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弊社ではオウンドメディアの運用を支援していますが、これからオウンドメディアを始める企業さまからはよく
「記事を書いて本当にアクセスがあるのか」
「記事から問い合わせや商品購入などのコンバージョンにつながるイメージがしづらい」
といった声が聞かれます。
そこで本記事では、オウンドメディアを始めたい方に向けて、オウンドメディアの作り方やどのようにアクセスが増えてお問い合わせにつながるのかについて、体系的に解説します。
BtoB・BtoCを問わず、0からサイトを作って多数の実績を出した弊社の知見を元に解説していますので、ぜひご覧ください。
そもそもオウンドメディアとは
オウンドメディアとは、簡単に言うと企業が運営するブログのようなもののことを言います。
よくあるのは、企業のコーポレートサイトをディレクトリで区切って、その配下に「お役立ち情報」のような形で発信するものです。
例えば、弊社もホームページでオウンドメディアを運営しています。弊社はSEO会社なので、SEOに関する情報として「ポータルサイトの制作費用の相場」のような記事を発信しています。
最近では月に10〜20件ほどのお問い合わせがありますが、そのうち半数ぐらいをGoogle検索でオウンドメディアを見てくれた人が占めており、かなり増えてきました。
一般的に、オウンドメディアを立ち上げて成果が出始めるのには半年程度、十分な成果を出すのには1年程度の時間がかかると言われています。弊社の場合は、自社のオウンドメディア運営よりもクライアントの支援を優先していた期間が長かったこともあり、運用開始から3年が経過した今年に入ってようやく伸びてきた印象です。時間はかかりましたが、普通に広告を出すとかなりの費用になるため、オウンドメディアのSEOは時間をかける価値があるものだと言えます。
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オウンドメディアをやるべきかどうかの判断基準
オウンドメディアをやるべきかどうかの判断基準として、大きく次の2点があります。
1つめは、競合メディアがあることです。例えば、弊社がSEOのメディアをやるべきかどうか迷った場合は、他のSEO会社が実際にオウンドメディアを運用しているかどうかを調べます。
もし競合がメディアを運営していた場合、利益が出るから運営していると考えられるため、自社でも始めた方が良いという結論になります。
2つめの判断基準は、競合のリスティング広告が出稿されていることです。リスティング広告とは、Googleで検索した時に画面上部で「スポンサー」と表示される広告のことを言います。
リスティング広告はお金を払って出稿しているということなので、広告にかかる費用以上の成果が見込めていると考えられ、利益を出すことが期待できます。
リスティング広告で表示されるのも、オウンドメディアを運用して上位表示されるのも同じ画面(検索結果画面)なので、オウンドメディアでも成果につながる可能性が高いです。つまり、リスティング広告が出稿されている場合も、オウンドメディアをやる価値があると考えられます。
ただし、厳密に言うと上記2つの判断基準には注意点があります。それは、競合メディアがあっても大手だらけだったり、リスティング広告が特定のキーワードだったりすると、オウンドメディアの成果が出にくいケースもあるということです。
判断を誤って費用を溶かしてしまうだけになるケースもあるため、もし迷った場合には一度弊社に相談いただければと思います。
オウンドメディアでアクセス数・コンバージョン数を増やす7ステップ
ここからは、オウンドメディアを0から立ち上げてアクセス数を増やし、実際にお問い合わせや商品購入といったコンバージョンにつなげるための方法について、7つのステップで解説します。
- サイト設計
- サイト制作
- キーワード選定
- 記事制作
- 分析・改善
- 被リンク施策
- CVR改善
①サイト設計
はじめにサイト設計を行います。サイト設計とは、メディアの目的やテーマ、ペルソナなどを具体的に決めることです。これらは、決めておかないと成果につながらない可能性がある、大変重要な作業です。
②サイト制作
