URLの正規化とは?SEOとの関連性や確認方法、対策を解説

URLの正規化を行うと、SEOへの良い影響を期待できます。検索エンジンからの評価を分散させなくするからです。

この記事では、URLの正規化の詳細や具体的な対策、自サイトで正規化できてるか確認する方法を解説します。

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この記事で分かること
・URLの正規化が大切な理由
・URLの正規化ができていない例
・URLの正規化をチェックする方法
・URLの正規化を設定する方法

こんな人におすすめの記事です
・URL最適化において、どこをチェックすればいいのかわからない
・URL最適化の対策を知りたい

目次

URLの正規化とは?

URLの正規化とは、サイト内に同じ内容や類似したページが複数ある場合に、検索エンジンに評価されるURLを1つに統一する施策です。

wwwの有無など、本来は同じページであるものの、違うURLとしてみなされてしまうものが正規化すべき対象となります。

例えば、「https://ny-marketing.co.jp/」と「https://www.ny-marketing.co.jp/」などは正規化すべき対象です。

なぜなら、wwwがついてるか否かだけで、本来的には同じページだからです。

上記のように、同じページとして判断して欲しいURLをGoogleに伝える工程を「URLの正規化」と呼びます。

URLの正規化が必要な理由

なぜURLの正規化が必要なのか、その理由を3つ解説します。

  • 重複コンテンツと認識され、評価が下がってしまう
  • クローラビリティが悪化する
  • 被リンクを正しく受けられなくなる

重複コンテンツと認識され、評価が下がってしまう

1つ目の理由は、URLの正規化を行わなければ、検索エンジンから重複コンテンツと認識され、サイトの評価が低くなる恐れがあることです。

重複コンテンツとは、同じURLや複数ドメインにまたがって、同じもしくは類似したコンテンツがあることを指します。

そして、重複コンテンツはGoogleからの評価を下げる行為なため、URLの正規化が必要なのです。

また、検索エンジンはサイトの評価を行うとき、URLごとにページを評価しています。

そのため、URLの正規化を行っていなければ、「同じ内容だが、URLが違う」ページが複数存在すると判断されてしまうのです。

例えば、「https://ny-marketing.co.jp/」と「https://www.ny-marketing.co.jp/」などは、wwwがついてるか否かは違えど、内容自体は何も変わりません。

しかし、上記2つのURLを正規化してないと、重複コンテンツだと見なされてしまい、Google上での評価を下げてしまいかねないのです。

重複コンテンツと認識され、SEO評価を下げないためにも、URLの正規化は必須の作業になります。

クローラビリティが悪化する

2つ目の理由は、URLの正規化を行わないと、クローラビリティが悪化することです。

URLを正規化していなければ、クロールしなくていいURLまでクロールしようとします。

「https://ny-marketing.co.jp/」だけクロールすればよいところを、正規化してないがゆえに「https://www.ny-marketing.co.jp/」を違うURLとしてクロールするとなると、効率がおちてしまいます。

もちろん、検索結果に表示されるためにはクロールされることが必須です。

しかし、クロールするページが多いとインデックス登録にも時間がかかるようになり、結果として検索上位に表示されづらくなります。

そうならないためにも、URLの正規化を行うようにしましょう。

被リンクを正しく受けられなくなる

URLが正しく正規化できていなければ、それぞれのURLに被リンクが分散し、被リンクの効果が薄くなってしまいます。

例えば、URLの正規化を行わない状態で、「https://ny-marketing.co.jp/」と「https://www.ny-marketing.co.jp/」がそれぞれ被リンクを受けていた場合、被リンクの効果が分散してしまうのです。

