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「重複しています。google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」の対処法

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サーチコンソールで重複ページとして検出される事象は、EC・ポータルサイトにおいて特に多く発生することが多いですが、WordPressを使用したサービスサイトでも頻発しがちなので、注意が必要です。重複ページが多い状況は、評価を集めたいページが正しく評価されづらい状況だからです。

EC・ポータルサイトにおいては、検索機能が複雑で、パラメータ制御をしているサイトで特に重複が発生しやすいため、EC・ポータルサイト運営者は要チェックする必要があります。

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この記事でわかること
・サーチコンソールを使った重複ページの確認方法
・重複ページの種類に対する、それぞれの改善方法

こんな人におすすめの記事です
・サーチコンソールで検出される重複ページの改善方法を知りたい方
・EC、ポータルサイト運営者でSEOの内部改善をしたい方

目次

サーチコンソールを使用した重複ページの確認方法

内部SEO改善のやり方は検索結果(SERPs)目視チェックや、サイト目視チェックなど様々ですが、今回はサーチコンソールを使用した重複ページの改善方法を紹介します。

サーチコンソールにはGoogleからのアラートが多く記載されているため、サーチコンソールを使った内部改善は、内部SEOの基本と言えます。

サーチコンソールにおいて、以下2つの確認方法で表示されるURLが、重複ページの対象となります。重複ページが発生していないか確認してみましょう。

①メニュー「ページ」>「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません

②メニュー「ページ」>「重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました

それぞれ、発生要因としては

※①→canonical未設定

※②→canonical設定はあるが、Googleが別URLを正規URLとして判断している場合

が要因で発生しやすいです

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サーチコンソールで表示される重複ページの種類は大きく5つ

上記①②で表示される低品質ページの種類は、大きく以下5つに分類されます。

  1. URLパラメータが原因の重複ページ
  2. 想定していないページが生成されている重複ページ
  3. 旧ページがまだ残っている
  4. 近しい条件のページでコンテンツがほぼ同一
  5. 正規URLと非正規URLが内部リンクとcanonicalで混在している

いずれも深刻な状況のため、早急に改善が必要です。

重複ページの種類に対するそれぞれの改善方法

上記で紹介した5つの種類の重複ページの改善方法を実例とともに解説します。

URLパラメータが原因の重複ページ

(実例)
ポータルサイトにおいて、検索ページのパラメータを詳細ページまで引き継いでしまっており、詳細ページのcanonical設定が不充分なため重複ページが発生している

(改善方法)
canonical設定か301リダイレクト設定をする
(※ベストは301リダイレクトだが、サイトの構造上不可能な場合は、canonicalを正しく設定する)

想定していないページが生成されている重複ページ

(実例)
・WordPressで投稿型で一覧で表示するコンテンツを作成した際、投稿ごとの詳細ページが勝手に生成されている
・WordPressのプラグインが悪さをし、記事内の画像1つ1つの個別ページが生成されている

改善方法
ページ削除と301リダイレクト、あるいはnoindex
(※ベストはページ削除と301リダイレクトだが、対応が難しい場合はnoindexにする)

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旧ページがまだ残っている

(実例)
システムが複雑だったりメンテナンスが甘い場合に発生

改善方法
ページ削除と301リダイレクト

近しい条件のページでコンテンツがほぼ同一

ポータルサイトの例

(実例)
隣接エリアor大小の階層のページ間で、リストがほぼ同じ

改善方法
ベストはそれぞれ固有で評価されるように、リストを差別化するか付随コンテンツを追加
(※無理な場合、どちらかのページにcanonicalを向ける)

求人ポータルサイトの例

(実例)
同一ブランドで〇〇店、〇〇店と複数あり、求人内容が似通っている

改善方法
それぞれ固有で評価されるように、固有情報を盛り込んでブラッシュアップする
(※無理なら妥協してどちらかにcanonicalを向ける方法があるがおすすめしない)

正規URLと非正規URLが内部リンクとcanonicalで混在している

(実例)
末尾「/」有り無しや、index.htmlの有り無しなどの、正規URLと非正規URLが、内部リンクとcanonicalで混在している

改善方法
内部リンク、canonical、XMLサイトマップの全てにおいて正規URLを統一させる

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まとめ│重複ページ改善のSEOインパクトは大規模サイトほど大きくなるため、優先度高く対応するべき

重複ページの改善は大規模サイトほど、特に改善インパクトが大きいです。

例えば、重複ページを改善したことで、ポータルサイトですべてのキーワードで圏外だったサイトが、半年で1~2ページ目にランクインした事例があります。(低品質ページの改善も並行して実施)

重複ページを解消したことで、クロールバジェットが最適化され、クローラビリティが向上し、評価を集めたいページが早く評価されるようになったのです。この施策により結果としてサイト全体の評価向上にもつながりました。

弊社NYマーケティングはSEO歴14年のナレッジと実績があります。特に、ECやポータルサイトといった大規模サイトの内部SEOを得意とし、ポータルサイトのPV数を月間1億PVまで伸ばした実績があります。今回のようなテクニカルな内部SEO対策でお困りな際は、お気軽にお問い合わせください。初回無料相談を承っております。

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この記事を書いた人

中川裕貴のアバター 中川裕貴 1億PVの男

Twitter:@ny__marketing
NYマーケティング株式会社 代表取締役。
オトコなら誰でも知っている『ポケパラ』をつくった人。最大で月1億PVまでグロース。その後、NYマーケティング株式会社を創業。大規模サイトSEOが得意。YouTubeでは鬼マニアックなSEO情報を発信中。
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