次に、実際にサイトを制作します。弊社のオウンドメディアもそうですが、サイトはコーポレートサイトの下にサブディレクトリで構築することをお勧めしています。理由は、コーポレートサイトのドメインの強さや信頼性を引き継げるためです。
ちなみに、ドメインの強さについてはAhrefs(エイチレフス)というSEOツールで簡単に調べられます。自社のドメインを調べてみて「DR」が30以上であれば強い、50以上であればかなり強いと言えるため、その際は今すぐオウンドメディアをやるべきと言えます。
(ahrefsは有料のツールになります)
一般的に、長く運営されているコーポレートサイトには自然と被リンクがついていて、ドメインパワーも強くなる傾向にあります。そのため、オウンドメディアをやるべきか迷っている方は、ぜひ自社のドメインパワーも調べてみてください。
また、サイト制作をする際は内部構造を意識することも大切です。リンク階層を深くし過ぎない方が良いのですが、これには2つの理由があります。
1つめの理由は、Googleがクロールしやすくするためです。Googleが情報を読み取る際、あまりにリンクが多いとしっかり認識されにくくなるため、トップページから記事まで3クリック以内でたどり着けるのが理想と言われています。
2つめの理由は、リンクの評価の受け渡しをしやすくするためです。SEOでは、評価が高いページからリンクを貼られると、リンク先のページも高くなる傾向があります。そのため、なるべくトップページから浅いところに記事を置くことで、リンクの評価も受け渡しがしやすくなります。
さらに、サイト制作ではカテゴリーの増やし過ぎにも注意しなければなりません。カテゴリーを増やしたくなる気持ちは分かりますが、増えすぎると管理が大変になる上、カテゴリーごとのパワーも弱まってしまいます。
加えて、カテゴリー同士のバランスも大切です。カテゴリーAが100記事あるのに対し、カテゴリーBが3記事しかないとなるとバランスがおかしくなってしまいます。先ほどのサイト設計の話にも通じますが、最初にどういう情報を発信するのかを決めて、バランスよく情報発信していくことが重要です。
最後に、構造化マークアップを実装することもサイト制作のポイントです。実は、制作したサイトの見え方は、人間の目とGoogleとでは異なります。Googleはロボットなので、サイトのソースコードを読み取って内容を認識しているのが特徴です。
そのため、構造化マークアップを実装することでGoogleに情報が伝わりやすくなり、検索順位に反映されたり、検索結果が大きめに表示されたりするといった効果があります。
SEOに詳しくない制作会社では実装されていないこともあるため、要チェックポイントの1つになります。
③キーワード選定
サイト制作ができたら、次はキーワード選定です。Googleで上位表示を狙うためのキーワード選定は、大きく3つの工程に分かれます。
はじめに、ターゲットとなるユーザーが調べそうな検索キーワードを洗い出します。
弊社はSEO支援会社になるため「SEO」が含まれるkwなどが対象になります。
しかし、必ずしも「SEO」というキーワードだけに限らず、「WEBから集客する方法」や「WEBから売上を上げる方法」のように、SEOに興味がある人が調べそうなキーワードもピックアップします。
次に、洗い出したキーワードをグルーピングします。例えば「SEO 費用」や「SEO会社 おすすめ」で調べる人はかなりSEOに興味を持っていると考えられるため、顕在層のキーワードに分類が可能です。
他にも「SEO キーワード選定」で調べる人は、すでにSEOをやっている可能性もあり、準顕在層に分類できます。
加えて「SEO 費用」と「SEO料金」のように、知りたい情報が同じ場合もあるため、重複するキーワードがないかという点も、しっかり精査しなければなりません。
キーワードのグルーピングができたら、対策するキーワードの優先順位をつけます。先ほどの「SEO 費用」や「SEO会社 おすすめ」のようなキーワードは問合せに繋がりやすいため、優先すべきキーワードです。
以上がキーワード選定の方法ですが、キーワード選定は本当に奥が深く、きちんとやろうと思うと難しいのが特徴です。
弊社では、本当に抜け漏れがないよう、効率的に進める工程を踏んで取り組んでおります。
