サブドメインのSEOにおける考え方。サブディレクトリ・新規ドメインとの比較

既存のメインサイトに加えて、新たなサービスをスタートするとき、「サブドメイン」「サブディレクトリ」「新規ドメイン」のどれでやるべきか悩みますよね。

ケースバイケースで使い分けますが、100%これが正しいっていう解答はありません。そのうえで、どういった判断基準で決めれば良いかを解説したいと思います。

目次

「サブドメイン」「サブディレクトリ」「新規ドメイン」の違い

まず簡単に3つの違いを解説します。

■サンプル事例

現在「www.example.com/」というドメインでサービスを運営している。新たなサービスをローンチするために、どういうドメインでやるべきか悩んでいる。

サブドメイン:sub.example.com/
サブディレクトリ:www.example.com/sub/
新規ドメイン:www.example2.com/

これを見ていただければ、3つの違いが理解できると思います。

続いて、3つのそれぞれを選択するケース、メリット、デメリットを解説していきます。

サブドメインを選択するケース、メリット、デメリット

■ケース

・同ブランドで別ジャンルのサービス
・検索キーワードで競合しないサービス

上記の条件の両方に当てはまる場合は、主にサブドメインを選択します。ディズニーがよい例になるので見ていきましょう。

ディズニー公式:https://www.disney.co.jp/
ディズニープラス:https://disneyplus.disney.co.jp/
ショップディズニー:https://shopdisney.disney.co.jp/

ディズニーという同じブランドでありながら、動画配信サービス、オンラインストアとジャンルの違うサービスをサブドメインで展開しています。

動画配信サービスとオンラインストアへ流入するキーワードは異なるため、競合することはありません。検索キーワードが競合するものをサブドメインで作ってしまうと、1つのキーワードでメインサイトとサブドメインサイトで順位の奪い合いになってしまいます。

Googleの検索結果には、サブドメインを加味しない同一ドメインは2つまでしか表示されないため、あるキーワードでメインサイトを表示したいのに、サブドメインのサイトのみ上位に表示されてしまう恐れがあります。

■メリット

・新規ドメインと比べると、既存ドメインのパワーを引き継げる。

■デメリット

・メリットで出た「既存ドメインパワー」は引き継げるが、サブディレクトリと比べると弱い。サブドメインはGoogleから新規サイトとして扱われるため、既存ドメインのバックリンクの恩恵をすべて引き継げるわけではない。明確な基準はないが、私の経験的に20~30%くらいのドメインパワーを引き継いでいると考えている。(サブディレクトリを100%、新規ドメインを0%とした場合)

サブディレクトリを選択するケース、メリット、デメリット

■ケース

・同ブランドで同ジャンルもしくは近いジャンルのサービスorコンテンツ

例えば、不動産賃貸のポータルサイトを運営してコラムメディアを立ち上げたいとなったとき、どうしても別ブランドでやりたい場合は別ですが、基本的にはサブディレクトリでやります。

「名古屋 賃貸」でポータルサイトは上位表示されているが、「名古屋 住みやすい区」などの関連ワードで取れていないためコラムを立ち上げたい、などの需要があります。

■メリット

・メインサイトのドメインパワーを100%引き継げる。同じドメインなので当たり前ですね。

・メインサイトにコンテンツが増えて、ドメインの評価が上がる。Googleはサイト内の情報の豊富さ(網羅性)を評価指標としているため、コンテンツが増えるとGoogleの評価が上がります。コンテンツが増えれば新たなキーワードで流入が見込めるため、SEO全体の底上げにつながります。

・サブディレクトリのコンテンツに被リンクが貼られると、ドメイン自体の評価ががるため、メインサービスの検索順位も上がり相乗効果が生まれる。

■デメリット

・サブコンテンツを充実させすぎて、メインコンテンツとキーワードで競合する。(設計さえしっかりすれば問題ないので、デメリットというほどではない)

そのほか、低品質なページを量産するなど、変なことをしなければ特に大きなデメリットはなし。

新規ドメインを選択するケース、メリット、デメリット

■ケース

・別ブランドのサービス(ジャンルの競合の有無はどちらでも良い)
・検索キーワードで競合するサービス

上記の条件のどちらかに当てはまる場合は、主に新規ドメインを選択します。

ブランドが違うサービスを既存のドメインのサブドメインでやるのは、体裁を考えると良くないですよね。サブドメインでやっても良いですが、メリットは多少ドメインパワーを引き継ぐだけですので、新規ドメインでがっつり0から対策をする方がスムーズです。ただ規模が小さいサービスだったり、サイトボリュームが小さいものは、サブドメインやサブディレクトリでやるという判断もアリです。

■メリット

・新規ドメインで0からSEO対策を行うため、そのサービスの専門性の高いサイトに仕上がる。Googleはサイトの専門性を重視するため、あるジャンルに特化したサイトに仕上げれば、そのジャンルの検索キーワードで上位表示しやすくなる。(サブドメインでも同じようなことが言えそうだが、新規ドメインの方がより専門性が高いと評価される、と考える)

・メインサイトと同じキーワードを狙う場合、Google検索結果上位4位までを自社で独占することができる。1つ前の章で、Googleは同一ドメインは検索結果に2つまで表示する、と言ったが、新規ドメインのSEO対策がうまくいけば、メインサイトと新規サイトで1~4位を独占することも可能だ。

■デメリット

・0からSEO対策をしなければいけないので、時間とお金がかかる。

まとめ

新たなサービスやコンテンツを立ち上げる時、「サブドメイン」「サブディレクトリ」「新規ドメイン」のどれを選択するかは、SEOの観点だけではなく、ブランディングや体裁面など、さまざまな要素を考慮しましょう。

この選択によって将来の成果が大きく変わってくるため、慎重に判断ください。

NYマーケティング株式会社では、「SEO対策」の初回無料相談を承っております。ホームページのお問い合わせからお送りいただくか、nakagawa.yuuki.2020@gmail.com、もしくはLINE公式までご連絡ください。
『ポータルサイト』『ECサイト』などのデータベース型SEOは中川にお任せください!!

↓↓SEOハンドブックを無料プレゼント中!!

↓ SEO対策に関する記事を更新しています。トラブル時の逆引きになれば幸いです。

あわせて読みたい
【実用・実践編】被リンク獲得手法、被リンク営業先のサイトまとめ SEO対策をする上で被リンクは最も重要です。 SEO対策の相談が最近多くなり、チームでナレッジを共有するため、改めて最新の被リンク獲得手法や被リンク営業先をまとめま...

↓ Youtubeもぜひご覧ください。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

NYマーケティング株式会社・代表取締役 中川裕貴
Webマーケティング歴13年、SEOの実績多数。ポータルサイトSEO、コンテンツマーケティングSEOなど、幅広いジャンルのコンサルティング経験が豊富。
SEO以外にもWebマーケティングの全体戦略設計から、SNSマーケ、MA設計、広告運用などWebマーケティング全般のご支援が可能です。

コメント

コメントする

目次
閉じる