行い、無断転載サイトに連絡する

自社サイト内でオリジナルのインフォグラフィックや画像を使っている場合、無断で画像を利用しているサイトを発見することで、被リンク獲得に繋がることがあります。

Googleで画像検索をしてみると、検索をかけた画像が他のサイトで利用されていることが多々あります。その中には、引用元を明らかにせず、無断で使用しているサイトも少なくありません。

自社サイトの画像を無断使用しているサイトに連絡をして、画像引用の記載と共に自サイトのリンクを貼るように依頼してみましょう。相手にもデメリットはないので、高確率で被リンクを得ることができます。

自社で作成した画像をひとつづつGoogleの画像検索にかけるのは手間がかかりますが、オリジナルの画像やグラフ、インフォグラフィックを頻繁に使用しているサイトには効果的な手法です。

セミナー開催やイベント参加などを活発に行う

セミナーの開催や展示会の出展、業界や地域に根ざしたイベントへの参加も被リンク獲得に効果的です。

関連する業種・職種のイベントなどに参加することで、イベントサイトやニュースサイトなどに被リンクが貼られる可能性があります。

当然のことですが、活発に活動をすればするほど目立つ存在になるため、メディアに取り上げられる機会が増えることで、被リンクが集まりやすくなります。

どこも取り扱っていない最新情報を発信する

どこも取り扱っていない最新情報は、業界人からすると喉から手が出るほど欲しい情報になるため、記事に人があつまり、被リンクを大量に獲得することができます。

ただし最新情報の取得は競合サイトとのスピード勝負になるため、常に情報にアンテナを貼る必要があります。

新鮮な情報にいち早くアクセスするおすすめの方法は、海外の情報サイトに目を通すことです。

運営するサイトのジャンルに特化した海外のサイトを2-3つほどブックマークに登録して、日々情報収集をすることをオススメします。

動的コンテンツを作成する

税金やカードローン、年収のシミュレーションなどの動的なコンテンツも被リンクをもらいやすい手法の1つです。

動的なコンテンツの作成は、エンジニアの協力を必要とするため、ハードルがやや高いです。その分、自社で作成せずに他社が公開しているコンテンツを記事ページに引用する企業が多いため、被リンクを獲得しやすくなります。

自社サービスでシミュレーターや診断テストなどの機能を作成することができるのであれば、実施してみると良いでしょう。

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ツールを利用して被リンク・外部リンクの分析をしてみよう

ここまで被リンクの質についての解説とリンクビルディングの方法について紹介してきました。

では、自社サイトは実際にどのようなサイトから被リンクを受けているのでしょうか?
そして、今後どんなサイトからの被リンク獲得を狙うべきなのでしょうか?

ここからは、自社サイトや競合サイトがどんなサイトから被リンクをもらっているのかを調べる方法をご紹介します。

自社サイトの被リンクの調べ方

まずは、自社サイトの被リンクの調査方法です。自サイトの被リンクは、Google Search Console(サーチコンソール)を使うことで調べることができます。

Google Search Console(サーチコンソール)といえば、検索エンジン上での表示回数や検索順位、サイトの改善点などを調べることができるツールです。今回はその中でも「外部リンク」という機能を使って自社サイトの被リンクを確認していきます。

①サイドメニューの「リンク」をクリック

左のサイドメニューを最下部までスクロールすると表示されます。
その後「上位のリンク元サイト」の詳細をクリックします。

②被リンク元のドメイン一覧が表示される

すると、被リンクをもらっているドメインの一覧が出てきます。この時点で、ざっくりの被リンク状況を把握できますね。

③詳細のURLを確認する

ドメインをクリックすると、実際にリンクが貼ってあるページのURLが表示されます。
URLをクリックすると対象のページに飛ぶことも可能です。

以上が、自社サイトの被リンクの確認方法です。

競合サイトの被リンクの調べ方

では次に、ahrefs(エイチレフス)というツールを使って、競合サイトの被リンクの分析する方法をご紹介します。

今回ご紹介するahrefsを利用する方法では、自社サイトは被リンクがないが、競合サイトには被リンクがあるサイトを一覧で抽出することが可能です。

ahrefs(エイチレフス)は、自社・競合サイトの被リンク・上位記事・想定流入キーワードなどを分析することができる有料のSEO分析ツールです。SEOに従事する人なら契約して損はないはず。

競合の被リンクの状況を把握することで、

・自サイトと競合の被リンクの比較(質・量ともに)

・被リンクを貼ってもらうようにアプローチすべきサイト

など、被リンクに関する情報を集めることができます。

今回は「Link Intersect(リンク交差)」機能を使って調査します。
では、具体的な方法を見ていきましょう。

①入力窓に自社サイトのURLを貼り付ける

②左サイドメニューの「Link Intersect(リンク交差)」をクリック

③競合と自社のURLを貼り付ける

画面の上部に競合のURL、下部に自社のURLを貼り付けます。競合のURLは最大10つまで貼り付けることが可能です。
その後、オレンジ色の「リンクする機会を表示」ボタンをクリックします。

④競合サイトの被リンク一覧が表示
すると、競合サイトのリンクがあるものの、自社サイトのリンクは貼られていないサイトのドメイン一覧が表示されます。

競合他社のリンクがどのような文脈や用途で外部サイトに貼られているを把握することで、今後の被リンク獲得の戦略に活かすことができます。上手にahrefs(エイチレフス)を使いこなして、被リンク増加を目指していきましょう。

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まとめ

・被リンク獲得は、SEOの外部対策の1つである。

・被リンクは「数」だけでなく、「質」が重要である。

・質の良い被リンクとは、「ドメインパワーが高い」「サイト同士の関連性がある」「目立つ位置に貼られている」ものである。

・作為的な被リンクは極力NG。自然な被リンク増加のためのコンテンツ設計をしよう。

・被リンクの分析には、「Google Search Console(サーチコンソール)」と「ahrefs(エイチレフス)」を利用しよう。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

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NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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