キーワード選定の詳しい方法については、こちらの動画で解説していますので、あわせてご覧ください。
④記事制作
キーワード選定の次は記事制作です。記事制作ではいきなり記事を書くのではなく、まずは構成を作成します。構成の作成では、狙うキーワードの検索意図を満たすことと、一次情報を入れることがポイントです。
検索意図とは、そのキーワードを調べる人が知りたい内容のことで、これを的確に把握することが重要です。また、一次情報とは自社しか出していない独自の情報のことです。
SEOで上位表示するための要素は他にもありますが、特にこの2点を重視して構成を作ります。
構成ができたら、ライティングをして実際にWordPressに入稿し、公開するという流れです。記事制作については他にも多くのノウハウがありますが、詳しくはこちらの動画にまとめていますので、あわせてご覧ください。
➄分析・改善
記事制作ができたら、次に重要なのが分析・改善です。公開した記事がアクセスされているのか、どのくらいコンバージョンがあるのかをしっかり分析して、改善していきます。
具体的に見るポイントとしては、記事の順位やアクセス数、記事ごとのコンバージョン数などがあります。これらの数字を見て終わりではなく、次のような点を分析していきます。
- 検索順位が低い記事は、どのように順位を上げていくか
- 検索順位が高くても、アクセス数が少ないキーワードは狙わなくて良いのではないか
- コンバージョンが少ない記事は、どのようにコンバージョンを増やすか
弊社のコンサルティングでは、記事の順位やアクセス数、コンバージョン数をアップさせるために、さらに細かいKPIを設定しています。
例えばコンバージョン数であれば「コンバージョンしやすいページはどれか」「ユーザーの熱量が上がったページはどれか」「ユーザーごとのページ回遊率はどうか」といったことです。
これらが全て高まった結果コンバージョンが増えると考えられるため、ただ数字を見るだけではなく、改善を繰り返して成果を上げていくことが重要です。
⑥被リンク施策
分析・改善と並行して行いたいのが、被リンク施策です。被リンクとは、外部のサイトからリンクを貼ってもらうことを言います。最近のGoogleでは被リンクがかなり重視されているため、しっかり対策しなければなりません。
被リンク数は、前述のドメインの強さにも影響するのが特徴です。どれほど良い記事を書いても、ドメインの強さで負けていると上位表示できないケースもあります。
被リンクを得るための具体的な施策には、大きく次の5つがあります。
<被リンクを得るための施策>
- 思わず引用したくなるような、良質なコンテンツを作成する(一次情報・図解)
- 競合サイトのリンクを貼っているメディアに被リンク営業をかける
- プレスリリースを発表する
- 企業に協賛したり、団体に加盟したりする(特に自治体・公的機関)
- 他のメディアに寄稿する
被リンク施策はかなり奥が深いため、興味がある方はこちらの動画もあわせてご覧ください。
⑦CVR改善
最後はCVR(コンバージョン率)の改善です。具体的には、現在の記事からもっと熱量を高める記事やサービスページに遷移させてコンバージョンを狙うために、ユーザーの動きを考えた動線設計をしていきます。
また、CTAテストも必要です。CTAテストではバナーとテキストどちらが良いかや、ボタンの色は何色が良いのか、場所はどこが良いかといった違いをテストして、一番効果の高いものを採用します。
かなり地道な作業ですが、CTAテストをしていないと「アクセスはあるのに問い合わせに繋がらない」「検索順位は上がったのに売上に繋がらない」といった本末転倒なことになります。そのため、ある程度アクセス数が集まった段階で実施することが必要です。
オウンドメディアのことならNYマーケティングにご相談ください
オウンドメディアで0からアクセスを増やしてコンバージョンを得るためには、体系立てて取り組むことが大切です。それぞれの段階でやるべきことが多く大変ですが、正しい方法で取り組めば、かけた費用以上の成果が出ます。
「オウンドメディアに興味はあるけど、自社でやるのは難しい」という方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください!