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SEOで勝てるキーワード選定のやり方や無料で使えるツールを紹介

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SEO対策をするにあたって、キーワード選定は非常に重要な施策です。誤ったキーワード選定をしてしまうと、上位表示ができなかったり、売り上げアップにつながらない可能性があります。

そこで本記事では、正しいキーワード選定のやり方や、無料で利用できるおすすめのツールを紹介します。本記事を読むことで、上位表示や売り上げアップに寄与するキーワード選定が学べます。

この記事で分かること
・キーワード選定のコツについて
・キーワード選定の手法や役立つツールについて

こんな人におすすめの記事です
・キーワード選定のコツを知ってSEOに活かしたい人
・キーワード選定の正しい手法や役立つツールを知りたい人

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目次

キーワード選定とは

キーワード選定とは、上位表示を狙うキーワードを選定する工程を指します。具体的には、自社サイトで上位表示を狙いたいキーワードを、売上観点や競合サイトとの兼ね合いを見て、優先順位をつけて決めていく作業です。

SEO対策をする上でキーワード選定が重要な理由

キーワード選定によって、サイト経由の売上が大きく決まります。

例えば、名古屋駅周辺で美容室を運営している会社が「名古屋駅 美容室 カラー」などのキーワードで上位表示ができれば、自社のサービスに興味を持つであろうユーザーを効率よく集めることができます。

また、そもそも競合サイトが強すぎて上位表示できないキーワードを選んでしまっても、サイトのアクセス数が上がらず、売り上げにつなげられないため、キーワード選定は重要です。

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キーワード選定する前にやるべきこと

ここでは、キーワードを選定する前に押さえておくべきポイントを3つ紹介します。

いきなりキーワード選定に入っても効果的なキーワード選定はできません。ここで紹介する3つのポイントを押さえて、自社サイトからの売上をアップさせられるようなキーワード選定をしていきましょう。

サイトのペルソナを明確にする

ペルソナを明確にすることで、自社サイトで執筆すべきコンテンツの方向性を明らかにできます。ペルソナとは、家族構成や趣味・悩みなどを想定して作り上げる架空の人物像のことです。

例えば、名古屋駅周辺で女性向け美容室を経営されているのであれば、ペルソナは「名古屋駅周辺に住んでいる30代主婦」などと想定できます。

このようにペルソナを想定することで、ペルソナがどんな悩みを抱え、どのようなキーワードで検索行動を起こすかを想定できるため、キーワード選定がしやすくなります。

ペルソナを集めるためのサイトコンセプトを設定する

サイトのターゲットやペルソナを明確にしたら、そのペルソナを集めるためのサイトコンセプトを設定しましょう。ペルソナに合ったサイトコンセプトを設定することで、より一層キーワードが選びやすくなるからです。

例えば、先ほどあげた「名古屋駅周辺に住んでいる30代主婦」をペルソナに据えた美容室のサイトを作るとしましょう。

その場合、「名古屋駅周辺の女性の美容室選びの悩みを解決するメディア」などのコンセプトを設定することで、

  • どんな情報を書けば良いか
  • その情報に合わせてどんなキーワードを選定すればよいか

の方向性を決めることができます。

また、チームでサイトを作り上げていく場合、関わる人の意識も統一しやすくなるため、サイトコンセプトは設定するようにしましょう。

キーワードの種類を押さえておく

SEO対策としてキーワード選定を実施するなら、キーワードの種類について理解しておきましょう。

  • ビッグキーワード
  • ミドルキーワード
  • ロングテールキーワード

上記3つの違いを押さえておけば、効果的なキーワード選定が可能になります。

一般的に、キーワードの種類は「検索ボリュームごと」に分類されます。詳しいキーワードの種類については、次の項目を参考にしてください。

キーワードの種類

ここでは、先ほど挙げた

  • ビッグキーワード
  • ミドルキーワード
  • ロングテールキーワード

の違いについて、それぞれ解説します。

ビッグキーワード

ビックキーワードは検索ボリュームが10,000を超えるキーワードを指します。「SEO対策」など1語で成り立つものが多いです。

検索上位を獲得できれば、サイトへの流入数は大きく増加するでしょう。さらに、多くの検索意図やニーズを含んでいるため、関連キーワードからの流入も見込めます。

ただし検索ボリュームが大きい分、競合サイトの数は増えます。加えて、公的機関や公式サイトが上位を占めている場合も多いため、検索上位に自社サイトを表示させるのは簡単ではありません。

そんなビックキーワードで上位表示を狙う方法を、以下の動画で詳しく解説しているため、気になる方はあわせてご覧ください。

参考:ビッグキーワードで上位表示させて、問い合わせを増加させる方法。

ミドルキーワード

ミドルキーワードとは、検索ボリューム1000〜10000程度のキーワードを指します。2語の組み合わせであることが多いです。

具体的なキーワード例として、以下のようなものがあげられます。

  • SEO対策 やり方
  • ホームページ 作り方

2語の組み合わせで成り立つことが多いため、ビックキーワードに比べて検索意図の絞り込みが容易です。例えば、上記の「SEO対策 やり方」であれば、SEO対策のノウハウを詳しく知りたいという検索意図が読み取れます。