その反面、URLが正規化されていれば、被リンクの効果を分散させずに済みます。

被リンクの効果を分散させないためにも、URLの正規化は行うべきです。

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URLが正規化されていないパターン

URLが正規化されていないパターンは、以下の6つです。あなたのサイトで以下のパターンがないか、チェックしてみてください。

  • wwwのあり・なし
  • index.htmlのあり・なし
  • 暗号化(https://とhttp://)のあり・なし
  • パラメータのあり・なし
  • パソコンとスマホによるURLの違い
  • スラッシュのあり・なし

wwwのあり・なし

URLに「www」があるもの・ないものの両パターン存在する場合、「301リダイレクト」の設定を通じたURLの正規化をしましょう。

確認ポイント
 https://www.abc.com https://abc.com

index.htmlのあり・なし

URL最後の「index.html」があるもの・ないものの両パターンが存在する場合、「301リダイレクト」の設定を通じたURLの正規化をしましょう。

確認ポイント
 https://www.abc.com https://www.abc.com/index.html

暗号化(https://とhttp://)のあり・なし

暗号化「https」の「s」があるもの・ないものの両パターンが存在する場合、「301リダイレクト」の設定して、URLの正規化をしましょう。

「s」のついていない「http://」は、セキュリティの信頼性が担保されていないURLとみなされます。そのため、Googleも「https://」を推奨しています。

URLの正規化観点だけではなく、「https://」つきURLを使用したセキュリティ対策は行っておきましょう。

確認ポイント
 https://www.abc.com http://www.abc.com

パラメータのあり・なし

パラメータのあるもの・ないもの両パターンが存在する場合、「canonicalタグ」でのURLの正規化をおすすめします。

パラメータによってページ内容が明らかに変わる場合は不要ですが、それ以外の用途のパラメータの場合はcanonicalタグを付与することを推奨します。

(厳密な判断は難しいため、大規模サイトの場合は専門家に相談すべきです)

確認ポイント  https://abc.com/?ad=123456 https://abc.com

パソコンとスマホによるURLの違い

パソコンとスマートフォンで違うURLが設定されている場合は、URLの正規化をしましょう。

PCとスマホでURLが違う場合の対処法は、以下の記事で詳しく解説しているため、合わせて読んでみてください。

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確認ポイント
 パソコンの場合:https://abc.com スマホの場合:https://sp.abc.com

スラッシュのあり・なし

URL最後のスラッシュがあるもの・ないものの両パターンが存在する場合、URLの正規化をしていずれかに統一しましょう。特に理由がなければ、URLが少しでも短くなるよう、スラッシュなしURLへの統一をおすすめします。

確認ポイント
 https://www.abc.com/ https://www.abc.com

URLの正規化を確認する方法

ここでは、ページのURL正規化ができているか確認する方法を2つ解説します。

Google Search ConsoleでURL正規化を確認

Google search consoleを使ってURLの正規化を確認できます。以下の手順で確認してみてください。

 <Google Seach Concole でURL正規化を確認する方法>

  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 左のメニューの「URL検索」選択する
  3. 検索欄で検索したいURLを入力する
  4. カバレッジ欄を開く
  5. 「ユーザーが指定した正規 URL」と「Google が選択した正規 URL」が同じであることを確認する

URL正規化をするための対策

ここでは、URLの正規化をするための対策を2つ紹介します。

  • 301リダイレクトでURLを正規化する
  • canonicalタグでURLを正規化する

301リダイレクトでURLを正規化する

「301リダイレクト」とは、アクセスしたURLから別のURLに転送する処理です。

「.htaccessファイル」に転送先を記載してサーバーにアップロードすると、リダイレクト処理を実装できます。このリダイレクト処理を通じて、URLの正規化を実現することができるのです。

例えば、以下の2つのURLがあった場合、②のページから①のページにリダイレクトをかけると、URLの正規化が行えます。

 ①https://www.abc.com

 ②https://www.abc.com/index.html

canonicalタグでURLを正規化する

canonicalタグとは、重複したコンテンツを検索エンジンに評価してほしい1つのURLに統合するタグです。

重複しているページの<head>内に<link rel=”canonical” href=”評価を集めたいページのURL”>を追記すると、正規化できます。

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URLの正規化について、詳細ややるべき理由、具体的な対策方法まで解説してきました。

URLの正規化は、サイトの質をあげるためにも必須の対策です。

複数URLでGoogleの評価を分散させず、正しく評価される質の良いサイト作りを行いましょう。

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この記事を書いた人

SEO歴13年、過去に月間1億PVまでWebサイトをグロース。ポータルサイトSEO、コンテンツマーケティングSEOなど、幅広いジャンルの順位UP・売上UP実績が豊富。YoutubeでSEO動画を大量配信中。『オリジナルSEOハンドブック【無料】』を配布中!!

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