内部リンクとは?SEO効果を高める6つのコツやチェック方法を解説

内部リンクの最適化は、SEOの重要施策の1つです。内部リンクを最適化すると、インデックスされやすくなったり、ユーザーがサイトに滞在する時間の増加が期待できたりと、たくさんのメリットがあります。

そこでこの記事では、内部リンク最適化のコツや、効果が出ているかチェックするための方法を解説します。

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この記事で分かること
・内部リンクがSEO対策に欠かせない理由がわかる
・内部リンクを最適化する方法がわかる

こんな人におすすめの記事です
・SEO対策のために必要な内部リンク施策を知りたい人
・内部リンクについて理解したい人

目次

内部リンクとは?

内部リンクとは、同じサイト内の異なるページをつなぐリンクのことです。

例えば、記事内に別の記事のURLを貼り、「詳しくはこちらの記事をご覧ください」と紹介するパターンなどが代表として挙げられます。

次に、内部リンクの役割や外部リンクとの違いについて解説します。

内部リンクの役割

内部リンクの役割は、クローラーとユーザーの巡回しやすさを上げることです。

内部リンクを適切に設置することで、検索順位を決めるクローラーの巡回がしやすくなります。加えて、ページ同士の関連性を高めることができ、サイト評価の向上が期待できます。

また、サイトに訪れたユーザーも、内部リンクを通じて様々な情報を入手できます。

クローラーとユーザーに対してもたらされる以上の2つが、内部リンクの重要な役割です。

内部リンクと外部リンクとの違い

内部リンクがWebサイト内のリンクであるのに対し、外部リンクは自サイトと外部サイトをつなぐリンクのことを言います。

そして、外部リンクには

  • 外部被リンク
  • 外部発リンク

の2つがあります。

自社サイトが外部サイトからリンクされることを「外部被リンク」といいます。例えば、自社で書いた記事が、他社のサイトでおすすめ記事として紹介されてた際に、URLを貼ってもらうことなどが代表的な外部被リンクの例です。

また、自社サイトから外部リンクに対してリンクを貼ることを、「外部発リンク」といいます。自社サイトにない情報が書いてある記事に対して、「より詳しい情報は、こちらのサイトにわかりやすく載っています」などと添えて、外部サイトに対してリンクを貼ることなどが一例としてあります。

SEO評価の高いサイトから外部被リンクをもらうことや、公的機関のページに対して外部発リンクをすることも、Googleから評価を受けやすいサイトづくりのポイントになります。

そのため、内部リンクを整えるのと同時に、外部リンクの対策も進めていくようにしましょう。

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内部リンクで期待できるSEO効果

ここでは、内部リンク最適化によって期待できるSEOの効果を3つ解説します。

  • クローラーの巡回しやすさが上がる
  • ページ同士の関連性が高くなる
  • サイトの滞在時間が長くなる

クローラーの巡回しやすさが上がる

内部リンクを適切に貼ることで、クローラーの巡回しやすさが上がります。クローラーが内部リンクを経由し、ページからリンク先へのページに遷移しやすくなるからです。

Googleの検索結果で上位にサイトを表示させるためには、クローラーにWebサイトを巡回させる必要があります。この特性から、クローラーが巡回しづらいページはインデックスが遅くなる傾向にあります。

インデックスされやすいサイトを作るためにも、クローラーが巡回しやすいよう、内部リンクを適切に設置しましょう。

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ページ同士のつながりが高くなる

ページ同士のつながりが高くなることも、内部リンクの適切な設置によるメリットです。

内部リンクでページ同士が繋がっていると、「ページ同士のつながりの高いサイトである」とGoogleに伝えられます。

ある特定のテーマに関する記事群を内部リンクでつなぎ合わせることで、そのテーマに関して専門性の高いサイトだとGoogleに伝わり、E-A-Tの中の「専門性(Expertise)」が上がるのです。

▼E-A-Tについてより詳しく知りたい方はこちら

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このように、特定のテーマに関する記事群を内部リンクでつなぎ合わせること、またテーマごとに記事をグループ分けして管理する概念のことを、トピッククラスターと呼びます。

▼トピッククラスターについてより詳しく知りたい方はこちら(ちなみにこれも内部リンクです)

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サイトの滞在時間が長くなる

内部リンクを適切に設置することで、サイトの滞在時間が長くなります。サイトを訪れたユーザーが、内部リンクを経由して別のページを参照する可能性が高まるからです。

「より詳しい情報がほしい」と思うユーザーにとって、他サイトに行かなくても情報を収集できるサイトは、利便性の高いサイトだといえます。

Googleに「滞在時間が長いサイト」と認識されることで、「ユーザーが充実した情報を得られる質の良いサイト」と高く評価されやすくなります。

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内部リンクを最適化するコツ6選

内部リンクは貼ればよいというものではありません。貼り方にもポイントがあります。そのため、内部リンクが最適化できているか、以下の6つの点をチェックしてみてください。

  • 正規URLを貼る
  • リンク先の内容がわかるアンカーテキストにする
  • パンくずリストを設置する
  • HTMLサイトマップを作成する
  • 共通ナビゲーションに内部リンクを設置する
  • 質の良いページへ内部リンクを貼る

リンク先のURLを正規化しておく

リンク先のURLを正規化しておきましょう。リンク先のURLが正規化されてない場合、クローラーが複数パターンのURLを、それぞれ別のURLだと認識してしまうからです。

