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ポータルサイトは集客・収益化に有効なため、「自社ポータルサイトをもちたい」と考える企業は増加傾向にあります。
当記事では、ポータルサイトを1から構築する際のシステム面の選択肢と、運用で成功するためのSEOで重要なポイントについても解説します。
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ポータルサイトとは?
ポータルサイトの「ポータル」は、直訳すると玄関を意味する言葉です。つまりポータルサイトとは、さまざまな情報の入口・玄関としての役割をもつ「ユーザーが求める情報や機能が集約されているサイト」を指します。
インターネット上にある膨大な情報を整理して提供することで、ユーザーの利便性の向上、ひいては会員・PVの獲得という目的があります。
また、利便性の高いポータルサイトで会員やPV数を獲得すれば、企業からの広告掲載で固定課金・成果課金などによるマネタイズも可能です。
ちなみに、ひと言で「ポータルサイト」といっても、
- 社内ポータルサイト
- 総合型ポータルサイト
- 専門型ポータルサイト(不動産・飲食など)
など種類が多岐にわたります。
ポータルサイトの種類については、以下の記事で例を交えながら解説しています。
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ポータルサイトの作り方【自作か制作会社か】
ポータルサイトの作り方は、主に「自作」「制作会社」の2通りあります。
シンプルなポータルサイトであれば、ワードプレスなどのCMSを利用し自作することが可能です。
ただし、本格的に事業として集客し収益化を考えるのであれば、デザインや機能にもこだわる必要があります。その場合はワードプレスで高度な構築をするか、フルスクラッチでの開発になるため制作会社に依頼をするべきです。(弊社NYマーケティング株式会社も開発を請け負っています)
自作の場合:シンプルなポータルサイトならCMS・ASP
ビジュアルにこだわらないシンプルなポータルサイトであれば、CMSやASPを用いて自作できます。
ポータルサイト制作システム | 例 |
CMS | ・WordPress・Googleサイト |
ASP | ・ヒラメキペーパー・NotePM |
それぞれ無料・有料が異なりますが、Web制作会社に依頼するよりも費用を抑えてポータルサイトを作成できます。
ただし、どちらも最低限HTML・CSSの理解は必要です。また、ビジュアルにこだわりたいならその他のプログラミング言語のスキルも必須となります。
そのため、自社に専門知識をもつスタッフがいない・SEO対策が必須といった場合は、専門業者に相談した方が良いです。
NYマーケティングは制作も可能なSEO会社なので、見た目にこだわるだけでなく、SEO対策も考慮したサイト制作が可能です。弊社ではWordPressかスクラッチの開発を推奨しています。ASPはSEO対策で柔軟に対応することが難しいためです。
制作会社の場合:こだわりのビジュアル・機能を実現するならスクラッチ開発
スクラッチ開発は、既存のプログラムやパッケージを使用せず、0からWebサイトを構築する開発手法のことです。
メリット・デメリットがあるものの、デザインや機能にこだわりがある・競合との差別化を図りたいなら、スクラッチ開発を制作会社に依頼するのがおすすめです。
【スクラッチ開発のメリット・デメリット】
- メリット:開発の自由度が高い・拡張性の高いシステムを構築できる
- デメリット:運用開始までに時間がかかる・費用が高い
スクラッチ開発は時間や費用がかかるものの、自社が求める機能を搭載できるため、業務や目的に合わせたポータルサイトを作成・運用できます。
NYマーケティングなら、ポータルサイトの企画・構成・制作・運用までを一貫してお任せいただけます。お客様の要望を十分にヒアリングしたうえで「最終的な目的を実現するための戦略」にもとづいて構築・制作するため高い成果が期待できます。
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ポータルサイトの作り方の流れ4ステップ
ポータルサイトの作り方の制作手順を4つのステップで紹介します。
- 要件定義とワイヤーフレームの作成
- デザイン制作とコーディング
- システム構築
- コンテンツ制作
また、上記のほか事前準備として必須な「目的・ジャンル選定・コンセプト・コンテンツ設計・競合調査」などについては、以下の記事で詳しく解説しています。
1:要件定義とワイヤーフレームの作成
ポータルサイトの作り方として、はじめに取り組むのが「要件定義(書)」を策定・作成することです。
要件定義書とは、ポータルサイトの完成形をイメージしつつ、依頼側・制作側の意向をすり合わせるために必要となる機能・要件をまとめた文書のことです。
具体的には、
- どのようなポータルサイトを構築したいのか
- ポータルサイトに求める成果を達成するためにはどのような機能が必要なのか
などをまとめます。
そして、要件定義書をもとにワイヤーフレーム(サイトの構造やレイアウトを視覚的にまとめたもの)を作成します。要件定義とワイヤーフレームの作成は、ポータルサイトの基礎・設計図としての役割を担う、重要なステップの1つです。
2:デザイン制作とコーディング
次のステップでは、ワイヤーフレームをもとに実際のサイトデザインを制作していきます。
【デザイン制作で重視すべきポイント】
- ユーザーの使い勝手を重視する(UI)
- ストレスなくサイト・サービスを利用できる構造を意識する(UX)
基本的に、コーディング後のデザイン修正はできません。デザイン制作の時点で、上記を満たしたデザインに仕上がっているかどうかをチェックしましょう。
コーディングは、サイトのデザインをもとにWeb上にソースコードを記述していく工程です。ポータルサイトはページ数が多くなるケースが多いため、一般的に「読み込みスピード重視」でコーディングされます。
3:システム構築
コーディングのほか、ポータルサイトを作成するためにはシステム構築のステップも必須です。ユーザーが目にするサイトデザインを構築するコーディングに対して、システム構築はサーバーやデータベースなどの「ユーザーの目に触れない部分」を構築していきます。
4:コンテンツ制作
検索上位を目指すうえで「上質なコンテンツ」は必要不可欠です。Googleはユーザー満足度の高いサイト・コンテンツを評価するため、常にユーザビリティを意識したコンテンツを制作する必要があります。
そのためには、事前に競合サイトの分析からコンテンツ設計を徹底し、差別化を図ることが重要です。
また、会員数・PVを獲得するためには以下のような施策も重要です。
- ユーザーが参加できるページ作り(UGC)
- ユーザーが見やすく使いやすい、機能が充実したデザイン
- 各種SEO対策(ポータルサイトのSEOについての記事を参照)
上記を押さえて、ユーザビリティに優れたポータルサイトを作成しましょう。
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ポータルサイトを制作するうえで注意すべきこと
ポータルサイトを制作するときは、セキュリティの脆弱性や運用フェーズのプラン設定などに注意すべきです。以下でそれぞれ詳しく解説します。
セキュリティの脆弱性に注意する
ポータルサイトには、会員限定コンテンツやメルマガなどを提供するために会員登録機能を搭載するケースが少なくありません。会員登録には「個人情報」の入力が必要となるため、セキュリティの脆弱性に注意する必要があります。
セキュリティ対策に不備があると、サイバー攻撃を受けたときの個人情報流出が懸念されます。個人情報の流出は会員や社会からの信頼を落としかねないため、必ずセキュリティ対策を徹底しましょう。
運用フェーズのプランをあらかじめ定めておく
ポータルサイトを制作する際は、あらかじめ運用フェーズのプランを定めておくことが大切です。
例えば、SEO対策で伸ばすのか、SEOは不要で広告のみで伸ばすのかによって、運用プランは異なります。運用開始後に検討するのではなく、サイト設計の段階で決めておきましょう。
ポータルサイトの収益化についてはいくつかの方法があります。以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
SEO対策が必須の場合はシステム要件に注意する
運用プランでSEO対策が必須の場合は、システム要件に注意しましょう。
例えば、Reactなどのjavascriptベースでシステムを構築してしまうと、SEOとの相性が悪くなるケースがあります。
また、スクラッチで作る場合は、PHPもしくはRubyなどシンプルな構成で作るべきです。SEO対策を行うのであれば、相性が良いプラグラミング言語を用いることを押さえておきましょう。
適切に運用できる体制を整える
ポータルサイトをはじめ、Webサイトは「作ったら終わり」ではありません。常に最適化された状態で運用できるよう、自社または制作会社によって体制を整えておく必要があります。
コンテンツが更新されていない、またはリンク切れが発生すると、ユーザーからの評価が下がってしまいます。
ポータルサイトは多くのコンテンツ・サイトへのリンクを集めたWebサイトのため、特にリンク切れには注意が必要です。
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ポータルサイト作成にかかる費用相場
ポータルサイト作成にかかる費用相場は、サイト規模や求めるデザイン・機能などによって異なります。以下は、規模・構築方法別の費用相場です。
ポータルサイトの規模 | 構築方法 | 費用相場 |
小規模 | パッケージ・CMS | 100万円〜 |
中規模 | パッケージ・CMSカスタマイズ | 250万円〜 |
大規模 | スクラッチ開発 | 500万円〜 |
小規模:ワードプレスでテーマやプラグインを使用して簡易的に構築する。デザインもシンプルでこだわらない。SEO対策も最低限。
中規模:ワードプレスを使用するが機能やSEO最適化のためにPHPのコードも修正してカスタマイズを実施。デザインもこだわり、SEO対策も十分に行う。ただし、難しい機能実装や管理画面のカスタマイズには限界がある。
大規模:スクラッチでPHPやRuby、Javaでの開発を行う。デザイン、機能、管理画面などすべて自由にカスタマイズが可能。ページボリュームや機能の数や複雑性によって費用はどんどん上がっていくため、基本的には個別での見積もりが必要。⇒NYマーケティング株式会社に見積もりを相談してみる
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ポータルサイトは自社でも作成できますが、成果達成を目指すならNYマーケティングへの依頼がおすすめです。ポータルサイトで集客の根幹となるSEO対策がしっかりしていないと、運用面で失敗に終わってしまいます。制作会社でSEO対策に高度な理解がある会社は少ないです。NYマーケティングはSEOコンサルティング会社でありながら、代表中川が13年間のシステムエンジニアの経験があるため、優秀な開発チームを持っています。そのため、構築、SEO、運用のすべてで高品質なご支援が可能です。
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