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ポータルサイト、ECサイトなどのデータベース型のサイトは、複雑なシステムやサイト構成になるため、SEOにおいて内部の問題が起きやすいです。
SEOで内部のマイナスポイントがあると、サイト全体でGoogleからの評価が下がってしまいます。
サイトの順位が上がらないからと言ってコンテンツの見直しなどをおこなっても、内部のマイナスポイントが消えないと中々順位改善が難しいです。
逆にいうと、内部のマイナスポイントを改善すれば、多くのKWで順位改善が可能ですので、是非この記事の手法を実践してみてください。
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大きく分けて3つの手法に別れる
・Googleサーチコンソールでマイナスポイントを見つける
・Google検索結果からマイナスポイントを見つける
・サイト目視チェックでマイナスポイントを見つける
上記の観点から約50項目のチェックポイントがあります。(弊社ではこれを実行している)
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Googleサーチコンソールでマイナスポイントを見つける
- サーバーエラー(5xx)
- 重複コンテンツ
- 低品質ページ(内容が薄い、旧ページ)
- コアウェブバイタル(CWV)
- noindex制御
- canonical制御(URL正規化)
- robots.txt
- 404、ソフト404ページ
- 404内部リンク
- 構造化マークアップ
- XMLサイトマップの送信
これ以外にも細かい項目はありますが、一部を抜粋して紹介しました。
さらにここから改善インパクトが大きいものを3つ、詳しくやり方を紹介します。
・サーバーエラー
サーバーエラーになるページが内部でリンクされていることが多いため、この場合はGoogleから大きなマイナス評価をくらっています。
重要なページから5xxエラーページへのリンクがある場合、その重要なページの順位は低くなります。ユーザービリティの観点でエラーページはユーザー体験を損ねるため、Googleはそのページを低く評価すると考えています。
・重複コンテンツ
「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」の2つに注目。
代替ページはcanonialがあるので大きな問題ではありませんが、想定していない不要なページが存在している場合があるのでチェックしてください。
重複しています。の方は完全に重複ページになりますので、不要なページを見つけて正しいページへ301リダイレクトをかけます。
重複ページで大きなマイナス評価を受けるパターンとして、以下の2パターンが多く見られます
- URLパラメータの制御が誤っており、意図しないパラメータが付加されたページが生成されている
- 昔使っていたページがまだ存在している。
特に後者はひどいパターンで、Googleから強いマイナス評価を受けやすいです。
補足
サーチコンソールで重複が多すぎる場合、1000件までしか確認することができません。
その場合、改善するべき重複ページを見逃すことが多い
↓↓2つ方法ある
- サイトマップを細分化するとサイトマップごとに1000件まで出せるようになる
- Googleで「site:ドメイン キーワード」で検索して、下層ページまで目視チェックする
例えば不動産会社だったとして「site:不動産.com 新宿 賃貸」で検索して下層ページ目で目視チェックし、不要なページがないか探す。
工数はかかるが、主要キーワードすべてでチェックして、地道に重複ページ改善していきましょう
・低品質ページ
「クロール済み – インデックス未登録」「検出 – インデックス未登録」の2つに注目。
ここにはインデックス登録するつもりで作っているページで、Googleに低評価を受けてインデックスされていないページが表示されます。(そうではないものも混じっているため精査する)
※ECサイトでカテゴリ、商品設計をしっかりして上位化を狙っていたのに、そもそもページの半分がインデックス未登録…なんてことも珍しくありません
低評価される要因としては、2つあります。
- ページのコンテンツが乏しい
- 内部、外部リンクの評価が弱い
1.ECの商品一覧であれば商品点数が極端に少なかったり、紹介文の文字コンテンツが少ない要因があります
2.Googleはページをインデックスするかの評価に、外部・内部リンクを含めています。外部からリンクを貼るのがベストですが、まずは簡単にできる内部リンクを見直してみましょう。
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Google検索結果からマイナスポイントを見つける6選
①重点キーワードでの競合とのUI/UXの差
競合と比べてユーザーが使いやすいページになっているか。使いにくいページだとユーザーの離脱が起き、順位が下がる
②重点キーワードでの競合とのコンテンツ有無の差
ECサイトであれば商品点数の差、ポータルサイトであれば店舗数の差、そのほか口コミや+αの情報、テキストボリュームなどの差
③タイトルがSERPS上で正しく表示されているか
表示させたいキーワードがカットされていないか、改変されていないか
④キーワードに対して正しくタイトル設計されているか
サイト運営者の主観でキーワードを決めるのではなく、キーワードプランナーでユーザーが検索するキーワードにあわせてタイトル設計できているか
⑤表示させたいページが正しく表示されているか
自社サイト内で上位に表示させたいページとは別のページが表示されていないか
表示されるページによってCVに大きく差が出るため、定期的にチェックする
⑥競合と比べてリッチリザルトが表示されているか
表示されていなければ構造化マークアップを入れる
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サイト目視チェックでマイナスポイントを見つける5選
①パンくず設計
正しい階層構造になっているか。末端のページまですべてチェック
②内部リンク設計
ユーザー観点での内部リンク設計、SEO観点で重要ページに内部リンクを集められているか
③検索意図に沿ったページ設計になっているか
検索意図に沿っていないと順位が低くなるため、その場合は上位サイトと比較する
④ブランド力、権威性をユーザーに伝えられる設計になっているか
ブランド力、権威性をユーザーに伝え、ユーザーの記憶に深く留めるため
ユーザーがよく閲覧するページに自然な形で、ブランドの思いや強みなどを記載、詳細ページへ遷移させる設計をする
⑤どのサイトよりもユーザー課題/意図を解決できるコンテンツを持っているか
これはSEOの範疇を越えた商品やサービスの独自性にも関係してきますが、ユーザーに選んでもらうための確固たる理由が必要です。
例)さまざまなメーカーの商品を扱うECサイトで、他サイトと同じ商品を扱っているとしても、商品の写真や説明を充実させたり、口コミを集めて比較検討するユーザーへ役立つコンテンツを充実させる
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