参考:検索意図とは?SEOにおける重要性や調べ方を徹底解説

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは、検索ボリュームは1,000回未満のキーワードを指します。3語以上で成り立つものが多いです。(1000回未満は平均的な目安です。業界・テーマによっては100回未満となることもあります)

具体的なロングテールキーワードの例としては、以下のようなものがあります。

  • 大学4年 夏 内定なし
  • 東京 一人暮らし 地域

ロングテールキーワードは検索ボリュームが小さい分、ライバルも少なく、選定できるキーワードの幅も多いため狙い目です。うまく選定できれば、簡単に上位表示ができ、売り上げに繋げられるでしょう。

また、「大学4年 夏 内定なし」のように、何に悩んでるかがかなり具体的にわかるキーワードも多いため、コンテンツも作りやすいです。

参考:ロングテールキーワードとは?SEOに効果的な選び方と活用方法

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初心者でもできるキーワード選定のやり方

ここでは、初心者でもできるキーワード選定のやり方を紹介します。

ここまで解説してきたキーワード選定に関する基礎知識を押さえて読みこんでいただければ、SEO初心者の方でも検索上位が狙えるキーワード選定が行えるようになります。

メイントピックに関するビックキーワードを選定する

まずは、サイトのペルソナに応じたメイントピックに関するビックキーワードを決めましょう。

ベンチャー企業の転職メディアを作るのであれば、

  • ベンチャー企業とは
  • ベンチャー企業 転職

などのキーワードがそれにあたります。

実際、「ベンチャー企業とは」というキーワードは40500ほどの検索ボリュームがあります。(Ubersuggest調べ)

ツールを活用してミドル・ロングテールキーワードを洗い出す

ビックキーワードを選定したら、ツールを利用してミドル・ロングテールキーワードを洗い出します。基本的には自サイトにとって重要かつ関連性が最も高いキーワードを軸として、その関連キーワードを洗い出しましょう。

ミドル・ロングテールキーワードを洗い出すには、キーワードプランナーやラッコキーワードを利用するのがおすすめです。無料で利用でき、数多くの関連キーワードがすぐに洗い出せます。

実際に「ベンチャー企業とは」で調べると、以下のように一覧化されて出てきます。

キーワードをグルーピングする

キーワードの選定時は、検索意図が近いキーワード同士をグルーピングするのも大切です。しっかりとグルーピングができていれば、少ないページ数でより多くのキーワードを対策できます。

例えば、

  • ベンチャー企業 年収 低い
  • ベンチャー企業 給料 安い

などは、検索意図が同じになります。

このような検索意図が近いキーワードを戦略的にコンテンツにまとめれば、コンテンツ群や一つ一つのコンテンツのSEO評価を高めることも可能です。結果としてサイト構造が分かりやすくなり、検索エンジンからも読み解きやすく、評価を得やすいサイトとなります。

このような戦略を「トピッククラスターモデル」と呼び、SEO対策にも役立つ手法であることを覚えておきましょう。

トピッククラスターモデルについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:トピッククラスターの作成と内部リンク対策

それぞれのキーワードの検索ボリュームを調べる

関連キーワードや対策すべきキーワードが絞り込めたら、各キーワードの検索ボリュームを調べましょう。

検索ボリュームの調べ方についてはいくつかあるものの、

などを利用するのが一般的です。

絞り込んだキーワードに優先順位をつける

検索ボリュームや競合サイトの調査を実施したら、キーワードに優先順位を付けましょう。優先順位をつければ、その後の対策も考えやすくなります。

優先順位をつけるために持っておくべき視点は、主に以下の2つです。

  • 流入数が取れるかどうか
  • 競合に勝てるかどうか

検索上位が取れたとしても、検索ボリュームが小さくてサイトへのアクセスがなければ意味がありません。そのため、先ほどの手順で調べた検索ボリュームを元に、上位表示した時にある程度のアクセス数が見込めるかどうかをまずチェックしましょう。

次に、競合に勝てるかどうかをチェックしましょう。検索ボリュームだけを見て、上位表示後のアクセス数が期待できるからといって、いきなり執筆するのはよくありません。ビッグキーワードの場合、競合が有名サイトである可能性が高いからです。

上記2つの観点で、どのキーワードから対策していくかを優先順位づけして、キーワード選定は終了になります。

キーワード選定に使うべき情報

ここからはキーワード選定に使うべき情報を4つ紹介します。それぞれどのように活用すべきかまで具体的に解説しているため、効果的に検索上位を狙うためのキーワード選定に役立ててください。

サジェストキーワード

サジェストキーワードは、検索エンジンで何かを調べたいときに表示される「検索候補」のことです。たとえば「SEO」と検索をかけると、「SEO とは」「SEO 対策」などの候補が表示されます。

検索候補として表示されるのは、ユーザーの検索頻度や関連度合いによって選ばれるものがほとんどです。そのため、コンテンツの関連性を高めるためにも、サジェストキーワードは積極的に取り入れるのが良いでしょう。