複数パターンのURLとは、例えば以下のようなものがあります。

  • 「www」があるものとないもの
  • 「https://~」と「http://~」

検索エンジンから正しく評価してもらうためにも、リンク先のURLはあらかじめ正規化しておきましょう。

▼URLの正規化をより詳しく知りたい方はこちら

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リンク先の内容がわかるアンカーテキストにする

内部リンクを貼る際は、リンク先の内容がわかるアンカーテキストにしましょう。アンカーテキストとは、リンク先のURLが貼られている文字列のことです。

例えば、アンカーテキストに「SEOとは?」と記載されているにも関わらず、リンク先でSEOと関係のないページが表示されるのであれば、ユーザーを混乱させてしまいます。そのため、アンカーテキストは貼った内部リンク記事の内容を示すようなものにしましょう。

また、「詳細はこちら」ではなく、「SEOについて知りたい場合はこちら」といったように、アンカーテキストだけでリンク先のページを想定できる文言にしましょう。クリックするユーザーも迷いがなく選択できますし、Googleにも伝わりやすいアンカーテキストになります。

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パンくずリストを設置する

パンくずリストとは、「サイト内のどの位置にいるか」を示す内部リンクです。ページの上部に表示されていることが多いです。

サイト内のページをカテゴリ分けしてパンくずリストを設置しておくことで、クローラーが巡回しやすくなります。

また、ユーザーにとっても、参照しているページのカテゴリを把握することができ、見やすいサイトになります。

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HTMLサイトマップを作成する

HTMLサイトマップとは、サイト内のページの構造を一覧化するファイルのことです。

HTMLサイトマップを作成しておくことで、クローラーがサイト構造を理解しやすくなります。

HTMLサイトマップは、Googleが認識しやすいようサイトのフッターに設置することがおすすめです。

共通ナビゲーションに内部リンクを設置する

共通ナビゲーションにも、内部リンクを設置しましょう。

共通ナビゲーションとは、

  • グローバルナビ
  • ヘッダー
  • サイドメニュー

など、サイトの全ページで共通して表示される部分のことです。

サイドメニューにバナー画像で内部リンクを貼る際は、altタグの設定を忘れないようにしましょう。

▼altタグについてより詳しく知りたい方はこちら

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評価を高めたいページへ内部リンクを貼る

評価を高めたいページに対して、内部リンクを貼るようにしましょう。内部リンクが多く貼られてるページは、重要なページだと認識されやすくなるからです。

また、この方法はビックキーワードで上位表示を狙う際にも有効です。ビックキーワードの記事を作りこみ、それに関連したテーマのミドルキーワード・ロングテールキーワードの記事からビックキーワードの記事に対して内部リンクを繋げることで、上位表示が狙える確率を挙げられます。

▼ビックキーワードで上位表示する方法をより詳しく知りたい人はこちら

Google Search Consoleを用いた内部リンクのチェック方法

自社サイトの内部リンクは、簡単に確認できます。ここでは、Google Search Consoleを使って内部リンクを確認する方法を解説します。

<Google Search Consoleで内部リンクをチェックする方法>

  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 画面左の「リンク」を選択する
  3. 内部リンク欄の「詳細」を選択する

Google Search Consoleにログインし、画面左の「リンク」を選択します。

内部リンク欄の「詳細」を選択すると、内部リンクの数やページを確認することができます。

内部リンクを設計する上での注意点

内部リンクは、適切に貼らなければユーザーにとって不便なサイトとなります。また、SEO上も悪影響を受けやすくなります。ここでは、内部リンクを設計する上での注意点を解説します。

  • 多すぎる内部リンクはSEO効果を弱める
  • 内部リンク先のページを削除した場合

多すぎる内部リンクはSEO効果を弱める

内部リンクは多く貼ればいいというものではありません。関連性のないページへの内部リンクが多すぎると、ユーザーにとって満足度の低いサイトになり、SEO効果が薄くなってしまいます。

内部リンクはむやみに増やしすぎることなく、クリックされるようなものを適切に貼るようにしましょう。

内部リンク先のページを削除した場合

内部リンク先のページを削除したり移転させたりした場合、リンクを選択した時にエラーとなってしまいます。

エラーの状態を残しておくとサイトの品質が下がるため、内部リンク先のページを削除した場合は、301リダイレクト(変更後のURLに転送する)を設定しましょう。

301リダイレクトの設定を行うためには、「.htaccess」ファイルをダウンロードし、転送設定について追記してサーバーに戻します。

301リダイレクトの設定が終わった後は、正しく動作しているかをリダイレクトチェックツール(https://ohotuku.jp/redirect_checker/)で確認しましょう。

内部リンクを最適化して質のよいサイトを作ろう

内部リンクは、Googleにもユーザーにもサイトを見やすくするために欠かせない施策です。

多くの内部リンクを貼ることを目的とせず、適切な位置にリンクを貼れるよう、記事を書く段階でリンク構造を設計しておくようにしましょう。

▼内部対策を全て網羅した記事はこちら

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この記事を書いた人

SEO歴13年、過去に月間1億PVまでWebサイトをグロース。ポータルサイトSEO、コンテンツマーケティングSEOなど、幅広いジャンルの順位UP・売上UP実績が豊富。YoutubeでSEO動画を大量配信中。『オリジナルSEOハンドブック【無料】』を配布中!!

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