関連キーワード

関連キーワードは、検索キーワードに対して関連性が高いと判断されるキーワードのことを指します。Googleサジェストキーワードや「他の人はこちらも検索」といった部分から取得できるため、一度チェックしてみましょう。

また、検索結果の一番下に表示されるキーワードは「再検索キーワード」とも呼ばれ、実際にユーザーが検索した結果をもとに表示されているものも多いです。そのため、ニーズを満たすコンテンツを作るためには欠かせません。

関連キーワードを活用すれば、本来狙っていなかったニーズを拾い上げることも可能となります。質の高いキーワード選定をしたいなら、活用すべき情報の一つです。

サイトの流入キーワード

サイトの流入キーワードを知れば、どのような検索ワードで流入数が増えているかを確認可能です。

流入キーワードを調べる方法として、Googleサーチコンソールが主に活用されています。Googleが無料で提供しているサービスで、サイトの流入キーワードを調査するのには欠かせません。

流入キーワードが把握できれば、どのようなニーズを満たしているのか・どのようなキーワードの対策が足りていないかが分かります。結果としてコンテンツの見直しや、SEOの改善につなげられるでしょう。

特に、本来狙っていなかったキーワードからの流入が多い場合は、流入しているキーワードに合わせてリライトをしたほうがより高い効果が得られる場合もあります。

以下の記事で詳しく解説しているため、そちらも合わせてご覧ください。

参考:Googleアナリティクスとサーチコンソールを使った効率的な記事リライト戦略

知恵袋などのQ&Aサイト

Yahoo!知恵袋をはじめとした各種Q&Aサイトには、ユーザーのリアルな疑問が多数投稿されています。ペルソナの具体的な悩みを知れば、どのキーワードを活かすべきかのヒントを得られ、お宝ワードに巡り合えるかもしれません。

うまくいけば、ほとんど競合のいないキーワードでコンテンツの作成が可能です。サイトの評価向上にもつながるため、知恵袋にどのような疑問・悩みが投稿されているかはチェックしてみましょう。

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無料で使えるおすすめのキーワード選定ツール

キーワード選定をするとき、どのツールを利用すべきか悩む人は少なくありません。ここでは無料で使えるおすすめのキーワード選定ツールとして、以下の4つを紹介します。

  • Googleキーワードプランナー
  • Ubersuggest
  • ラッコキーワード
  • aramakijake

各ツールの特徴や詳細について、内容を見ていきましょう。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Googleが提供しているキーワード検索ツールです。検索数の把握はもちろん、検索需要や競合性が把握できるのはメリットといえるでしょう。

また、実際に検索された内容をもとにキーワードが生成されるため、関連キーワードや集客力の高いキーワードかの判断にも利用できます。キーワード選定に役立つさまざまな機能が利用できる、総合的なツールの一つです。

ただし、Google広告を出稿してない場合には100〜1000、1000〜10000のようにざっくりとした検索ボリュームしかわからないため、そこは注意してください。

Ubersuggest

Ubersuggestはキーワード・サイト・被リンクの調査などに役立つSEOツールです。回数や一部機能に制限はあるものの、無料で高品質なデータを取得できます。

また、GoogleChromeの拡張機能としても提供されており、以下2つのデータを1日40回まで取得可能です。

  • 検索したキーワードのデータ確認
  • 競合サイトのデータ確認

数値やデータに関してはGoogleキーワードプランナーよりも詳細なものが表示されます。詳しいデータをもとにキーワード選定をしたいのであれば、Ubersuggestを利用してみましょう。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、検索ワードに対するサジェストキーワードを素早く取得してくれるツールです。どのようなキーワードが関連しているかが一目でわかるため、コンテンツの制作に役立つでしょう。

加えて、「Q&A取得ツール」や「共起語取得ツール」を使えば、検索意図の調査や単語の言い換えを網羅することも可能です。

ただし、ラッコキーワードでは検索ボリュームをチェックできません。そのため、ラッコキーワードで取得したキーワードの検索ボリュームをGoogleキーワードプランナーで調べるのがおすすめです。

aramakijake

aramakijakeは、検索ボリュームを調べるのに特化したツールです。「検索数予測ツール」と「競合検索数予測ツール」が用意されており、どちらも無料で利用できます。

検索順位ごとのアクセス数を想定してくれるため、検索上位を獲得できればどのくらいの流入が見込めるかが把握できるのも特徴の一つです。サイトへの流入数が気になるのであれば、ぜひ活用してみてください。

正しくキーワード選定して検索上位を目指そう

キーワード選定は、正しい手法で実施するのが大切です。闇雲に対策キーワードを選定しても、期待した効果は得られません。

自社の見込み顧客を見極め、そのターゲットを効率よく集めるためのキーワード選定を行えば、サイトのアクセス数ならびにサイト経由の売上をアップさせることが期待できます。

本記事で紹介した内容をもとに、ぜひ正しい方法でのキーワード選定に取り組んでください。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

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NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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